CD 輸入盤

アンタル・ドラティ/マーキュリー・マスターズ 第2集〜ミネアポリス交響楽団ステレオ録音集(30CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4844207
組み枚数
:
30
レーベル
:
:
Australia
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


アメリカのクラシック録音の黄金時代が蘇る
20世紀の巨匠によるミネアポリス・ステレオ録音集。CD30枚組ボックス・セット


アンタル・ドラティとミネアポリス交響楽団のステレオ録音をまとめたCD30枚組ボックス・セットが、「マーキュリー・マスターズ Vol.1」モノラル録音集に続いて発売されます。限定盤。オリジナル・ジャケット仕様。
 アメリカのクラシック録音の黄金時代を再現するこれらの録音はクラシック音楽誌からも高く評価され、力強さ、激しさを中心とする音楽の特性と巧みにリズムをつなぐ特別な能力が明らかにされています。初CD化となる録音や、未発表のドラティへのインタビュー(ディスク26)も収められています。
 ハンガリー出身の指揮者アンタル・ドラティは1949年にミネアポリス交響楽団の音楽監督に就任し、その後すぐにこの楽団を戦後アメリカの世界一流のオーケストラに育て上げました。マーキュリーは1952年から、ドラティが辞任する1960年まで一緒に録音を続け、51枚のアルバム(24枚のモノラル録音と27枚のステレオ録音)を作りました。そこには彼が音楽監督を務めた11年間にオーケストラとともに築き上げたものが遺されています。
 マーキュリーに長年関わったチーフ・エンジニアのロバート・ファインとプロデューサーのウィルマ・コザートの息子であるトーマス・ファインによる新規リマスタリングとウィルマ・コザートによるオリジナル音源からCDへのリマスタリングは、この遺産をかつてなかったほどに生き生きと蘇らせています。
 このステレオ録音のボックスには、モノラル時代の録音の再録音も含まれています。それらを細かく比較すると、この指揮者のアイデアと演奏への注目すべき一貫性がよくわかります。自分が何を求めているかを知っていて、それを実現しています。ドラティのモノラル録音とステレオ録音を一緒に並べることで、そこには多くの洞察力があることもわかります。ストラヴィンスキーの『春の祭典』、ヨハン・シュトラウスのワルツ集とR.シュトラウスの交響詩集、『シェエラザード』、『ペトルーシュカ』、『ローマの松』などを比べることができます。ドラティは自身の完璧な耳を惜しみなく発揮し続け、コープランドの『ロデオ』やドリーブの『コッペリア』のようなバレエ曲でリズムを爆発させました。
 ドラティ自身の作曲による2つの作品と、ドラティが擁護したアメリカ現代音楽、フェトラー、ピーターソンとシュラーの作品も収録されています。
 ドラティへのインタビューを行ったデニス・D・ルーニーはブックレットにも権威あるライナーノーツを執筆しています(欧文)。また、初CD化となる1958年に録音された『The Magic of the Bells』(ディスク30)は、伝説の大序曲『1812年』のアルバムと一緒にリバーサイド教会でニューヨークの鐘が録音されたものです。

「火のように激しく、色彩に富み、熱烈で見事な録音」―『Tempo』誌(1962年)(コダーイの『ハーリ・ヤーノシュ』について)
「音にぞくぞくさせられる」―『Hi-Fi Review』誌(1959年)(ドヴォルザークの『スラヴ舞曲集』について)

ラファエル・クーベリックとシカゴ交響楽団、ポール・パレーとのデトロイト交響楽団のボックス・セットと同様、ドラティのモノラルとステレオのボックス・セットもアメリカのクラシック録音の黄金時代を記録しています。(輸入元情報)


【収録情報】

Disc1
● バルトーク:組曲第2番 Op.4(1943年改訂版)


 録音:1955年11月
Disc2
R.シュトラウス:
● 『ばらの騎士』組曲 Op.59
● 交響詩『ティル・オイレン・シュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28


 録音:1955年12月
Disc3
● コダーイ:組曲『ハーリ・ヤーノシュ』
● バルトーク:ハンガリーの風景 Sz.97
● バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.68


 録音:1956年11月
Disc4
J.シュトラウス2世:
● ワルツ『春の声』 Op.410
● ワルツ『ウィーンのボンボン』 Op.307
● シャンパン・ポルカ Op.211
● ワルツ『芸術家の生活』 Op.316
● ワルツ『南国のばら』 Op.388


 録音:1956年11月
Disc5
● バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112


 イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
 録音:1957年2月
Disc6
● ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』


