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(Chamber)sym.7: Thomas Christian Ensemble

Bruckner (1824-1896)

User Review :4.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
60313132
Number of Discs
:
1
Label
:
Mdg
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ブルックナー:交響曲第7番 室内アンサンブル版!
トーマス・クリスティアーン・アンサンブル

シェーンベルクがウィーンで主宰した「私的室内楽協会」コンサートのための編曲リストの中に、ブルックナーの交響曲第7番が存在することは以前から知られていましたが、1921年夏の初演以降、リノス・アンサンブルがとりあげるまで80年ほども演奏されなかったのは少し意外な気もします。
 交響曲第7番は、ブルックナーの交響作品の中では珍しく初演から成功し、当時から比較的ポピュラーな人気を獲得していたもので、ヨハン・シュトラウの編曲などで知られていた私的室内楽協会が、編曲の対象に選んだとしても不思議はありません。
 この室内楽版は、クラリネット、ホルン、ハーモニウム、ピアノ、弦楽四重奏、コントラバスの9人編成を採っています。編曲の実作業はシェーンベルク門下の3人が分担しておこなったとのこと。
 ハンス・アイスラーが第1楽章と第3楽章、エルヴィン・シュタインが第2楽章、カール・ランクルが第4楽章をそれぞれ担当していますが、音を聴く限りそれぞれ編曲者が違うという感じはあまりしません。おそらくスコアリングの綿密な打ち合わせが当事者間でおこなわれていたのでしょう。
 新ウィーン楽派の面々によるブルックナー観が、この編曲を通して見えてくるのは間違いありません。ブルックナーの作品はよく「オルガン的」と言われ、実際、オルガンによる演奏もリリースされているのですが、この編曲ではむしろその「オルガン臭」が排除されているのが印象的です。ハーモニウムやピアノも、足りない声部の単なる補強ではなく、音色パレット上の一構成要素として作用し、色彩の変化が元のオーケストラ版よりも強くなっているのがポイントとなっています。
 第7番はブルックナーの交響曲の中では最も親しみやすい旋律美を持つ作品ですが、前半2楽章の重さに較べ、後半2楽章、というよりも、フル・オーケストラで聴くと第4楽章がアンバランスなほど軽い感じがしていたことも確か。が、このヴァージョンで接するとそうした問題が解消され、一貫したムードが保たれているように聴こえるのが面白いところです。
 室内楽版ならではの自発的アンサンブルや、自由でのびやかな歌いまわしが楽しめるのもこのヴァージョンの魅力のひとつ。

・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
 トーマス・クリスティアーン・アンサンブル

Track List   

  • 01. Symphony no 7 in E major, WAB 107
  • 02. Symphony no 7 in E major, WAB 107
  • 03. Symphony no 7 in E major, WAB 107
  • 04. Symphony no 7 in E major, WAB 107

Customer Reviews

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この曲のもつ魅力を最大限に引き出している...

投稿日:2005/08/08 (月)

この曲のもつ魅力を最大限に引き出していると感じさせる演奏だと思います。今までフル・オーケストラで耳にしてきた第7番が益々すきになりました。音質もなかなか良好なので満足しています。

KURO さん | 福岡 | 不明

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新ヴィーン楽派の系統の香りのするブルック...

投稿日:2005/04/24 (日)

新ヴィーン楽派の系統の香りのするブルックナー。本来の曲の持つ荘厳感を損なわず、それでいて各楽器のアウトラインが明確かつ融合している。特に弦楽四重奏は、すばらしい。曲の解釈は、極めてスタンダードだが、芸達者揃いのプレーヤーだから面白く聴ける。

プ さん | 神奈川県横浜市 | 不明

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