Product Details
ISBN 10 : 4121026993
Content Description
皇極四年(六四五)、中大兄皇子と中臣鎌足は蘇我蝦夷・入鹿父子を武力で排除した。この乙巳の変が国政改革「大化改新」の序幕だったという筋書きはあまりにも有名である。だが、これに関して残された史料は中大兄・鎌足中心に事件を描く極めて偏ったものだった。クーデターの真の目的は何か。その首謀者は誰だったのか。本書は、王位継承をめぐる路線対立に着目して旧版を大幅改稿し、熾烈な権力闘争の内実に迫るものである。
目次 : 序章 皇極四年六月十二日/ 第1章 王位継承の諸段階/ 第2章 王権と藤原氏の歴史/ 第3章 検証「乙巳の変」の人間関係/ 第4章 検証「乙巳の変」の展開過程/ 終章 「乙巳の変」の後にくるもの
【著者紹介】
遠山美都男 : 1957年(昭和32年)、東京都に生まれる。学習院大学文学部史学科卒業。同大学大学院に進み、博士号(史学)を取得。専攻、日本古代史。学習院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Koichiro Minematsu
読了日:2023/08/08
レアル
読了日:2023/05/28
Shoji
読了日:2022/06/05
みこ
読了日:2022/07/01
Tomoichi
読了日:2024/01/28
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