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ブラジル1910年。ブレヴィス家とフェレイラ家は長年にわたり血で血を洗う土地争いを繰り返してきた。ブレヴィス家はサトウキビを栽培し、砂糖を作ってきたが、奴隷制度の崩壊で衰退の一途をたどっていた。一方のフェレイラ家は牧畜を営み、一族は隆盛のきわみにあった。ブレヴィス家の長男はフェレイラ家の手で殺害された。長男のシャツについた血が黄色に変色する。それを待ってブレヴィス家の二男トーニョ(ロドリゴ・サントロ)は銃を持ち、フェレイラ家に報復に行く。トーニョはフェレイラ家の家長を追いかけまわし、銃弾でしとめるが、それはさらなる報復を呼ぶむなしい殺戮だった。フェレイラ家で家長の葬儀が執り行われている席にブレヴィス家の父親(ホセ・デュモント)はトーニョを伴って参列し、フェレイラ家の盲目の祖父に休戦を申し入れる。祖父は次の満月まで休戦を受け入れる。トーニョの弟(ラヴィ=ラモス・ラセルダ)は、ある日馬車に乗ってきた男女に道を聞かれる。2人はサーカスの曲芸師サルスティアーノ(ルイス=カルロス・ヴァスコンセロス)と火吹き女クララ(フラヴィア=マルコ・アントニオ)だった。クララは彼に人魚の絵がついた本をくれた。サルスティアーノはのちに彼がただの“坊や”と呼ばれていると聞いて、川魚のパクーという名をつけてやった。トーニョはパクーを連れてこっそりとサーカスを見に行く。トーニョは美しいクララを一目見て呆然となってしまった。クララもすがすがしいトーニョの姿に惹きつけられた。互いに惹かれあうにつれてトーニョの胸には終わりなき報復のむなしさがこみ上げる。「いっそのことクララと遠くに逃げてしまおうか」。その思いを秘めてクララたちと遠くの町へ旅立つトーニョ。怒り狂う父親に対し、ブレヴィス家の母親(リタ・アッセマニー)は、内心トーニョがこのまま姿を消したほうがよいのではないかと思う。しかし、トーニョは戻ってきた。そして満月になり、フェレイラ家の血染めのシャツは黄色く色を変えていった・・・。
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