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広島平和記念資料館は問いかける 岩波新書

志賀賢治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004318613
ISBN 10 : 4004318610
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan

Content Description

被爆七五年を前に開館以来最大規模の展示更新を行なった原爆資料館。世界中から訪れる人々は、そこに何を見て、どう感じているのか。原爆投下直後から一人被爆資料の収集を重ねた初代館長の信念は、どのように引き継がれてきたのか。被爆者の高齢化が進む中で、「あの日」を記録し伝え続ける「記憶の博物館」の軌跡と課題。

目次 : 序章 いくつかの出会い/ 第1章 広島平和記念資料館へ/ 第2章 全面更新した展示/ 第3章 被爆資料、遺品の声―資料館の誕生/ 第4章 資料館の歩み、ヒロシマの歴史/ 第5章 何を、どう伝えるか―展示の変遷/ 終章 「被爆者不在のヒロシマ」を前に

【著者紹介】
志賀賢治 : 広島平和記念資料館前館長・広島大学原爆放射線医科学研究所客員教授。1952年広島県広島市生まれ。1978年名古屋大学法学部卒業。同年、広島市役所に就職。2013年広島市役所退職。同年4月、広島平和記念資料館館長に就任(〜19年3月)。2020年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Nobuko Hashimoto

    前館長による資料館案内。2019年に完成した三度目の大規模な展示更新の方針と、館内の詳細な説明につづき、資料館の起こりと歩み、展示の移り変わり、世界に向けての発信、世界との協力について、ていねいに解説。語り口は柔らかく、若干遠慮気味な部分もあるが、その分、誰にも受け入れやすい案内書となっている。図版も多い。18年に学生と訪問したときは改装中だったので、遠くないうちに行きたい。

  • 崩紫サロメ

    2019年にリニューアルオープンした広島平和記念資料館の前館長が、資料館のあり方について語る。リニューアルにあたり大きな議論となったのが、生々しく被爆を伝える「蝋人形」の是非。著者はそれについては否定的で、遺品を中心とした展示にしていきたい、など資料館が目指す方針を伝えている。また、初代館長長岡省吾の遺物収集への執念、市との確執、保存の困難さなど、「語り継ぐ」ことの困難さなど、考えさせられることが多い。

  • ひと

    今年のお盆は娘と広島旅行を計画し、資料館訪問の予習として。2020年に3度目の全面的な展示更新をしていたとは知らなかった。前館長による、資料館の展示構成、周辺施設、歴史、取り巻く人々、今後の期待などがコンパクトにまとめられた一冊で参考になった。特に初代館長の長岡省吾氏の執念。個人の強い思いがなければ、このような資料の根幹は築けなかったに違いない。ここはただの博物館ではない。色々意見はあると思うが、原子力の平和利用については、危険性や技術的な課題はまだまだ残るものの、一貫して紹介してほしい気がする。

  • ふゆ

    私の周りに「またか」「そればっかり」という人はいません。何回でも同じように繰り返していかなければならないものがあると思います。無辜の人など1人もいない。資料館の真摯な姿勢に胸を突かれます。寄贈品の聞き取りをしていたなんて知らなかった。名前があり人生があり、死があり思い出がある。あと資料館のための法律があることも知りませんでした。たった7条でもそれを立憲する使命感が如何程であったか。館の中しか知らなかった著書が、その日を街中で迎えるリアルさがすごい。岩波新書はこれだから、もう。

  • てくてく

    広島平和記念資料館のこれまでと今後の課題。博物館ではなく資料館としての役割は何か、その中でも平和記念都市建設法の対象である広島の地にある資料館の意義とは何かということをこれまでの紆余曲折を取り上げながら読者に考察する様委ねている。原子爆弾の被害という容易に理解しづらいことを安易に「分かりやすい」展示で対応するのではなく、考えさせ続けるためにはどうあるべきなのか、近年の改修工事の後の資料館で考えたい。

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