【中古:盤質A】 Golden Eight: Encore! (アナログレコード)

完全未発表!! CD、LP共に初リリース！

Blue Noteのある意味”異色の名盤”として知られる『The Golden 8』と同じく1961年5月のレコーディング・セッションを収録した激レアな11曲。そして、この作品こそ、クラーク＝ボーラン・ビッグ・バンドの原点と言える歴史的音源。

ジャズ・ファンには、言わずもがなの超王道スタンダード・ナンバーを前半に4曲配置。アルバム前半部分は、60年代前半という時代を映すハード・バップ的演奏。ところが、後半は曲もオリジナルで固め、大きく様変わりする展開。フランシー・ボーランによるホーン･セクションをスパイスにしたM-6、デレク・ハンブルのアップテンポ・ソロをフィーチャーしたM-7を前哨戦に、M-8ではいよいよダイナミック・アンサンブルが全開！ ファッツ・サディのパーカッションを大フィーチャーしたこのスリル感は、まさにクラーク＝ボーラン・ビッグ・バンドのこの先の快進撃を予感させるサウンド。テナー〜ピアノ〜トランペット・ソロとアンサンブルが拮抗しあうM-10、また8人のサウンドとはとても想像できないあまりにも重厚なホーン・アンサンブル！ ダスコ・ゴイコヴィッチのソロもたっぷりフィーチャー。いわゆるジャズ・サウンドから、独自のサウンドへ突き進んでいくバンドのリアリズムもたまりません！

メンバー：Dusko Gojkovic (tp)
Raymond Droz (as)
Chris Kellens(bs)
Derek Humble (as)
Karl Drevo (ts)
Francy Boland (p)
Jimmy Woode (b)
Kenny Clarke (ds)
Fats Sadi (per)

録音：1961年5月2日　(Blue Noteの『Golden Eight』は18日、19日録音)