ストラヴィンスキー(1882-1971)

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CD 輸入盤

『春の祭典』『火の鳥』 クラウス・マケラ&パリ管弦楽団

ストラヴィンスキー(1882-1971)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4853946
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


クラウス・マケラ&パリ管/春の祭典、火の鳥

2022年10月、全国が注目する来日ツアーを果たした26歳のスター指揮者クラウス・マケラとパリ管弦楽団。来日プログラムのメイン曲、ストラヴィンスキーの『春の祭典』と『火の鳥』を収録した、音楽監督を務めるパリ管との録音第1弾をリリース。
 クラウス・マケラは1996年フィンランド生まれの26歳。12歳からシベリウス・アカデミーにてチェロと指揮を学び、若くしてスウェーデン放送交響楽団の首席客指揮者に就任したほか、これまでにフィンランド放送響、ヘルシンキ・フィル、ライプツィヒ放送響など、世界の一流オーケストラと共演し、いずれも高い評価を得て「数十年に一度の天才指揮者の登場」とも評される大成功を収めています。
 2020年、24歳の若さでノルウェーのオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任、翌2021年のシーズンからは、名門パリ管弦楽団の音楽監督にも就任しました。先日、楽団員の投票により、2027年から10年契約でロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任することも発表されるなど、クラシック界の新時代を象徴するニュースで大きな話題を集めました。(輸入元情報)

【収録情報】
ストラヴィンスキー:
● バレエ音楽『春の祭典』(1947年版)
● バレエ音楽『火の鳥』(1910年版)

 パリ管弦楽団
 クラウス・マケラ
(指揮)

 録音時期:2022年10月5-7日
 録音場所:フィラルモニ・ド・パリ
 録音方式:ステレオ(デジタル)


総合評価

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まず、録音がすばらしい。特に木管はリアル...

投稿日:2023/07/30 (日)

まず、録音がすばらしい。特に木管はリアルに捉えられており、マイクのクオリティーもここまで来たかと驚嘆させられる。その結果、大変カラフルな華やかな音色で音楽が進行し、指揮者が北欧出身とか、もう、そういう聴き方はナンセンスだなと思い知らされる。クリアな録音に後押しされ、スコアの隅々まで手に取るように聞こえる。切れの良い、前のめりなリズムで晋かと思うと、ぐっとテンポを落とし、品良く上品な響きを聞かせる部分もあり、この指揮者の引き出しの多さに、キャリアがまだ長くないことを考えると、その才能には唸らされる。さすが、メジャーオケからのオファーが絶えないだけのことはある。この曲には、名盤も多く、それらと比較して、抜きんでているとまでは、言えないけれど、というか、そういう聴き方ももう意味がないと思わせてくれる、フレッシュで、見事な演奏。一家に1枚、常備して損は無い。

林檎太郎 さん | 長野県 | 不明

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天才指揮者という触れ込みに冷やかし半分で...

投稿日:2023/06/06 (火)

天才指揮者という触れ込みに冷やかし半分で聴いてみた。春の祭典冒頭、悩ましげなファゴットがたっぷりと歌われていて、これは本物かと思いきや、激しい弦の返しのリズムで始まる乙女たちの踊りでテンポが上がり、ホルンの不協和音もありきたり。確かにスコアをほぼ完璧に再現してはいるが、やや前のめりなリズム、指揮者の位置で聴いているような奥行き広がりのない音質など特別な演奏とは感じない。正確だが味のない演奏か。試しに私のベストであるコリン・デイヴィスとコンセルトヘボウ管の76年の録音を聴くと、半世紀前のこちらの方が音の広がり、ヌケ、そして圧倒的なパーカッションのダイナミックと優っている。他にシベリウスくらいしか世に出ていない段階で天才呼ばわりは時期尚早ではないか。むしろ音楽家に軽々しく天才というワードを使うべきではない。音楽家は成長していく過程が素晴らしいのであって、若いうちに天才扱いされると往々にして竜頭蛇尾。大成しないというイメージが強い。そもそも過去に天才指揮者っていたっけ? どうもビジネス何とかという臭いがして仕方ない。往年の名指揮者たちに乾杯!!

シャルヴェンカ さん | 千葉県 | 不明

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2022年クラウス・マケラは2回来日した。6.7...

投稿日:2023/04/25 (火)

2022年クラウス・マケラは2回来日した。6.7月の東京都交響楽団と10月のパリ菅。わたしは都響の2回を聴いたがその時はプログラムが不思議だった。「これはどう考えても都響が本命だろう」と思った。今になって、特にこのCDを聴いて思った。「あ、こういうことね」と。これは各オーケストラの個性、特質を考えたプログラミングだったと。都響は名だたるマーラーオーケストラでありオーケストラの性能は非常に高いし、パリ菅は「火の鳥」「春の祭典」の初演オーケストラであり、パリはディアギレフの公演が開催された場所である。正直この2曲に関してはわたしはブーレーズのコロンビア録音が忘れられない。あれは本当に凄い録音だった。だがマケラもよくやったと思う。やはりマケラは理知的な指揮者だ。彼は決して意識を手放さない。そして「音を出すのをためらわない」。やはりこの若者は注目すべき指揮者である。

Q さん | 埼玉県 | 不明

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