船木喜行/バス・クラリネットアルバム アマービレ
独特の渋みと存在感のある音色の低音域、温かさをたたえる中音域、パッションと張りが特徴的な高音域・・・こうした「広い音域それぞれに違う表情を持つ多彩な表現力」は、バス・クラリネットの特筆すべき魅力の一つです。この魅力を遺憾なく発揮できる音楽性を有する作品として、クラリネット室内楽の白眉である『ブラームス[1833-1897]のソナタ』に挑戦。バス・クラリネットのオリジナル作品からは、20世紀前半のスイスの作曲家オトマール・シェック[1886-1957]による当時のダンス・ミュージックやバロック音楽に影響を受けた『ソナタ』。ベルギーの作曲家オーギュスト・ヴェルベッセルト[1919-2012]が当代随一のソリストのために書いた十二音技法による近現代音楽『シクルス』。現代アメリカ気鋭のプレイヤーであるジョナサン・ラッセル[1979-]のジャズやフュージョンのテイスト香る『ソナタ』という、いずれも楽器の特性を存分に発揮した良曲を収録。さらに、楽器特有の音色を紹介できる作品として、美しい旋律を持つプーランク[1899-1963]:『愛の小径』、福田洋介[1975-]:『さくらのうた』が入っています。バス・クラリネット。その新たな境地とさらなる可能性を追求した、希少なオリジナル作品を収録含むバス・クラリネット作品集。(販売元情報)
【収録情報】
● シェック:バス・クラリネットとピアノのためのソナタ Op.41
● ブラームス:クラリネットとピアノのためのソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
● ヴェルベッセルト:バス・クラリネットとピアノのための『シクルス』
● ラッセル:バス・クラリネットとピアノのためのソナタ
● プーランク:愛の小径
● 福田洋介:さくらのうた
船木喜行(バス・クラリネット)
野代奈緒(ピアノ)
録音時期:2020年10月13-15日
録音場所:東京、稲城市立 iプラザ ホール
録音方式:ステレオ(DXD/セッション)
ジュエルケース仕様
曲目解説付き
ドローイング:小川敦生
【船木喜行(ふなき よしゆき) バス・クラリネット】
東京都品川区出身。法政大学を経て、昭和音楽大学を卒業。その後、東京藝術大学別科在学中よりクラリネット奏者として多数のプロ・オーケストラ公演やレコーディング等に参加。同時に、マルチリードプレイヤーとしてこれまでに東京宝塚劇場、東宝ミュージカル、劇団四季、松竹、新国立劇場など多数の公演やレコーディング等に参加。
バス・クラリネットを軸としたソロ・コンサートやライヴ活動も展開しており、これまでに11回のリサイタルを開催。2010年にソロ・アルバム「Basspirit」をリリース。日本作曲家協議会主催「アジア音楽祭 2014」にて、潘 皇龍作曲「一江風 ソロ・バス・クラリネットと室内オーケストラのための協奏曲(指揮:ラーズロ・ティハニ、室内オーケストラ:アンサンブル東風)」のソリストを務める。
クラリネットを佐川聖二、千葉直師、堀川豊彦、三界秀実の各氏に、バス・クラリネットをヤン・ギュンス、鈴木高通の各氏に師事。現在、ドルチェ東京ミュージックアカデミー、昭和音楽大学附属音楽教室、世田谷音楽院講師。ヴェントムジカオルケストラ音楽監督兼常任指揮者。東京プライム・シンフォニーオーケストラメンバー。(販売元情報)