CD 輸入盤

ピエール・モントゥー デッカ録音全集(24CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4834711
組み枚数
:
24
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


20世紀前半の名指揮者モントゥーによる初の集大成がCD24枚組ボックスに

フランスの名指揮者ピエール・モントゥーが、1956年から1964年にかけて デッカ、フィリップス、ウェストミンスター、デッカ/RCAの各レーベルに行った録音が初めてまとめて発売されます。
 デッカの黄金時代を支えたプロデューサー、クリストファー・レイバーンが保管していた『ダフニスとクロエ』の貴重なリハーサル録音などが収められたCDを含むCD24枚組。
 モントゥーの息子クロード・モントゥーの指揮によるラヴェルの録音はインターナショナルではCD化です。
 CD24枚組豪華ボックス入り。オリジナル・ジャケット仕様。72ページのブックレット付き(欧文)。

古典から近代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、その真摯で豊かな音楽で世界中のファンに愛されたピエール・モントゥーは、ゲオルグ・ショルティの回顧録の中で「20世紀前半の最も素晴らしい指揮者の一人」と記されています。彼はブラームスを敬愛し、ブラームスの前で演奏したことを終生心の糧としていました。彼はまたサン=サーンスやフォーレとも共演しています。ドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』の初演ではオペラ・コミック座のヴィオラ首席として演奏に参加し、1911年のストラヴィンスキーの『火の鳥』世界初演にも参加。作曲家の要請により、モントゥーは『春の祭典』の世界初演では指揮を務めました。『ペトルーシュカ』、ラヴェルの『ダフニスとクロエ』、ドビュッシーのバレエ『遊戯』、ミヨー、プーランク、プロコフィエフ、ブロッホの数多くの作品を世界初演しています。

「彼は私が知る中で彼は最も親切で最も賢い人であり、指揮について彼が知らない事は皆無だった」〜アンドレ・プレヴィン〜

「私たちの主な仕事は、オーケストラをまとめ、作曲家の指示を実行することであり、ファッション・モデルになったり、その「解釈」で貴婦人を失神させたり、聴衆の心をかき乱すことではありません。」〜ピエール・モントゥー〜(輸入元情報)


【収録情報】
Disc1
ベートーヴェン:
1. 交響曲第1番ハ長調 Op.21
2. 交響曲第2番ニ長調 Op.36
3. 歌劇『フィデリオ』序曲 Op.72c
4. 『エグモント』 Op.84〜序曲
5. 劇音楽『シュテファン王』 Op.117〜序曲

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
 ロンドン交響楽団(2-5)
 録音:1960年、ウィーン(1)、1960年(2,3,5)、1961年(4)、ロンドン
Disc2
ベートーヴェン:
1. 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
2. 交響曲第8番ヘ長調 Op.93

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1957年(1)、1959年(2)、ウィーン
Disc3
ベートーヴェン:
1. 交響曲第4番変ロ長調 Op.60
2. 交響曲第7番イ長調 Op.92

 ロンドン交響楽団
 録音:1959年(1)、1961年(2)、ロンドン
Disc4
ベートーヴェン:
1. 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
2. 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』

 ロンドン交響楽団(1)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2)
 録音:1961年、ロンドン(1)、1958年、ウィーン(2)
Disc5
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

 エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)
 レジーナ・レズニック(アルト)
 ジョン・ヴィッカーズ(テノール)
 デイヴィッド・ウォード(バス)
 ロンドン・バッハ合唱団
 ロンドン交響楽団
 録音:1962年、ロンドン
Disc6
1. ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
2. シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 録音:1962年(1)、1963年(2)、アムステルダム
Disc7
1. シューベルト:劇付随音楽『ロザムンデ』 D.797
2. ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1957年(1)、1959年(2)、ウィーン
Disc8
ブラームス:
1. 悲劇的序曲 Op.81
2. 大学祝典序曲 Op.80
3. ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
4. 交響曲第2番ニ長調 Op.73

 ロンドン交響楽団
 録音:1962年(1,2,4)、1958年(3)、ロンドン
Disc9
1. ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
2. ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調 Op.70

 ジュリアス・カッチェン(ピアノ:1)
 ロンドン交響楽団
 録音:1959年、ロンドン
Disc10-11
● ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』 Op.17

