転職の魔王様

額賀澪

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569848525
ISBN 10 : 4569848524
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
追加情報
:
288p;19

内容詳細

大学卒業後に入社した大手広告代理店でパワハラに遭い、三年たたずに退職してしまった未谷千晴。働く自信と希望をすっかり無くしてしまった千晴だが、どうにか「普通の大人」に戻りたいと、叔母が経営する人材紹介会社を活用しながら転職活動をすることに。彼女はその会社で、「転職の魔王様」という異名を持つ凄腕キャリアアドバイザー・来栖嵐と出会う。面談初日から不躾な態度で接してくる来栖に、千晴は戸惑うが…。若手注目作家が未来の見えない大人たちに捧ぐ、渾身のお仕事小説。

【著者紹介】
額賀澪 : 1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒業。2015年、「ウインドノーツ」(刊行時に『屋上のウインドノーツ』と改題)で第22回松本清張賞、同年、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    額賀 澪、3作目です。タイトルと表紙からもっとコミカルな内容かと思いきや、シリアスな転職エージェント連作短編集でした。私は、「気持ちの悪い社畜」ではないものの、新卒で就職した今の会社で定年(現状60歳)までは、働く予定ですが、61歳以降の雇用延長だと年収が大幅に下がるので、場合によっては転職も考えています。その際は、シェパード・キャリアにお世話になりたいと思います(笑) https://nukaga-mio.work/tenshoku

  • ウッディ さん

    ブラック企業で、ボロボロになるまで働いた千晴は、転職の魔王様と呼ばれるキャリアアドバイザーの来栖と出会い、彼の部下として働く事になる。言葉に棘はあるが、人間としての優しさがにじみ出ている魔王様のキャラ立ちが弱い感じもした。少し前に読んだ滝羽麻子さんの転職エージェントのお仕事小説「あなたのご希望の条件は」と同じ設定、もし自分が転職するなら、こちらの主人公香澄さんにお願いするかなぁ。社畜のように自分を犠牲にして働く時代ではないのかもしれないけど、損得考えずに汗を流す人が評価される社会であってほしいと思った。

  • kotetsupatapata さん

    星★★★★☆ 表紙の挿画から軽めのお仕事小説かと思いきや、「仕事(会社)に何を求めるのか」「自分の人生に何を最優先するのか」等、転職の有無に関わらず仕事している人全てに贈る、100%リアルガチなお仕事小説でした。 小生も幾度と転職した口なので、求職者も背中を押して欲しい気持ちも、暗闇の中手を引いて導いてもらいたい気持ちもよく分かります。 その反面やはり自分の将来は自分で選択しないとという、CAの思いは最もです。 何が正解かは人それぞれですが、できれば後悔の無い人生を送りたいものです✨

  • モルク さん

    大手広告代理店で働く千春はパワハラと激務により体を壊して退職し、叔母の経営する転職エージェントでキャリアアドバイザー(CA)の研修を受ける。そこで魔王様の異名を持つCAに出会い彼の指導を受けるが…。仕事をする意味、希望の企業に就職し、明るい未来が待ち受けているはずだった。企業のいいなりになる戦士としてやっていけばいいのか。それとも、ここで思いきって転職し新たな方向を目指すべきか。千春はCAとして転職希望者に対応しているうちに、自らも成長していくというお仕事物語。ドラマになりそう。

  • 美紀ちゃん さん

    頭がハゲそう。 パワハラ体質の上司に頭を悩ませる登場人物の心情につられて、 自分が辛くてハゲそう。 私はPTSDかもしれない。 読むのがしんどい感じだった。 案の定、主人公の未谷さんは味覚障害に。 日本の企業は働きすぎだと思う。 戸松さんの章で、色々なことが繋がり、なるほどと思った。 転職の話だが、 中学生にはピンとこないかもしれない。 高校生や大学生なら学ぶことも共感することも出来るかもしれない。

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人物・団体紹介

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額賀澪

1990年茨城県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業後、広告代理店に勤務。2015年に『屋上のウインドノーツ』(「ウインドノーツ」を改題)で第22回松本清張賞を、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞。’16年に『タスキメシ』が第62回青少年読書感想文全国コンクール高等学校部門課題図書となる。

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