ショーレ・ゴルパリアン

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映画の旅びと イランから日本へ

ショーレ・ゴルパリアン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622090335
ISBN 10 : 4622090333
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

憧れの日本に来てから40年。世界を席巻する個性派ぞろいの監督たちとともに、映画をつくり、訳し、拡めつづけ、二つの文化に橋をかけたイラン女性の半生記。

目次 : 序章 イランに生まれて/ 第1章 イランから日本へ/ 第2章 日本からイランへ/ 第3章 再び日本へ/ 第4章 キアロスタミのかたわらで/ 第5章 イラン映画の監督たち/ 第6章 イランと日本を映画でつなぐ/ 第7章 イランの二巨匠が日本で撮る/ 終章 四十年の軌跡

【著者紹介】
ショーレ・ゴルパリアン : 映画プロデューサー、翻訳家、東京芸術大学大学院映像研究科特任助教、イラン西部ハマダーン生まれ。アッザーラ女子大学翻訳学科(英語・フランス語)卒業。79年来日、在日イラン大使館の大使秘書などを務める。89年帰国、イランイスラム共和国放送で日本のテレビドラマや映画を多数翻訳・紹介。92年再来日、モフセン・マフマルバフ監督『サイクリスト』(1989)を皮切りに日本で公開されるイラン映画のほとんどすべての字幕翻訳にかかわる。世界を席巻するイラン映画の監督たちの通訳・アシスタントを務め、日本各地の映画祭でイラン映画を紹介、韓国釜山国際映画祭では公式アドバイザーに。99年有限会社スモールトーク設立。2020年「芸術を通じて日本とイランとの間の文化交流の促進に多大な貢献を行った」として旭日双光章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • どんぐり

    著者のゴルパリアンは、イラン映画の字幕翻訳やプロデュースなど、イランと日本を映画でつないできた女性。1979年に来日して以来、イラン大使館秘書、不法残留で逮捕されたイラン人の通訳、そして『サイクリスト』の日本語字幕から映画に深く関わってきた。イランでは、同じ映画を3回見るのがふつう。黒澤明や小津安二郎の作品がテレビで放映され、楽しく見ていたという。ユーロスペースの紹介で「ジグザグ道三部作」のアッバス・キアロスタミ監督と出会い、親交を深めていく。→

  • ぐうぐう

    日本でイラン映画が身近な存在となったのは、アッバス・キアロスタミの『友だちのうちはどこ?』のヒットが機になっている。本書は、イランから憧れの日本にやってきて、やがて通訳の仕事に携わり、キアロスタミをはじめ、多くのイラン人監督の作品と関わるようになるショーレ・ゴルパリアンの半生記だ。通訳に留まらず、イランと日本の合作のプロデュースまで手掛けるショーレだが、イランと日本の映画制作の違いから起こる騒動のその舞台裏が痛快なまでにおもしろく描かれている。(つづく)

  • ぽんてゃ

    イラン映画と言われても見たことあるかどうかもわからないのに読んでみました。監督のお話は私にはさっぱりだけど、どこの国も監督というものは気難しいおじさんなんだなあと思って少し可愛く思えました。ショーレさんの事も存じませんでしたが、翻訳、通訳って素晴らしいなと思いました。国関係なく言葉を理解し合える事がもっと身近になったら楽しそうだなって思った。イラン映画を見てみようと思いました。先づはキアロスタミナから。

  • tetsubun1000mg

    知らない事ばかりだった。アメリカの経済制裁先で核武装を画策する国という認識しかなかった。 市民レベルでは日本の古い映画が上映され黒澤明、小津安二郎などは人気の映画監督だそう。TVでは「おしん」が人気で何度も再放送されたなど、年配者を立てる、困った人をほっておかないなど日本の古い価値観はイランの国民性と親和性が高いらしい。そのため日本のインディペンデンス映画祭では積極的に評価され東京、福岡、山形の映画祭では満席になるという。ショーㇾさんは日本とイランの映画界に通訳、翻訳などでなくてはならない人だった。

  • ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

    日本でのイラン映画人気は、ほとんどこの人の功績だったのだろうな。日本におけるキアロスタミとの関係は、黒沢と野上照代のそれに酷似している。だがほかの様々な映画監督との付き合いが、ある種の逃げ道というか、救いにはなっていたのだろう。この本を読むと、猛烈にイラン映画を観たくなる。そして、福岡映画祭は、釜山映画祭に取って代わられようとしているような印象を受けた。

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