 録音:1957年3月
Disc7
ロッシーニ:
● 歌劇『泥棒かささぎ』序曲
● 歌劇『絹のはしご』序曲
● 歌劇『チェネレントラ』序曲
● 歌劇『セヴィリャの理髪師』序曲
● 歌劇『アルジェのイタリア女』序曲
● 歌劇『ブルスキーノ氏』序曲


 録音:1957年3月
Disc8
● オッフェンバック/ロザンタール編:パリの喜び
● J.シュトラウス2世/ドラティ編:卒業記念舞踏会


 録音:1957年4月
Disc9
● アルベニス:組曲『イベリア』(アルボスによる管弦楽編)
● ファリャ:歌劇『はかなき人生』より間奏曲とスペイン舞曲第1番


 録音:1957年4月
Disc10
● ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73


 録音:1957年12月
Disc11
● J.シュトラウス2世:喜歌劇『ヴェネツィアの一夜』序曲*
● エドゥアルト・シュトラウス:ワルツ『ドクトリン』 Op.79
● エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル『テープは切られた』 Op.45*
● ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『水彩画』 Op.258
● ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『天体の音楽』 Op.235*
● J.シュトラウス2世:エジプト行進曲*
● J.シュトラウス1世:ワルツ『ローレライ=ラインの調べ』 Op.154*
● J.シュトラウス2世:ポルカ『ハンガリー万歳』 Op.332*


 録音:1957年12月
Disc12
● コープランド:バレエ組曲『ロデオ』
● コープランド:エル・サロン・メヒコ
● コープランド:キューバ舞曲
● ガーシュウィン:パリのアメリカ人


 録音:1957年12月
Disc13-14
● ドリーブ:バレエ音楽『コッペリア』


 録音:1957年12月
Disc15
1. チャイコフスキー:序曲『1812年』 Op.49

2. ディームズ・テイラーによる解説(英語)
3. チャイコフスキー:イタリア奇想曲 Op.45

 ミネソタ大学ブラス・バンド(1)
 ディームズ・テイラー(ナレーター:2)
 録音:1958年4月(1)、5月(1:鐘、2)、6月(1:大砲)、1955年12月(3)
Disc16-17
● ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1集 Op.46
● ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第2集 Op.72
● スメタナ:歌劇『売られた花嫁』より序曲と3つの舞曲


 録音:1958年4月
Disc18
● リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』 Op.35


 ラファエル・ドルイアン(ソロ・ヴァイオリン)
 録音:1958年12月
Disc19
チャイコフスキー:
● スラヴ行進曲 Op.31
● 歌劇『エフゲニ・オネーギン』 Op.24よりワルツとポロネーズ
● 幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』 Op.32


 録音:1958年12月
Disc20
R.シュトラウス:
● 交響詩『ドン・ファン』 Op.20
● 交響詩『死と浄化(変容)』 Op.24


 録音:1958年12月
Disc21
● ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)


 録音:1959年4月
Disc22
ムソルグスキー:
1. 組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)
2. 歌劇『ホヴァンシチナ』より前奏曲と『ペルシャの奴隷たちの踊り』


 録音:1959年4月
Disc23
● ブロッホ:シンフォニア・ブレーヴェ
● ピーターソン:Free Variations for Orchestra*


 録音:1959年4月
Disc24
● プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 Op.100


 録音:1959年11月
Disc25
● ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』(1947年版)


 録音:1959年11月
Disc26
ドラティ:
1. 交響曲(1957)*
2. 夜想曲と奇想曲〜オーボエと弦楽四重奏のための*

3. アンタル・ドラティへのインタビュー**

 デニス・D・ルーニー(聞き手:3)
 録音:1960年4月(1,2)、1975年(3)
Disc27
1. シュラー:パウル・クレーの主題による7つの習作
2. フェトラー:オーケストラのためのコントラスツ


 録音:1960年4月
Disc28
ラフマニノフ:
1. ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
2. 前奏曲 変ホ長調 Op.23-6
3. 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2


 バイロン・ジャニス(ピアノ)
 録音:1960年4月
Disc29
レスピーギ:
1. 交響詩『ローマの松』
2. 交響詩『ローマの噴水』


 録音:1960年4月
Disc30
● The Magic of the Bells*

 Kamiel Lefevere(リバーサイド教会のローラ・スペルマン・ロックフェラーのメモリアル・カリヨン)
 録音:1958年5月

 ミネアポリス交響楽団
 アンタル・ドラティ
(指揮)

 Disc15-2、Disc26-2,3、Disc28-2,3、Disc30を除く

 録音場所:ミネアポリス(Disc1〜4、6〜29)、ニューヨーク(Disc5、15-1:鐘&大砲、15-2、30)
 録音方式:ステレオ
 *初CD化
 **初発売


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