アイドル失格

安部若菜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041121689
ISBN 10 : 404112168X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
 NMB48
追加情報
:
四六判 / 208ページ

内容詳細

NMB48の安部若菜が本気で描く、禁断の「アイドル×オタク」恋愛小説!

僕と彼女は、決して結ばれない運命なのだ-- 選ぶのは、恋か、夢か。

冴えない日々を送る大学生のケイタは、4人組アイドルグループ「テトラ」のセンター・実々花の熱烈なオタク。
叶わないと分かりつつも本気で恋をしていた。
一方、高校3年生の実々花は、グループの人気が順調に上がり、熱心に応援してくれるケイタの好意を嬉しく思いながらも、
将来に漠然とした不安を抱えていた。
ある日、実々花は母親との衝突をきっかけに自暴自棄になり、
SNSの情報を頼りに思わずケイタのバイト先へ向かってしまう――。

NMB48の現役アイドルが本気で描く、切なくも希望に溢れた青春小説


《著者情報》
安部 若菜(アベ ワカナ)
大阪府出身、20歳。NMB48のメンバーで、現役大学生。
性格は内向的で、小さい頃は友達が出来ず、本が友達な幼少期を過ごす。毎日図書室に通い、1年で100冊程の小説を読んでいた。高校に進学するも、学校に行かなくていい方法を日々探していた。アイドルなら学校に行かなくて済むのではないかという考えと、アイドルが好きだった憧れからオーディションを受け、2018年1月、NMB48に合格する。小説、落語、投資と様々なジャンルで積極的に活動の幅を広げており、今後も「100通りの楽しみ方ができるアイドル」として活動中。

【著者紹介】
安部若菜 : 2001年7月18日生まれ、大阪府出身。2018年1月、NMB48に合格。“100通りの楽しみ方ができるアイドル”として、小説、落語、投資と様々なジャンルで積極的に活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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この小説は、アイドル×オタクというテーマ...

投稿日:2022/11/23 (水)

この小説は、アイドル×オタクというテーマでありながら、本当に素晴らしい青春ジレンマが描かれていたのです。 その描写はとてもリアルで、小説の世界に入り込むことができました。 でもやっぱりフィクションなので、「あ、これ本当にフィクションなんだ」と思う瞬間があります。 わかぽんがとても上手に書いてくださったので、読んでいて複雑な気持ちになりました。 ある登場人物を応援して微笑む幸せ。 ある登場人物に腹を立て、罵倒する。 ある場面では悲しくなって泣く 安部若菜のファンとしては、特に主人公の2人にわかぽんらしさを随所に感じることができました。 きっとこの本は安部若菜にしか書けない! アイドル×オタクというテーマでありながら、意外とどの年代でも読みやすい作品だと思います。 大人にとっては、10代、20代前半の頃の葛藤を思い出すことができます。 親は、アイドルという生き方の難しさやジレンマ、そして10代の子供との賢い付き合い方について、一つや二つは学べるだろう。 学生の場合、ケイタとミミカに共感し、彼らの話から学ぶことができます。 アイドルを目指している子には、アイドル生活が楽しいことばかりではないことを教えてくれる。 ヲタクは、これを読んで、ヲタクとアイドルの境界線を越えてはいけないことを再認識することができる。 アイドルの皆さんは、これを読んで、賢く問題を解決する方法を学んだり、そもそもなぜアイドルになったのかを再認識したりできるかもしれません。

アルダ さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち さん

    アイドルグループ「テトラ」のセンターを務める実々花と、その熱烈なオタクで冴えない日々を送る大学生ケイタの恋を描く青春小説。叶わないと知りつつも本気で実々花に恋をするケイタと、高校3年生で彼の好意を嬉しく思いながらも、将来に漠然とした不安を抱える実々花。母親との衝突をきっかけに自暴自棄になり、SNS情報を頼りに思わずケイタのバイト先へ向かってしまうことから始まったぎこちない交流に、それぞれの複雑な思いを投影されていましたけど、それが二人のこれからを変えるきっかけとなってゆく切ない結末はなかなか良かったです。

  • 山のトンネル さん

    NMB48の安部若菜氏が『二木先生』をショート動画で紹介しており、その紹介動画の語彙が豊富かつ、魅力的であったため、調べてみたらなんと彼女も小説を執筆していたという。

  • ジャム さん

    現役NMB48メンバーが書いたアイドルとオタクの禁断の恋愛小説が爆誕!今までのこの手のアイドル小説と決定的に違うのはアイドル自身がオタクに自ら会いに行ってしまうこと・・・正にアイドルオタクにとっては夢のような展開ですがオタクの一方通行ではなく推されたアイドル自身もオタクに恋愛感情を抱いてしまうこの恋の結末は…それはあなた自身の目でぜひ確かめて下さい笑個人的には新たな形の純愛小説(そして互いの成長物語)として双方にキュンキュンしながら読めましたね笑二人の未来にどうか幸多いことを願うばかりです。

  • まい さん

    面白かったので一気読み!アイドルならではの苦悩も描かれていて、作者が現役アイドルだからこそ表現できるリアリティがありました。主要登場人物の2人それぞれの目線で交互に描かれるので、どちらかに肩入れすることなくフラットな目線で読み進められました。禁断の行為に走ってしまったけれど、この経験を糧に2人とも幸せな未来を歩んでほしい…!ぜひドラマでも見てみたいと感じました!

  • とーちゃん さん

    現役アイドルがアイドルとオタクについて書くなんて読まずにいられますかいな!!すごい読後感は爽やか。もどかしいけど。

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安部若菜

2001年7月18日生まれ、大阪府出身。2018年1月、NMB48に合格。“100通りの楽しみ方ができるアイドル”として、小説、落語、投資と様々なジャンルで積極的に活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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