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日本の「英文法」ができるまで

斎藤浩一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784327411060
ISBN 10 : 432741106X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

‘English grammar’はいかにして、日本人の学習英文法となったのか。英文法教育の変遷をたどる。

目次 : 第1部 ヨーロッパにおける文法研究の歴史―日本の「学習英文法」前史(ギリシア語文法からラテン語文法へ―古代〜中世/ 規範英文法の確立に向けて―16〜18世紀)/ 第2部 「学習英文法」体系はいかに作られたか(日本人と英文法との出会い/ 本格化する英文法の「作り変え」―幕末〜明治初年期/ 英文法体系の進展―明治10〜20年代 ほか)/ 第3部 「学習英文法」はいかに意味づけられたか(英文法の学習・教授法小史―幕末〜明治40年代/ 英文法排撃論の興隆―明治30〜40年代/ 英文法排撃論への反論活動―明治30〜40年代 ほか)

【著者紹介】
斎藤浩一 : 1983年東京生まれ。拓殖大学政経学部准教授。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻、博士後期課程を修了。東京海洋大学海洋工学部准教授を経て現職。専門は日本英学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 南北

    英語の学習をどのように教育するかについては先人たちが幕末から明治にかけて約50年の苦闘の末に作り上げたのが「学習英文法」である。文法などにこだわっていては英語は習得できないとする考え方は明治30年代から存在したのは興味深く読めた。本書には書かれていないが、その後2000年代に入り、情報構造という考え方が導入され、there文の主語がなぜ定形動詞の右側に来るのか、それ以外では定形動詞の左側にくるのかについて説明されるようになり、現在でも少しずつ変更が加えられてきている。「学習英文法」は少しずつ変化している。

  • kozawa

    日本の学校英語教育で使われる英文法ができるまでを、欧州の英文法の成立と日本の英語受容との関わりを見据えて歴史を辿る。とても興味深い

  • ihatov1001

    体系的な英語学が江戸時代、敵国研究から始まったというのが興味深いです。明治に入り、英語研究から英語教育へと移行する過程、そして文法重視か実務重視かなど、現代の場においても悩ましい命題に当時の人たちが懸命に取り組んでいたのがわかり面白かったです。

  • belier

    ギリシア語文法の研究から始まっていてスケール大きい。明治初期の英語教育までの流れでは、具体的な解説で興味深く読んだ。ただ、後半は教育理念の話にかわり、すこしすかされた感じがした。その後半部分だが、1900年代には、学生の英語力が落ちているとか、学校は細かい文法や文学の英語などやらず、会話など実用英語をやれという、今と同じ不満がすでに多く寄せられていたらしい。現在と違うのは、反論する側が完全な教養主義を堂々と主張できているところ。しかし英語教育で「精神作用を敏活強大」するというのは気宇壮大すぎではと思う。

  • MrO

    地味な内容のように見えるが、無茶苦茶に面白い本。1日で読んでしまった。舞台は明治だが、英文法か実用英会話かという議論が、この頃から繰り返されてきたことを知った。しかし、そうした不毛な議論の末、国語と英語のメタ言語として、多元的な視点を持つグローバルな教養の手段としての英文法という地位を獲得して終わるのだが、今まさに共通テストの英文が広告文になろうとしている今、こうした議論はどこに行ってしまったのかと思った。

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