 レジーナ・レズニック(アルト)
 アンドレ・タープ(テノール)
 デイヴィッド・ウォード(バス)
 ロンドン交響楽団&合唱団
 録音:1962年、ロンドン
Disc12
1. ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
2. メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』序曲 Op.21
3. メンデルスゾーン:劇付随音楽『真夏の夜の夢』より(スケルツォ、夜想曲、結婚行進曲)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1958年(1)、1957年(2,3)、ウィーン
Disc13
ハイドン:
1. 交響曲第94番ト長調 Hob.I:94『驚愕』
2. 交響曲第101番ニ長調 Hob.I:101『時計』

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1959年、ウィーン
Disc14
● チャイコフスキー:バレエ音楽『眠れる森の美女』 Op.66(抜粋)

 ロンドン交響楽団
 録音:1957年、ロンドン
Disc15
● チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』 Op.20(抜粋)

 ヒュー・マグワイア(ヴァイオリン)
 ロンドン交響楽団
 録音:1962年、ロンドン
Disc16
1. リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』 Op.35
2. ストラヴィンスキー:バレエ組曲『火の鳥』(1919年版)

 ロンドン交響楽団(1)
 パリ音楽院管弦楽団(2)
 録音:1957年、ロンドン(1)、1956年、パリ(2)

Disc17
ストラヴィンスキー:
1. バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1911年原典版)
2. バレエ音楽『春の祭典』

 ジュリアス・カッチェン(ピアノ:1)
 パリ音楽院管弦楽団
 録音:1956年、パリ
Disc18
ドビュッシー:
1. 牧神の午後への前奏曲
2. 夜想曲より(第1曲:雲、第2曲:祭り)
3. 管弦楽のための映像
4. 交響的断章『聖セバスティアンの殉教』(カプレ編)

 ロジャー・ロード(コールアングレ:4)
 ロンドン交響楽団
 録音:1961年(1,2)、1963年(3,4)、ロンドン
Disc19
ラヴェル:
1. バレエ音楽『ダフニスとクロエ』全曲
2. スペイン狂詩曲
3. 亡き王女のためのパヴァーヌ

 コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団(1)
 ロンドン交響楽団
 録音:1959年(1)、1961年(2,3)、ロンドン
Disc20
ラヴェル:
1. ボレロ
2. ラ・ヴァルス
3. バレエ音楽『マ・メール・ロワ』全曲

 ロンドン交響楽団
 録音:1964年、ロンドン
Disc21
1. シベリウス:交響曲第2番ニ長調 Op.43
2. エルガー:エニグマ変奏曲 Op.36

 ロンドン交響楽団
 録音:1958年、ロンドン
Disc22
1. J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067
2. グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より『精霊の踊り』
3. モーツァルト:フルート協奏曲第2番ニ長調 K.314

 クロード・モントゥー(フルート)
 ロンドン交響楽団
 録音:1963年、ロンドン

 ピエール・モントゥー(指揮)

 ステレオ録音
Disc23
ラヴェル:
1. ボレロ
2. ラ・ヴァルス
3. 亡き王女のためのパヴァーヌ

 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 クロード・モントゥー(指揮)

 録音:1971年、ロンドン(ステレオ)
Disc24『リハーサル集』
1. ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』より
2. ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』より
3. ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』より
4. ド・リール:ラ・マルセイエーズ

 エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ:2)
 レジーナ・レズニック(アルト:2)
 ジョン・ヴィッカーズ(テノール:2)
 デイヴィッド・ウォード(バス:2)
 ロンドン・バッハ合唱団(2)
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団(3)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1)
 ロンドン交響楽団(2-4)
 ピエール・モントゥー(指揮)
 録音:1962年、アムステルダム(1)、1962年(2,4)、1959年(3)、ロンドン

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いわゆる爆演型の強烈な個性や、奇人変人的...

投稿日:2021/03/11 (木)

いわゆる爆演型の強烈な個性や、奇人変人的なエピソードがなかったため、昔は影が薄かったモントゥーだが、近年見直され、こうした立派なボックスが出されるのは、うれしい限りだ。定評があるコンセルトヘボウとの「英雄」やロンドン響とのブラームス2番はもちろん、ベートーヴェンとブラームスは全て味わい深い名演。ハイドンやモーツァルトの愉悦感も一級品だし、ストラヴィンスキーも、古さを感じず、普通に楽しめる。お勧めです。

座頭 さん | 兵庫県 | 不明

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