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日航123便墜落 疑惑のはじまり 河出文庫

青山透子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309418278
ISBN 10 : 4309418279
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あの惨劇を繰り返さないために、当時の状況を克明に記録しなければならない―そう考えた著者は、新聞記事を徹底的に洗い、黒澤丈夫上野村村長や地元消防団員など関係者への取材を重ねたが、次第に恐るべき疑惑が浮上して…。青山ノンフィクションの誕生を告げる、鎮魂のドキュメント。

目次 : 第1部 雲海を翔けぬける(出会い OJT初フライト/ 機内アナウンス/ スタンバイルームで ほか)/ 第2部 エマージェンシー 墜落か不時着か(八月十二日/ 見覚えのある顔写真/ 原因は何か 新聞報道の陰から見える事実 ほか)/ 第3部 乱気流の航空業界 未来はどこへ(過去からのメッセージ/ 若者たちの現場/ 上野村へ)

【著者紹介】
青山透子 : ノンフィクション作家。東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程を修了、博士号取得。日本航空国際線客室乗務員を経て、日本航空サービス関連子会社設立時に教務を担当し、企業、官公庁、大学等の人材育成プログラム開発及び講師として携わる。現在は弁護士、研究者、有識者らと立ち上げた「日航123便墜落の真相を明らかにする会」(会長はご遺族の吉備素子氏)の事務局を務めている。著書『日航123便墜落の新事実―目撃証言から真相に迫る』は10万部のベストセラーとなり、本屋大賞ノンフィクション部門ノミネート。続く『日航123便墜落遺物は真相を語る』『日航123便墜落の波紋』とともに全国学校図書館協議会選定図書に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tomomi Yazaki

    本書は、当事者だった日航のスチュワーデスが123便墜落に疑問を持ち、自分なりに調べ解明を目指すドキュメントである。著者の初フライトは、奇しくも123便だったこともその理由であろう。亡くなった同僚一人一人のエピソードを交え語りかける著者。その悲しみを怒りに変える政府の報道。結果ありきの捻じ曲げられた事実。これは冤罪の構造に極めて似ている。そして耳を、目を疑うべきは、新聞の片隅にあった事故後の中曾根康弘の日程。別荘でゴルフと読書とプール。これを知り、虚しさと怒りしか残らなかった。これが中曾根康弘の本性なのだ。

  • takachan

    事前知識なしに、この本を購入したのはかなり前。強引な論理展開が目に付く。ちょっとおかしい。

  • YUTAKA T

    青山透子さんが、どうして必死に日航123便事故を追いかけるのか、という動機の部分の個人的なストーリーです。その当時スチュワーデスで直接に指導を受けた先輩のスチュワーデスの先輩をあの事故で亡くしてしまった彼女の気持ちが丁寧に書かれていました。驚いたのは事故原因とされた後部圧力隔壁が事故現場でお椀状の原型をとどめた完全な状態で発見されていて、新聞報道もされていたということですね。p.137〜138 数か所の亀裂はあったということですが、それでもほぼ完全な原型を保った状態で圧力隔壁が発見されていたのは衝撃です。

  • yuki

    「沈まぬ太陽」のドラマを見て過去にこんな事件があったことは知っていたのですが今も真相を求めている方と事故に直面して「覚悟を決め」最期まで乗客のためにたたかった人たちを知り何度も涙があふれてきました。

  • yurinessa

    考察。今年は日航機123便墜落から40年目の節目の年。当時業務に当たっていた客室乗務員たちのプロフェッショナルな仕事ぶりに恐れおののいた。極限状態のなかなにを支えにここまで出来るのか。それは当時の職業倫理とプロ意識の高さからくるもの、そして職場環境の良い意味での厳しさもあったのだろうと思う。この時代のある意味厳格さを取り戻さないと航空業界は地に落ちていくばかりだと思う。旅好きなひとりとして空の安全について深く考えさせられる作品でした。

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