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ハレルヤ 新潮文庫

保坂和志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101449258
ISBN 10 : 4101449252
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan

Content Description

五月の晴れた日に、お饅頭のようなかわいらしい子猫と出会った。親猫はおらず、病院に連れて行ったところ、特別な猫であることがわかって――。花ちゃんと名付けられた子猫が、元気に走り回るようになるまでを描いた「生きる歓び」。それから十八年八カ月後、花ちゃんとの別れが語られる「ハレルヤ」。青春時代を振り返った川端康成文学賞受賞作「こことよそ」など愛おしさに満ちた傑作短編集。

【著者紹介】
保坂和志 : 1956(昭和31)年生れ。’90(平成2)年、『プレーンソング』でデビュー。’93年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、’95年『この人の閾(いき)』で芥川賞、’97年『季節の記憶』で谷崎潤一郎賞、2013年『未明の闘争』で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ふう

    NHK「作家と猫」の番組で知り、いつか読みたいと思っていた作家。独特の文体に行って戻ってしながら、独特なのは作者の感性もだと思いました。4話のうち「ハレルヤ」と「生きる歓び」は猫との出会い、猫との暮らし、とくに病気になった猫への思いが書かれていて、共感し、ときにハッとさせられながら読みました。『「生きている歓び」とか「生きている苦しみ」という言葉があるけど、「生きることが歓び」なのだ。』そのまなざしの深さは、猫以外へも向けられていて、他の2話もやゝ難解ですが、しみじみとした気持ちにさせられる作品でした。

  • くろうさぎ

    猫を飼ったことがない私でも、色んな場面で心が揺さぶられるのに、猫好きの方は涙なしでは読めないのではないでしょうか?扱っているテーマは重くても、そこには哀しみだけではない、ある意味救いのようなものを見出せたりもするものなのですね。著者の猫に対する思いが、そこかしこに溢れていて、じーんとします。これから、まだまだ他の作品も読んでみたいと思う作家さんです。

  • 鈴木拓

    レナード・コーエンのハレルヤを聞きながら後書きを読み、何年も前に亡くなった猫を思い出して涙。単に悲しみの涙ではないが、今を生きる者だけが許された行為だろうとも思う。猫にとって過去も未来もなく、あるのは今を懸命に生きること。いや、それは人間にとっても同じだろう。何が必然で、何が偶然かなどと考え、つい意味を追い求めてしまうが、大切なことは、出会い、共に生きるという事実でしかないように思う。結局考えるのは無駄なことばかりなのかもしれない。猫に教えてもらうことがたくさんある気がする。

  • hasegawa noboru

    2018年7月刊とあるから、とうに6年は過ぎていた積読本。読了して改めて表紙カバー写真の片目の猫花ちゃんの成長して18年8か月生きたという威厳ある愛らしい姿に心揺すぶられる。<私はこれらの小説を歌のように書いたんだと思う>と作者は「あとがき」で言う。<歌というのは、歌詞の意味がわからなくたって心が揺すぶられたり、元気が出たり、深く内省的な気分になったりする。><小説は野球やサッカーの中継に没頭するように、これをどういう風に感想文にすればいいか?を考えず、ただ読めばいい。読んで人に言える感想がないのはバカッ

  • Meme

    描写がうまいなぁ。言葉数が多くなく、普段使いする言葉ばかりだが、描写が鮮明に伝わってきます。他の方の言葉を借りて、人は萎縮し続けていると言ったり。生きていることが歓びだといったり。感じないことは感じないと知り、その感覚を大切にしていこう。私にはただ〇〇するという経験が少なすぎるかもしれません。

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