CD 輸入盤

半音階的幻想曲とフーガ、インヴェンションとシンフォニア、3声のリチェルカーレ、最愛の兄の旅立ちに寄せて、他 アンドラーシュ・シフ(クラヴィコード)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4857948
組み枚数
:
2
レーベル
:
Ecm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


第59回「レコード・アカデミー賞」大賞を受賞したアンドラーシュ・シフ最新作!

「この楽器は私の最良の教師だ」。バッハ最愛の鍵盤楽器クラヴィコードによる心洗われる作品集。
 誠実にキャリアを重ね、円熟の時を謳歌する現代最高の巨匠アンドラーシュ・シフ。2021年度「レコード・アカデミー賞」大賞を受賞した前作『ブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番』に続く待望の新作は、全編クラヴィコードによるJ.S.バッハ作品集。2022年6月に独ライプツィヒ市よりヨハン・ゼバスティアン・バッハ作品の普及に貢献した者に贈られる「バッハ・メダル」も授与されました。
 バッハが最も好んだ楽器と言われるクラヴィコードの音色についてシフは次のように語っています。「新しい世界、騒がしい現代における静かなオアシスへと誘ってくれる。クラヴィコードのおかげで、私はバッハを以前とは違ったふうに、より精緻に、より明解に聴き、演奏するようになった」。
 シフにとって初のクラヴィコード集である今回の作品は、バッハ初期の鍵盤作品を中心に録音されており、バッハの時代の音色、そしてクラヴィコードの「カンタービレ芸術」を味わうことができます。アルバムは2枚組で、カプリッチョ『最愛の兄の旅立ちに寄せて』で幕を開け、『インヴェンション』と『シンフォニア』などを経て、ラストの『半音階的幻想曲とフーガ』まで、作品への深い洞察に基づいた圧巻の表現が収められています。
 今回の録音でシフは、ベルギーの楽器職人ヨリス・ポトフリーへが製作した1743年製スペッケンのレプリカを演奏。録音は独ボンのベートーヴェン・ハウスの室内楽ホールで行われ、プロデュースはECMレーベルのオーナーであるマンフレート・アイヒャーが担当。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
J.S.バッハ:
● カプリッチョ『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV.992
● 2声のインヴェンション BWV.772-786
● 4つのデュエット BWV.802-805
● 3声のリチェルカーレ〜音楽の捧げもの BWV.1079より

Disc2
● シンフォニア BWV.787-801
● 半音階的幻想曲とフーガ BWV.903


 アンドラーシュ・シフ(クラヴィコード)

 録音時期:2018年7月
 録音場所:ボン、ベートーヴェン・ハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


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ひそけき雰囲気が漂い、古雅の趣きも充分な...

投稿日:2023/02/05 (日)

ひそけき雰囲気が漂い、古雅の趣きも充分なアルバム。    シフがバッハを音楽活動の中心に置いているのは周知のことだが、ただバッハを弾いている、とは違うということを当盤で知ることができる。 それはつまり、バッハをレパートリーの中心に据えているという意味でなく、音楽の愛の中心に据えているという意味なのだろう。バッハの曲への解釈、バッハそのものへの理解をさらに深めるために大切に演奏されたクラヴィコード。曲目や演奏も実に趣深い、愛情あふれる内容。急ぐことなく、慈しむようにバッハで「歌って」いるシフの気持ちが伝わる。あまり音を大きくせずゆったりと聴いてみてほしい。シフの手による親密でひそけきクラヴィコード演奏。考えてみたらECMにぴったりのアルバムとも言えるのではないだろうか。    ちなみに…インヴェンションとシンフォニア、デュエット以外の曲目は2022年秋の来日公演(ピアノを演奏。当日に曲目を発表しながら演奏するという興味深く、かつ濃密な演奏会だった)で奏されたものばかり。実際席に座った方はその日の演奏を思い出すきっかけとして、行かなかった方は当盤でじっくり聴いてみていただきたい。おすすめです。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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