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はやぶさ2 最強ミッションの真実 Nhk出版新書

津田雄一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140886397
ISBN 10 : 4140886390
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan

Content Description

低予算・短期間にもかかわらず、過酷な開発工程と“想定外”ばかりの運用を乗り越えて、小惑星への2度の着陸など数々の「世界初」を成功させた秘訣は何だったのか。科学者や技術者を束ねて期待以上の成果を収めたプロジェクトの中心人物が、知られざる苦闘の道のりを明かし、いかにして複数の“人類初”の偉業を成し遂げたのかを、臨場感とスリルをもって描く唯一無二のドキュメント!

【著者紹介】
津田雄一 : 1975年生まれ。宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙飛翔工学研究系教授。東京大学工学部航空宇宙工学科卒、同大学院航空宇宙工学専攻博士課程修了。博士(工学)。2015年、史上最年少でプロジェクトマネージャー(はやぶさ2プロジェクト)に就任。専門は宇宙工学、宇宙航空力学、太陽系探査。『はやぶさ2 最強ミッションの真実』が初の著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Aya Murakami

    図書館本。新書特集の棚に置いてあった。 最強ミッションゆえに余裕が大事。義務感だけでやっていけませんよね。しかし…宇宙戦艦ヤマトには詳しくない私でも「キセノン重点120パーセント」には笑ってしまった。うちの職場でもコロナで余裕がなくなっている…(事務所前の廊下に医療道具や防護服の段ボール詰めが山のように…)。国家プロジェクトのような難しいミッションはやっていないが、余裕を作るという態度は見習いたい。

  • 夜長月🌙新潮部

    「はやぶさ2」は世界初、人類初の業績を一度にいくつも達成しました。月よりも遥か遠くの星から砂や石などのサンプルを持ち帰るサンプルリターン。2度の着陸のうち2回目のタッチダウンでは星の内部のサンプル採取に成功。これらの偉業の裏には苦闘の道のりがありました。その全てが明らかにされています。厳しい制約の中から解を見つけた科学者、研究者たちの記録です。

  • ぽてち

    昨年12月に小惑星「リュウグウ」のサンプルの入ったカプセルを地球に届け、新たなミッションへと旅立ったはやぶさ2。本書はこの計画のプロジェクトマネージャーを務めた津田さんの初の著書だ。ブルーバックスからはジャーナリストの山根一眞さんが書いた本が刊行されていて、どちらを読むか悩んだが、現場にいた人にしかわからない部分に期待して本書を読んだ。科学者の書いた本だが小難しい内容ではなく、探査機が主人公の“往きて還りし物語”で、文章も読みやすく面白かった。日本の技術力、まだまだ捨てたもんじゃない。

  • とーんぷーん

    Twitterで見ていたけど、ここまで大胆かつ綿密に事前に準備をして来たのかと思った。どんなに準備をしても、それ以上にリュウグウが大きな試練を与えてきていたこと、それをチームの力で解決していく様子は読んでいてワクワクした。通信速度が32kbpsって、昔のISDN以下じゃん。しかも往復40分も通信の待ちがある中で、画像を送ったり、修正プログラムを送るのは相当歯がゆさは出てくるのだろうな。技術的な話だけではなく、プロジェクトマネジメントとして、研究者としての話も出てきてとてもおもしろかった。

  • タカボー

    まず今まで読んだどの本よりもスイングバイについてわかりやすかった。そう、こういう説明してくれたら私でもわかる。そして小惑星への着陸って地球からの遠隔操作だと思っていたら、そんなことは不可能でそもそも遠くの小惑星からの映像が届くだけでも10分以上かかる。当然といえば当然だけど、地球の中で暮らしてると感覚としてわからなくて興味深い。将来遠い宇宙でオリンピックをやる時があるとして、テレビに「LIVE」と出てたとしてももう何年も前に終わってたりするんだろうな。

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