本からはじまる物語 角川文庫

阿刀田高

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041122501
ISBN 10 : 4041122503
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;15

内容詳細

森を飛びかう絵本をつかまえる狩人、ほしい本をすぐにそろえてくれる不思議な本屋、祖父がゆっくり本を読む理由、書店のバックヤードに隠された秘密…。青春、恋愛、時代小説から、ミステリにファンタジーまで、「本」と「本屋」をテーマに豪華執筆陣18名が集結!本の世界の奥深さが短いお話の中にたっぷり詰まっています。1話5分でわくわくできてどこから読んでも面白い、本にまつわるショートショート・アンソロジー。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シナモン さん

    18人の作家による本に纏わる短編集。どれもとっても良かったです。一つ読み終わると次はどんなお話だろうとワクワクしながら読みました。有栖川有栖さんの「迷宮書房」が特に印象に残りました。飛ぶ本で始まって飛ぶ本で終わるってとこも素敵でした。本好きにはたまらない一冊ですね。

  • hirune さん

    沢山の作家さんによる本にまつわるショートショート集。荒唐無稽なファンタジーあり恋愛物あり人情物あり切ないものもほんわりするものも色々な趣向が凝らされて、次はどういうお話?と飽きずに読めた。一編が短くてすぐ読めるしね。そして最初と最後のお話は一対になってるようなお話で洒落てるなと思いました😃

  • おうち時間 さん

    18人の作家さんによる「本」と「本屋」さんをテーマにしたショートショートアンソロジーです。面白いことに本が空を飛んでるお話や本屋さんで本を勝手に並べ替えてしまう人が登場するお話を複数の作家さんが書いていました。内容は全然違うけどそれぞれユニークなお話になっていました。1番好きなお話は二階堂黎人さんの『白ヒゲの紳士』です。独身の女性店長さんと離婚調停中の白ヒゲ紳士の「本の暗号」は素晴らしい思い付き。もしかしたら、実際に本屋さんや図書館で本を使って暗号にしてる人がいるのかも?なんて考えたら楽しいですね。

  • ひさか さん

    トーハンしゅっぱんフォーラム2005〜2007年に掲載された本をテーマにした小説18作品を2007年12月メディアパル刊。書き下ろし。2022年3月角川文庫化。執筆陣が豪華で、内容も多彩。ただ、いずれも軽めの内容で残るものはなかったです。

  • ぽろん さん

    18人の作家による本に纏わるアンソロジー。1遍がとても短く、読みやすい。そして18編中、3編、本が鳥の様に飛んだ〜。愉しかったです。

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人物・団体紹介

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阿刀田高

1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に司書として勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞した。短編小説、古典教養入門書、エ

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