70年代後半から誕生したヒップホップやR&Bは今や音楽の主流といっても過言ではないジャンルです。そんなヒップホップやR&Bのレコードは売れるのか?高価買取は期待できるのか?解説してゆきます。

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ヒップホップの歴史
1970年代 - ヒップホップの誕生
ヒップホップは、1970年代のニューヨーク・ブロンクスで生まれました。DJクール・ハーク(DJ Kool Herc)がジャマイカのサウンドシステム文化を持ち込み、同じレコードを2枚を交互にかけてリズムの部分だけを抜き出したブレイクビーツを使ったパーティーを開催したことが始まりとされています。
この時期に生まれたヒップホップの四大要素:
- MC(ラップ) - リズムに合わせて自由に即興などで語る
- DJ - レコードをスクラッチしたりビートをつなげる
- ブレイクダンス - 上記のような音楽に合わせてダンスする
- グラフィティ - 壁などにスプレー缶で絵を描く
グランドマスター・フラッシュ(Grandmaster Flash)、アフリカ・バンバータ(Afrika Bambaataa)などがこの時代を代表するアーティストです。このような音楽をオールドスクールヒップホップなどと言います。
1980年代:黄金期の幕開け
80年代には、ヒップホップが商業的に成功し始め、RUN-D.M.C.やLL・クール・Jなどのアーティストが登場。さらに、パブリック・エナミー(Public Enemy)などが政治的・社会的メッセージを含むラップを発信しました。
また、ウェストコーストからN.W.A.が登場し、ギャングスタ・ラップの流れが生まれます。
1990年代:多様化と黄金期
90年代は、ヒップホップが大衆音楽として確立され、東海岸(ノトーリアス・B.I.G.)と西海岸(2Pac)のライバル関係が注目されました。
同時に、ウータン・クラン(Wu-Tang Clan)、トライブ・コールド・クエスト(A tribe called Quest)、デ・ラ・ソウル(De La Soul)、など、さまざまなスタイルのヒップホップが登場し、音楽的にも多様化していきました。
またこのころから、ソウルミュージックなどから影響を受けているヒップホップとR&Bの融合が生まれ、R.ケリー、メアリー・J. ブライジやアッシャー、TLCなどがヒップホップ・ソウルのスタイルを確立しました。
日本でもこの頃から日本語でラップを行うスタイルがジャパニーズヒップホップとして流行し始めました。
2000年代以降:グローバル化とデジタル時代
2000年代に入ると、ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、エミネム、50セントなどが登場し、ヒップホップはさらにポップカルチャーとしての地位を確立。R&Bはビヨンセ、アリシア・キーズ、クリス・ブラウン、ネリー、リアーナなどが登場し、より洗練されたサウンドへと進化。
2010年代には、ドレイク、ケンドリック・ラマー、トラヴィス・スコットなどが台頭し、サウンドのトレンドもトラップミュージックに移行しました。R&Bはフランク・オーシャンやザ・ウィークエンド、シザなどが新たなスタイルを生み出しています。
高価買取できるヒップホップ、R&Bのレコードの特徴
ヒップホップ、R&Bは特にレコードの形で存在することが比較的最近の音楽としては特徴的で、クラブなどでDJがレコードをかけたりDJとラッパーがライブをすることがメインだった事もあり、以下のような形で存在します。
12inch シングル
12inchシングルはLPサイズと呼ばれる約30cmくらいの大きなレコードで、1曲から3曲くらいまとめて収録されているシングル盤です。シングル盤にしか入っていないリミックス曲やアカペラ、インストなどが収録されることが多く、アルバムなどを買っても入っていない曲もリリースされていました。当時DJ達はシングル盤を集めクラブでDJをしていました。
近年ヒップホップ人気が年々高まり、昔のヒップホップの再評価もされています。
こちらは当時第一線で売れていたシングルよりもマニアックで生産量の少ないシングルが高価買取されやすいですが、タイトルによって大きく変わるのでHMVのような専門家に査定を依頼するのが一番良い方法です。
LPアルバム
ヒップホップやR&BのLPアルバムは数年前までは安く手に入りやすかった状況でしたが、再評価の流れが大きく、近年軒並み高価で取引されるようになってきています。こちらは所有されていて買取を希望する場合は今が良いタイミングではないでしょうか?
ただ、こちらもタイトルによって金額が大きく変わるのでHMVのような専門家に査定を依頼するのが一番良い方法です。
HMVのヒップホップ、R&Bの高価買取の例
ヒップホップやR&Bのレコードは、タイトルや状態によって大きく買取価格が変わります。特に12inchシングルやLPアルバムのオリジナル盤、限定盤などは高価買取が期待できます。詳しい査定はHMVの専門スタッフにお任せください。
買取の方法
もし買取をお願いしたい!と決めたら、買取を依頼する方法を検討・相談しましょう。
HMVでは以下の4つの方法で買取を行っております。
宅配買取
HMVの宅配買取サービスでは、お申込みいただくと無料で配送用の段ボールをお送りしますので、買取をお願いしたい商品をまとめて送っていただくだけの完全無料のサービスです。
各ジャンルのスタッフが1点1点丁寧に査定し、明細書も発行いたしますので安心です。
出張買取
買取をお願いする枚数が1000枚以上と多い場合は、HMVのスタッフがご自宅にお伺いして、梱包や運び出しを行います。買取は宅配買取と同様に買取センターに持ち帰って1枚ずつ丁寧に査定するので、安く買いたたかれるなどの心配もございません。
店頭買取
店頭買取は東京、大阪に展開するHMV record shopに買取してほしい商品をお持ちいただくとその場で査定・お支払い可能なサービスです。お近くの方はお買い物ついでになど是非ご検討ください。
店頭受付買取
全国のHMVの店舗(※上記のような中古商品取り扱い店舗ではない)で受付し、査定はセンターで1点1点行いお支払いは再度来店しなくても買取が完結するサービスです。受付を行える店舗は下記にリストアップされていますので、お近くの方はぜひご検討ください。
買取方法にあった形で梱包・配送
上記の買取方法にあった形で商品を梱包します。
HMV record shopでは申込後、配送用の段ボールが無料で送られてくるので、その段ボールの中に商品を梱包し、手順に沿って集荷してもらいます。
梱包の際はレコードが破損しないように気を付けてください。
まとめ
以上、ヒップホップ、R&Bのレコードは高価買取できるかを解説しました。特に近年再評価の波が高まっているので、買取・処分をお考えの方はぜひHMVの買取サービスをご検討してみてはいかがでしょうか。

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