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「fmステーション」とエアチェックの80年代 僕らの音楽青春記 河出文庫

恩藏茂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309418384
ISBN 10 : 4309418384
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
恩蔵茂 ,  

Content Description

FM雑誌片手にエアチェック、カセットをドレスアップし、読者欄に投稿――あの時代を愛する全ての音楽ファンに捧ぐ! 元『FMステーション』編集長が表も裏も語り尽くす、80年代FM雑誌青春記!


はじめに――かつてエアチェックとFM雑誌の時代があった

第1章 FM放送が始まった――エアチェック時代の前夜
エアチェックってなんですか?
FM放送事始
時代は学生運動のまっただ中
FMの明るいプチブル的イメージ
AMヒットパレード番組と深夜放送
音楽生活を変えたカセットとウォークマン
ロックからディスコ・サウンドへ、七〇年代音楽シーン
急激な変貌を遂げた日本の音楽シーン
日本語ロックの新世代が登場

第2章 こちら『FMステーション』編集部――後発FM雑誌のドタバタ奮闘記
『FMステーション』って、鉄道雑誌?
『FMステーション』の船出
クラプトンの知名度は星三つ
永ちゃんは自分を「ぼく」と言うか?
創刊直後、真夏の大事故
ようこそ「ヘルハウス」へ
雑誌界に棲む魔物
先行していたFM三誌の傾向と対策
“読む”のではなく“使う”雑誌
アイドルでいこう!
「ケーハク」極まりない
「アクション・ジャーナル」みたいなページがほしい
思わせぶりなオフコース
広告を出さないメーカーの製品は取り上げるな!
悪戦苦闘のすえ、ついに休刊か……
突然吹いた神風

第3章 FMと番組表とカセットテープ――音楽をエアチェックする時代 
番組表のジレンマ
番組班の悪戦苦闘
エアチェックに必要なのは集中力
メタルテープを使うのはもったいない
「ドレスアップ」でカセットを作品に
FMの醍醐味だったライブ番組
バイリンガルDJの走りだった番組
“ブレバタ”コンサートで至福の湘南サウンド
ジュリーはロックだ!
公開録音出演アーティストの思い出
缶ビールで乗り切ったFMステーション特番
「いーえ、あれは天然のリズム音痴です」
ブレイク前のプリプリ

第4章 『FMステーション』の黄金時代――『ステーション』読者の思い出のために
『FMステーション』の表紙といえば……
もう一つのシンボル、バッグス・バニー君
広告が入りすぎるうれしい悩み
若い読者との世代間ギャップ
いち早く反応した『週F』の変身
ステーション名物の読者欄“ズバひと”
読者欄は雑誌のイメージづくりの場
にぎやかだった八〇年代音楽シーン
一世を風靡した「ユーロビート」
八四年度版「好きなアーチスト/キライなアーチスト」

第5章 音楽メディアの変貌――CD登場、ビデオ規格戦争、FM多局化 
FMの聴き方を変えたCDの登場
CDがロック/ポップ・クラシックスをつくった
CDのもたらした“悪影響”
ビデオ時代の到来とVHS vs. ベータ
昔のビデオショップは暗かった
もう一つのビデオ戦争
FMの多局化が始まった
『FMステーション』のピークとFM横浜開局

第6章 黄金期の終焉――すばらしき“ラジオ・デイズ”
終わりの始まり
“トレンディ”な時代のJ‐WAVEブーム
“オチャメな放送局”をめざすTOKYO FMの反撃
FM雑誌の凋落と困惑
番組表のないFM雑誌?
“相乗り”番組表の画策
英人さんのイラスト打ち切り
AM化するFM局
天下の某レコード会社の暴言
思い出のアーティストたち
すばらしき“ラジオ・デイズ”

あとがき――FM雑誌の読者に花束を
解説 曽我部恵一

《著者》
恩藏 茂(オンゾウ シゲル)
1949年、東京生まれ。慶應義塾大学ドイツ文学科卒業。元『FMステーション』編集長。主な著書に『ニッポンPOPの黄金時代』『ビートルズ日本盤よ、永遠に』『ビートルズ カバーソングの聴き方』など。

【著者紹介】
恩藏茂 : 1949年、東京生まれ。慶應義塾大学ドイツ文学科卒業。元『FMステーション』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ

    いや、ホントに読んでてずっと懐かしいステキな気分にさせてくれる素晴らしい一冊でした。ラジオで流れる放送(曲など)をチェックし、カセットテープに'録音'する「エアチェック」の話が、雑誌『FMステーション』を通して書かれています。下手な青春小説を読むより、80年代にラジオに文字通りかじりついていた年代の方々は、きっと間違いなく楽しく読めると思います。LPやLD、VHSやベータの話、マイケル・ジャクソンはもちろんあらゆる懐かしのアーティスト名もたくさん登場します。鈴木英人さんのイラスト、ホントにカッコ良かった。

  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

    エアチェックと言う言葉を聞いて「懐かしい!」と思ったそこの貴方!「平成生まれの今年25歳で〜す。」なんて見え透いた嘘は言わないように。(笑)元編集長が語るFMステーションの創刊から盛衰までの四方山話。FMだけでなく、当時のオーディオ機から音楽まで色々と。Fステと言えばやっぱり鈴木英人さんのイラストだよなぁ。あのカセットレーベルは私も愛用してました。カセットデッキのポーズボタンに指を置き、曲が始まる瞬間をドキドキしならがら待っていた昭和の青少年達には実に懐かしい一冊でした。★★★+

  • kinkin

    雑誌『FMステーション』の著者が当時の雑誌編集や、業界の実態、FM放送や流行りの音楽などが書かれている。この雑誌はカセットのケースにピッタリ合うラベルが付いていた。ただ私は字も下手で雑なので作ってもカッコ悪かった。こんなのが実に上手い知り合いがいたことを思い出した。エアチェックという言葉もほとんど死後になったなあ。ネットで好きな曲がいつでも聞ける時代もいいけれど、夏場に車の窓を全開でカセットで好きな曲を流しながら走るのも悪くなかった。それだけ気温は低かったのか。当時の車はフォルクスワーゲンビートル。

  • one_shot

    新聞もろくに読まない中学生のガキンチョが、それでも一番活字を読んだ雑誌媒体、いや全てのメディアを含めてもあの頃一番文字数を読んだFM雑誌「FMステーション」。先行他誌(「週刊FM」「FMレコパル」など)よりちょっと大きめの判型にして表紙と同じ鈴木英人イラストのカセットレーベルを付録につけた。小さな丸や三角やテープのゴミのような「何か」が浮遊するアメリカンな風景画は、今思うとあの’80年代の空気の中にあった祝祭のように思える。一つの雑誌の始まりから終焉までが、自分の音楽的基盤を作った。ありがとうと言いたい。

  • おおた

    FMステーションとラジオが世界の扉を開いてくれたと言っても過言ではない暗い学生時代。本書に触れると、あの判型、鈴木英人の表紙、アーティスト名のシール、カセットテープラベルを切り抜いて曲名を書いてカセットを収めた時の達成感が一気に思い起こされる。今じゃSpotifyにおんぶに抱っこで、小遣いの1/3を出せば毎月何でも聞ける時代が来ると言ってもあの頃の自分には信じられなかっただろう。一つの民俗学としても読めそうな、大衆の音楽受容についての記録でもある。

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