CD Import

The Living Mountain : Sarah Aristidou(S.Andre Schuen(Br.Alisa Weilerstein(Vc.Clemens Schuldt / Munich Chamber Orchestra, etc

Larcher(1963- )

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4858784
Number of Discs
:
1
Label
:
Ecm
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

心に残る風景と夢の世界〜オーストリアの作曲家によるニュー・アルバム。世界初録音

オーストリアの作曲家、トーマス・ラルヒャーのニュー・アルバムには、3つの世界初録音となる非常に対照的な作品が収録されています。ザ・タイムズ紙はラルヒャーの音楽を「心に残る風景と夢の、スタイルとしては全く異質だが、作曲家の驚異的な耳と伝統的な形式を疑問視する考え方が融合した」世界であると称賛していますが、その描写はこのアルバムの作品によって立証されています。
 ソプラノ歌手とアンサンブルのための『The Living Mountain』は2019年から2020年にかけて作曲され、スコットランドの詩人で自然をテーマにした作家でもあるナン・シェパードの同名の著書である回顧録に基づいています。チロル地方で育ち、山岳地帯になじみのあるラルヒャーはこの著書に魅せられました。「彼女が書いたことと自分自身が同化し、本を読むとすぐにそれは内なる旅となり、精巧な作品作りへの音楽のひらめきを与えてくれました」とラルヒャーは語っています。さらにこの作品はオランダの写真家、アヴォイスカ・ヴァン・デル・モレンによるチロル山岳地帯の風景写真からもインスピレーションを受けています。
 『Unerzahlt』は2019年から2020年に作曲されたバリトン歌手とピアノのための内面的な一連の歌です。13の小品から構成され、バリトン歌手アンドレ・シュエンの表現力の幅が生かされています。ドイツの作家であるW.G.ゼーバルトのテキストに作曲されました。そして「永遠の蛇」と題された『Ouroboros』はチェロと室内オーケストラのための3楽章からなる器楽作品です。第2楽章のテンポ指示「Allegro infriate」は激しい怒りを意味し、力強い作品となっています。
 トーマス・ラルヒャーは1963年にインスブルックで生まれ、ウィーンで作曲とピアノを学びました。ザ・ニューヨーカー誌に「中央ヨーロッパの音楽を長らく支配してきた現代主義の制約を無視する、予測できない自由思考の作曲家」と評されました。アンドレ・シュエンは南チロルで育ちチェロと声楽を学びました。世界中の歌劇場から引く手あまたのバリトン歌手で、2003年のザルツブルク音楽祭で演じた『フィガロの結婚』のアルマヴィーヴァ伯爵役が絶賛されました。フランス・キプロス出身のソプラノ歌手サラ・アリスティドゥは、現代音楽とオペラのレパートリーの両方で受賞歴があります。
 録音は2021年と2022年にミュンヘンとヴィーアベルクで行われ、マンフレート・アイヒャーによりプロデュースされました。「ECM Newシリーズ」4作目となるラルヒャー作品のアルバムです。ブックレットにはアヴォイスカ・ヴァン・デル・モレンの写真、Fridrike Gosweinerのライナーノーツ(欧文)も掲載されています。(輸入元情報)

【収録情報】
ラルヒャー:
1. The Living Mountain(2019-20)
〜ソプラノとアンサンブルのための
 I. Introduction
 II. At first, mad to recover the tang of height
 III. As I reach the highest part of my dark moor
 IV. In September dawns I hardly breathe
 V. Once, on a night of such clear silence
 VI. Further up, it is all snow

2. Ouroboros(2015)〜チェロと室内オーケストラのための
 I. Allegretto
 II. Allegro infuriate
 III. Adagio ma non troppo

3. Unerzahlt(2019-20)〜バリトンとピアノのための
 I. Plinius sagt
 II. Die roten Flecken
 III. Wenn die Blitze herabfuhren
 IV. Gleich einem Hund
 V. Am 8. Mai 1927
 VI. Mitten im Schlaf
 VII. Venezianisches Wachspraparat
 VIII. Es heist, das Napoleon
 IX. Aus dem Vorderschiff des Gehirns
 X. Blaues Gras
 XI. Zuletzt werden blos soviel uberbleiben
 XII. So glitt ich lautlos
 XIII. So wird, wenn der Sehnerv zerreist

 サラ・アリスティドゥ(ソプラノ:1)
 アンドレ・シュエン(バリトン:3)
 アリサ・ワイラースタイン(チェロ:2)
 アーロン・ピルザン(ピアノ:1,2)
 ダニエル・ハイデ(ピアノ:3)
 Luka Juhart(アコーディオン:1)
 クレメンス・シュルト指揮、ミュンヘン室内管弦楽団(1,2)

 録音:
 2021年6月 ミュンヘン、Bavaria Musikstudios(1,2)
 2022年5月 ヴェアーベルク、Gemeindezentrum(3)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items