幻の弦楽器ヴィオラ・アルタを追い求めて

平野真敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309029665
ISBN 10 : 4309029663
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;19

内容詳細

ワーグナーに愛されながら、音楽史の表舞台から「消された」楽器の秘密とは?海を渡り、音楽家は謎解きの長い旅に出た―クラシックの魅力にあふれるミステリアスなノンフィクション!

目次 : 序にかえて―世にも不思議な楽器ミステリー(黒川伊保子)/ 第1章 「謎の楽器」との出会い/ 第2章 失われた歴史を求めて/ 第3章 ヴィオラ・アルタを弾きながら/ 第4章 ヴィオラ・アルタの謎を解く/ 遺稿 クロアテスカ―人生の扉/ 解説―忘れられたロマンス(黒川伊保子)

【著者紹介】
平野真敏 : 1967年、福岡県生まれ。ヴィオラ・アルタ奏者。東京藝術大学音楽学部器楽科およびドイツのデトモルト音楽院ドルトムント校卒業。2011年、クロアチア共和国ザグレブ市より同国の音楽文化を広めた功績によって、市民表彰を受ける。2020年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マリリン さん

    楽器との出会いは恋人との出会いに似ているかもしれない。本との出会いも。第二次世界大戦を経て楽器店に佇むヴィオラ・アルタに惹かれ、恋をし愛でた平野真敏氏のように、本書に惹きつけられた。ヴィオラ・アルタと平野真敏氏ふたりの目線で語られたロマンスに、演奏に涙した理由はわからないが、楽器は確かに魂を宿していると思わずにはいられない。リッター教授の想いやワーグナーに愛された「忘れられたロマンス」。 借りた本を持って通りかかりふと目に止まった本書を手にしたのもヴィオラ・アルタに操られたのか。演奏も音色も魂に響く。

  • 月華 さん

    図書館 2013年1月発行。2021年6月発行。新刊コーナーで見かけて借りてみました。「愛する母親をひとりにはできないことと、ミレティッチ氏に自分の訃報を聞かせるわけにはいかないことが、人生終盤の彼を支えたように見えた。」という付記に泣きそうになってしまいました。

  • Go Extreme さん

    世にも不思議な楽器ミステリー 「謎の楽器」との出会い:ジョーケースの片隅に 明かされた名前 不思議な音色 失われた歴史を求めて:散らばっていたヒント 書きこまれた数字 ヘルマン・リッター教授 ヴィオラ・アルタを弾きながら:最初の南蛮渡来の楽器はヴィオラ 日本発のヴィオラ・アルタ独奏会 忘れられたロマンス 音楽家の故郷 ヴィオラ・アルタの謎を解く:ヴィオラ・アルタ物語という書物 ワーグナーの賞賛 工房の発見 ワーグナーの呪縛 クロアテスカ―人生の扉:ヴィオラに導かれて 作曲家の部屋 忘れられたロマンス

  • 風のましゅー。 さん

    本屋で見つけて何気に購入。今は数少なくなった"ビィオラ·アルタ"について書かれた本。いやね、本当に面白かった。日本を代表するビィオラ奏者である平野さんが、魅入られるようにビィオラ·アルタについて調べてゆく。真摯なドキュメントでありながら、ミステリーの要素もあったり無かったり。音楽好きはぜひ手にとって頂きたい。

  • はにわんこ さん

    とても良かったです♪ 自伝みたいな感じで感動して🥺ウルっとしてしまった。 全く交流無くて、単なる同級生だった彼の訃報はショックだった。 彼の演奏を聞いてみたかった。

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平野真敏

1967年、福岡県生まれ。ヴィオラ・アルタ奏者。東京藝術大学音楽学部器楽科およびドイツのデトモルト音楽院ドルトムント校卒業。2011年、クロアチア共和国ザグレブ市より同国の音楽文化を広めた功績によって、市民表彰を受ける。2020年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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