シェーンベルク(1874-1951)

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CD 輸入盤

<シェーンベルク作品集1>グレの歌 クラフト/フィルハーモニア管弦楽団/サイモン・ジョリー合唱団/他

シェーンベルク(1874-1951)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8557518
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シェーンベルク作品集第1集

シェーンベルク:グレの歌

せっかくクラシック音楽に興味を持ったら、「グレの歌」は聴いておきたいものです。理由は、規模が史上最大級に大きいから。5人の独唱者に語り手、3群の男声四部合唱、混声八部合唱、打楽器セクションも含め巨大な編成の管弦楽で、五百人を超える規模の演奏家を要します。シェーンベルクと言えば十二音でよくわからないというイメージが固定的ですが、「グレ」は後期ロマン派の延長線上にある美を湛えています。既に「グレ」の洗礼を受けた方には、シェーンベルクと言えばこの人ありのロバート・クラフトが指揮した新録音である点に是非ともご注目ください。コッホ・レーベルの再発売盤です。

ロバート・クラフト指揮
フィルハーモニア管弦楽団
サイモン・ジョリー合唱団
ステファン・オ・マラ(T)
メラニー・ディーナー(S)
ジェニファー・レーン(Ms)
デーヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Bs)
マーティン・ヒル(T)
エルンスト・ヘフリガー(語り)

録音: 2001年10月 イギリス、ウォトフォード、コロッセウム

ユーザーレビュー

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クラフトさん、以前にソニーだったかのレー...

投稿日:2012/01/22 (日)

クラフトさん、以前にソニーだったかのレーベルでシェーンベルクをたくさん録音していました(私は聴いてませんけど)。イメージ的には現代音楽のスペシャリストという感じです。なので、ここでも切れ味鋭い、鮮烈な演奏を期待しました。録音も新しいしね。ところが、聴いた感想はその正反対。第1部はゆったりしたテンポで、これはもう普通の抒情音楽。許されない愛に陶酔する二人の高揚する感情でもなく、忍び寄る破局に怯えるさまでもなく、劇性の希薄な単にデレッとした抒情の音楽。第2部のヴァルデマール王の嘆きもあまり深刻ではないな。第3部に至ってようやく少し、いかにもシェーンベルクらしい不思議な雰囲気が漂い始めますが、それもこれも、ごく普通の盛り上がりのなかで終わってしまいます。何とも期待をはぐらかされた残念な出来栄え。歌手はメジャーな人がいないかな、少なくとも私は初めて聴くお名前ばかり(ヘフリガーは別)。実演ならともかく(声量勝負!)、ま、こういうセッションではとりあえず問題はないでしょう。ただ、表現力ではやはり十分ではないかな〜。ヘフリガーさん、懐かしい名前で、名歌手ですが、ずいぶんとハスキーな声になっちゃって、ここでの語り手は何か違和感があります。合唱は、まあいいかなあ。オケは不満なし。録音は優秀。この曲を初めて聴こうという方にはまあ、いいかもしれませんが、ほぼ同じ値段で小澤やシャイーがあるからなあ、あまり薦めませんね。結構、失望した一枚(二枚組)。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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