LPレコード 輸入盤

フォー・クララ〜シューマン:クライスレリアーナ、ブラームス:3つの間奏曲、9つの歌曲と歌 エリーヌ・グリモー、コンスタンティン・クリンメル(2枚組アナログレコード)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4864203
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
輸入盤

商品説明

二人の作曲家が一人の女性に捧げた愛に満ちた“文学的音楽”。 グリモーの最新盤
《エレーヌ・グリモー〜For Clara》

●フランスを代表するピアニスト、エレーヌ・グリモーのニュー・アルバムはシューマンとブラームスの作品集です。シューマンの8曲からなるピアノ曲集『クライスレリアーナ』とブラームスの『3つの間奏曲』と『9つのリートと歌』が収録されています。『クライスレリアーナ』はロマン派の物語作家であるE.T.A.ホフマンの著作に登場する風変わりなホフマン自身の分身(クライスラー)に霊感を得て作曲されました。グリモーはこの曲を10代の頃からよく知っていて、以前録音したこともあります。「このような作品とは生涯ともに過ごすことができ、そしていつも新しい何かを発見します」とグリモーは語っています。シューマンに才能を見出されたブラームスによる、シューマンの未亡人クララへの片思いの気持ちが込められた歌曲集『9つのリートと歌』では、天才バリトン歌手コンスタンティン・クリンメルがグリモーと共演しています。
●「作曲家の中で最も文学的」とグリモーが評するシューマン。その文学的な取り組みの幅広さは、ゲーテ、バイロンなどからの歌や合唱、オペラの作品の膨大な数だけではなく、文学作品からのインスピレーションを自身のピアノ音楽に巧みに織り込んでいることからも証明することができるでしょう。『クライスレリアーナ』ほどこの要素をさりげなく表現した作品は他にありません。
●シューマンは『クライスレリアーナ』を1838年の春から作曲しました。4月半ば、彼はクララ・ヴィークに手紙を書いています。「この前の手紙のあと、新しい曲集を完成しました。『クライスレリアーナ』という名にします。[…]私の音楽は自分にとっては全て簡潔に素晴らしく組み合わされているように思えます」。シューマンはこのスコアを出版社に送る際、その写しをクララにも送っています。彼女に捧げるつもりだったようです。(初版はクララの父ヴィークに遠慮してかショパンに献呈された。)
●ロベルトとクララ・シューマンと密接に関わったブラームスはおそらく自身の“クライスラー”と関わらざるを得なかったでしょう。1854年の『シューマンの主題による変奏曲』Op.9で、分身というシューマン風のアイデアを取り入れています。しかしその10年後の『9つのリートと歌』では少なくとも歌曲の作曲に関して、ブラームスの個人的な文学の関心がどこにあったのかが分かります。

《LP 1》シューマン:
[Side A]1-3) クライスレリアーナOp.16(第1曲−第3曲)
[Side B]1-4) クライスレリアーナOp.16(第4曲−第8曲)
《LP 2》ブラームス:
[Side A]1- 3) 3つの間奏曲Op.117 /
[Side B]1-9) 9つのリートと歌Op.32((第1曲:私は不意に飛び起きた/第2曲:もうお前のところには行くまい/第3曲:悲しくさまよい歩く/第4曲:私の傍らを流れ去った河/第5曲:いまいましい、お前はそうやって私をまた/第6曲:僕が思い違いをしたと君は言う/第7曲:あなたはひどい事を言おうと思っているが/第8曲:私とあの子はこんななか/第9曲:わが妃よ、そなたはなんと)

【演奏】コンスタンティン・クリンメル(バリトン)(LP 2: Side B)、エリーヌ・グリモー(ピアノ)

【録音】2022年6月3−4日、ドイツ、ポリング、Bibliothekssaal(LP 1)、2023年3月25日、ハノーファー、テスマー・トーンスタジオ(LP 2: Side A)、2022年8月28−30日、ドイツ、シュティーニッツ、トゥルビーネンハレ(LP 2: Side B)

*Gatefold仕様

(メーカーインフォメーションより)

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