マーラーの交響曲 2 こだわり派のための名曲徹底分析

金子建志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784276130753
ISBN 10 : 4276130751
フォーマット
出版社
発行年月
2001年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
239p;22

商品説明

マーラーの交響曲・2
こだわり派のための名曲徹底分析
金子建志 著

楽譜・録音・自身の指揮経験など、多彩な資料を駆使して作品の全体像に迫るシリーズ。《10番》5楽章補筆完成版について各種実用演奏譜を比較しながら、「未完成だが全曲を通して聴かなければその真価が理解できない」この大作の実像を明らかにするほか、マーラーの交響曲をさらに詳細かつ徹底的に分析する。 A5・240頁

内容詳細

楽譜・録音・自身の指揮経験など、多彩な資料を駆使して名曲の全体像に迫る好評シリーズの第5弾は、シリーズ第2巻『マーラーの交響曲』の続編で、さらに詳細で徹底的な分析がなされている。“3番”では、指揮者としてのマーラーが初版をいかに改訂していったかを詳細に分析。シューマン“3番・ライン”マーラー版では、楽譜の検証とともに録音に残されたマーラー版の痕跡を探る。そして“10番”5楽章補筆完成版について、各種実用演奏譜を比較しながら、「未完成だが全曲通して聴かなければその真価が理解できない」この大作の実像を明らかにする。さらに、ここ最近の録音や実演を通して、マーラー演奏の変化についても触れている。

目次 : 序章 永遠の探求者マーラー―あるいは変容する作曲家、指揮者/ 第1章 “3番”の改訂―作曲家マーラーVS指揮者マーラー/ 第2章 シューマン“ライン”マーラー版―作曲家シューマンVS指揮者マーラー/ 第3章 “10番”5楽章補筆完成版―作曲家マーラーVS後世の編曲者・指揮者/ 終章 マーラー演奏の最前線―“4番”の冒頭を手がかりとして

【著者紹介】
金子建志 : 1948年千葉県生まれ。東京芸術大学音楽学部楽理科卒。音楽理論を柴田南雄、指揮法を渡辺暁雄、高階正光に学ぶ。現在、常葉学園短期大学音楽科教授(指揮法・音楽史)。千葉フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者を務める他、市川交響楽団、世田谷交響楽団、19世紀オーケストラ、アンサンブル花火、京都フィロムジカ管弦楽団、日本大学管弦楽団、信州大学管弦楽団等を指揮し、アマチュア・オーケストラ活動に積極的に参加している。NHK‐FMの解説や朝日新聞の「試聴室」の批評を担当した他、『レコード芸術』『音楽の友』『音楽現代』等の音楽雑誌で評論活動も多岐にわたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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このシリーズは大変マニアックなものです。...

投稿日:2021/07/04 (日)

このシリーズは大変マニアックなものです。音楽家を目指している方には良いのかもしれない。自分のような楽譜を読めないものには本棚の飾りになってしまっている。でも、対談などのところは深く掘り下げた内容である。ここは面白いと思う。

浜っ子 さん | 愛媛県 | 不明

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人物・団体紹介

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金子建志

1948年千葉県生まれ。常葉学園短期大学教授。東京芸術大学音楽学部楽理科卒。市川交響楽団、千葉フィルハーモニー管弦楽団、19世紀オーケストラ、アンサンブル花火等の指揮者を歴任。専門は古典派から近現代の資料比較を中心とした研究と、その実践としての指揮活動。NHK・FMのクラシック番組の解説、「朝日新聞

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