ベルナルド・アチャガ

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アコーディオン弾きの息子 新潮クレスト・ブックス

ベルナルド・アチャガ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784105901660
ISBN 10 : 4105901664
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

葛藤、友情、そして裏切り――内戦から民族独立の抵抗運動まで、波乱の近現代史を描く、クレスト・ブックスはじめてのバスク語文学。  


【著者紹介】
ベルナルド・アチャガ : 1951年スペイン・バスク地方のギプスコア県生れ。ビルバオ大学(現バスク大学)とバルセロナ大学で経済学と哲学を学び、1970年代からバスク語文壇で頭角を現す。1988年刊行の連作短編集『オババコアック』でスペイン国民小説賞を受賞、一躍国際的な注目を集め、世界各地の26言語に翻訳される。1999年には英オブザーバー紙の「21世紀に活躍が期待される書き手」の一人に選ばれた

金子奈美 : 1984年秋田県生れ。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、福岡大学共通教育研究センター専任講師。専門はバスク文学、スペイン語圏現代文学、翻訳研究。訳書にキルメン・ウリベ『ムシェ 小さな英雄の物語』(第2回日本翻訳大賞受賞、第2回エチェパレ=ラボラルクチャ翻訳賞受賞)(白水社刊)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    世の中に強いうねりを起こす政変、特にクーデターやテロから内戦や戦争に繋がるような強い変化は、世代間での対立も生む。民族間、国家間だけでももう十分酷いのに。受け継がれるはずのものが、途絶えてしまう。反抗のエネルギーは、時を経れば強い郷愁となって襲いかかる。取り返しのつかない思い出。。バスクだけでなく、このようなことは世界共通に起こり得る。そして、奪われてはならない母国語。少し勘違いした自己紹介の時の無邪気さが、アコーディオンの動きに合わせてひらひらする蝶に重なる。

  • buchipanda3

    バスク語現代文学を初体験。スペインのバスク地方というと料理、サッカー、そして独自の言語というのが頭に浮かんだ。本作はその類を見ない言語を持つ人々の飾らない暮らしぶりと内戦という哀しい歴史に翻弄された男性の少年期からの青春回想録が抒情的な文章で丁寧に語られていた。小さな文化への理不尽な圧制は分断をもたらし、故郷を去らざるを得なかったダビ。異国の地で彼が描いたのは、忘れられない出来事、そして言語を子供たちへ残すという強い想い。その物語は人と文化が確かにそこに生きていたという証を浮かび上がらせていたと思う。

  • キムチ

    余りの分厚さにぐっ・・掌で温め・・じっくり読んだ。バスク地方〜ピレネー山麓に位置し仏西に跨る。自国語とは異なる言語を持つ。20C半ばにはフランコ政権に反旗を翻し激しい内戦が続く。後にETAの武力闘争へと連なる・・その内線後 米で死去した友人を想い遺作に手を入れ 作品化したのがヨシェバ。ダビはかの地をアルカディアの如く愛しすぎた為、牧歌調に仕上がった。そこに手を入れ、内戦下の民の愛も苦悩も悲しみも土と共に練り上げ 我々に供している。為に、醸し出すハーモニーがアコーディオンの悲哀の情感たっぷりに仕上がっている

  • ヘラジカ

    バスク語文学。故郷を去った男が残した手記(自伝)を幼馴染が編纂/加筆して物語を作り上げたという設定。前半はあまり大きなイベントが起きず緩やかで地味な流れが続くが、親世代の壮絶な歴史に因む苦悩なども取り入れられており、かなり歯応えがあった。大国の間で圧し潰されそうになってきたバスク独自の生活や文化が知れて興味深い。活動家としての過去が明かされる「八月の日々」以降は、サスペンスフルなエピソードが続き、前半とは打って変わって物語として強く魅了された。大作ではあるが海外文学好きなら是非とも読み通すべき貴重な作品。

  • 天の川

    バスクからアメリカに移住したダビ。死後、バスク語で彼が書いた回想録を幼馴染の小説家ヨシェバが翻訳し手を入れる。少数言語で回想録を書いた理由。山バスクでの青春の日々は牧歌的でキラキラしているけれど、そこにはフランコ政権下の血塗られた村の記憶や父への疑惑、反発があった。彼が故郷を捨て、過去を封じ込めざるを得なかった状況が終章で怒涛の如く明らかになる。独立運動とテロリズムに巻き込まれていく幼馴染三人のそれぞれの選択は重い。為政者は征服の際に言語や独自文化を禁じる同化政策をとる。バスク語への思いを強く感じる本だ。

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