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怒りの時代 世界を覆い続ける憤怒の近現代史

パンカジ・ミシュラ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794224835
ISBN 10 : 4794224834
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
秋山勝 ,  

Content Description

戦争、革命、テロ、暴動、レイシズム、イスラム排斥―世界はつねに「怒り」に覆われてきた。18世紀の啓蒙時代・革命の時代から帝国主義、植民地、世界大戦、そして大衆運動、無差別テロにいたるまでを、数多の思想家、文芸家、活動家等の言説や証言をもとに詳細に検証。進歩の旗を振る富裕層と、歴史・民族・信仰を武器にそれを否定する層との衝突と闘争が、欧州諸国間から植民地化された非西洋世界へ、そしてリベラリズムとそれに対抗する勢力、ナショナリズム、ポピュリズムの拡散が止まない現在へと連綿とつながっていく。この果てしない怒りの連鎖の深淵には何があるのか?先の見通せない今こそ必読の書!

目次 : 1 忘れ去られた連鎖―プロローグ/ 2 空間を広げる―歴史の勝者と彼らの幻想/ 3 他者を通じてなんじを愛すこと―進歩と進歩に宿る矛盾/ 4 信仰の喪失―イスラム、世俗主義、そして革命/ 5 信仰をふたたびこの手に/ 6 真の自由と平等を求めて―ニヒリズムの遺産/ 7 現実を見つける―エピローグ

【著者紹介】
パンカジ・ミシュラ : 作家、エッセイスト。英国王立文学会会員。1969年、インドのウッタル・プラデーシュ州に生まれる。アラハバード大学卒業後、ネルー大学大学院で英文学を専攻。現在、ニューヨーク・タイムズ、ガーディアン、ニューヨーカーなどに寄稿している

秋山勝 : 立教大学卒。日本文藝家協会会員。出版社勤務を経て翻訳の仕事に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    原著は2017年刊。著者はインド人作家。多くの思想家や文芸家、活動家の証言などを取り上げ、世界に渦巻くあらゆる対立とその怒りの根源を浮かび上がらせる。ヒンドゥー至上主義を掲げるモディ首相に対する批判的な視点が著者の根底にあるようだ。反ムスリムのヒンドゥー・ナショナリズムをインドの政治に持ち込もうとしたV·D·サーヴァルカルが、イタリアの統一運動を率いたジュゼッぺ・マッツィーニから受けた影響を詳細に分析している箇所は特に印象に残った。大衆扇動者としてのダンヌンツィオを冒頭に登場させたのも効果的。

  • Go Extreme

    忘れ去られた連鎖:ヒットラーとムッソリーニ・流儀 グローバリゼーション・インターネット ルサンチマン 反ユダヤ主義 イスラム恐怖症 スケープゴート探し アングロアメリカ空間を広げる―歴史の勝者と彼らの幻想 他者を通じてなんじを愛すこと―進歩と進歩に宿る矛盾 信仰の喪失―イスラム、世俗主義、そして革命 信仰をふたたびこの手に―解き放たれたナショナリズム、救世主へのまなざし 解き放たれたナショナリズム 救世主へのまなざし 真の自由と平等を求めて―ニヒリズムの遺産 現実を見つける:内なる世界の戦争 不毛は興奮

  • やっこ

    啓蒙思想と産業資本主義が生んだ近代化の約束に裏切られた人々のルサンチマンが、18世紀から現代に至るまで世界の暴力と分断を引き起こし続けている 現代世界の怒りと暴力が近代性そのものに内在する根本的矛盾から生まれているという洞察にある。彼は、自由・繁栄・進歩という近代の約束を享受できない人々が、その疎外感と屈辱感からルサンチマン——ニーチェが定義した「弱者が強者に対して抱く恨みの感情」——を蓄積し、それが暴力的な反動として噴出する

  • でん

    現代は文明の衝突ではなく、資本主義によって生まれたルサンチマンが根本的な原因である、という話。本筋とは外れるが、その情報量に圧倒され、自分は何も知らないなとちょっと落ち込まされた。

  • とくちゃん

    金、権力、モノ、領土など尽きぬ欲望と虐殺、奴隷、裏切、収奪の歴史をもとに仏法で言う四悪趣の輪廻をこれでもかと書き綴られている。現代も世相は相変わらず戦力争いは激しさを増すばかりだ。イスラム、ヒンドゥー、キリストなど一体どれ程の命を奪ったことか?いつになったら人が人らしく生きられるのだろうか?そうしたことを思わされながら読みました。究極的にはその時の人の心の反応が現実として現れているとも解せる。自分より幸福そうに見える相手への恨み、嫉み、辛み、僻みこそが怒りの時代をつくってき来たんだなと強く感じた本でした。

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