若きショパン・コンクール覇者が独特の音楽的個性でフランス音楽の魅力を探求
《ブルース・リウ〜Waves/フランス作品集》
●2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝し、世界の注目を集めたカナダの若きピアニスト、ブルース・リウによる、ファースト・スタジオ・アルバムです。リウがバロックから近代まで、200年にわたるフランスの鍵盤楽器音楽の魅力を探求しています。ヴィルトゥオジティ溢れるものから穏やかなものまで、ラモー、アルカンとラヴェルの美しい作品を収録。アルバムのタイトル「Waves」はプログラムを通して貫かれている自然のテーマだけでなく、リウのまさしく内部から発する音楽作りをも暗示しています。
●リウは中国人の両親のもと、パリに生まれ、モントリオールで育ち、フランス語、英語、中国語が堪能です。その人生は常に文化的多様性の中にあり、それが彼の姿勢、性格、個性に影響を与えています。ヨーロッパの気品、中国の伝統、そして北米のダイナミズムと開放性、リウは自身の芸術のために様々なインスピレーションのもととなるものを引き出します。
●「魅惑的な音楽的個性を持ったピアニスト」―『フィナンシャル・タイムズ』紙
●「成熟さ、個性、決意に満ちた、近年最も優れたショパン・リサイタルの一つ」―『グラモフォン』誌(ドイツ・グラモフォンからリリースされたショパン・コンクールでのリウの演奏について)
《LP 1》[Side A]1) ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル、2) アルカン:舟歌(歌曲集第3集Op.65より第6番)、3) ラモー:未開人、4-5) ラヴェル:組曲『鏡』(第1曲:蛾/第2曲:悲しげな鳥たち)/[Side B]1-3) ラヴェル:組曲『鏡』(第3曲:海原の小舟/第4曲:道化師の朝の歌/第5曲:鐘の谷)
《LP 2》[Side A]1) アルカン:イソップの饗宴(『短調による12の練習曲』Op.39より第12番)、ラモー:2) 優しい嘆き(ロンドー)、3) 一つ目の巨人(ロンドー)、4)『新クラヴサン組曲集』よりメヌエットI-II、5) めんどり/[Side B]1-6) サティ:グノシエンヌ(第1番:Lent/第2番:Avec étonnement/第3番:Lent/第4番:Lent/第5番:Modéré/第6番:Avec conviction et avec une tristesse rigoureuse)
【演奏】ブルース・リウ(ピアノ)
【録音】2022年11月23−27日、ベルリン、テルデックス・スタジオ
*Gatefold仕様
(メーカーインフォメーションより)