その１１「新しい出会い」のススメ

「2.5次元ミュージカル」に出会ってみた

もうタオルケットじゃ寒いとわかっているのに、いまだタオルケットを愛用しているカゲヤマン。気づけばもう10月も終盤なんですよね、寒くなるわけだ。
あっという間に今年も終わりそうな感じがしますねーー。
（毎年同じこと言ってるけどww）

相変わらずあっちのエンタメこっちのエンタメを覗き見しては、皆さんにお伝えできる素敵なものがないかと考えているわけですが、つい先日、カゲヤマン的にはニューな興行に出会いました。

それは「2.5次元ミュージカル」！！

エンタメ好きが集まっているような会社ですから、いろんな情報があちこちから入ってくるのですが、なかでも私がヤンママ（ヤンキーでは、ナイ）であれば娘でもおかしくないほどに年の離れたIちゃんからさんざん聞かされていたものがありました。そう、それこそが演劇のニュージャンル。そして、ついにそこに手を出してしまいましたーーー！！

Iちゃんのお気に入りは、鈴木拡樹さん。彼がいかに素晴らしいかについて何度も聞いていたので、元演劇ガールとしては、気になっておりました。そこで今回、この彼が主演した舞台「幻の城〜戦国の美しき狂気〜」を観に行ったのです。

こちらの舞台は2.5次元というよりは、原作のある普通の舞台かな？とも思うのですが、とにかく出演をしている俳優さんたちが、その2.5次元で大活躍中（もしくはそこから出世した？）の方が多く、今回、大きく括らせていただいた次第です（笑）。

率直な感想としては、いやー、とにかくイキがイイ！！！

殺陣もうまい、声も通る、動きがイイ、華がある・・・と、文句のつけどころがナイ。
おそらくIちゃんからしたら「ようやくわかったか、遅咲きのコンコンチキめ・・・ww」と思っているかいないかはわかりませんが、いやーホントに、今回開眼しましたよ。

恋に落ちるかと思いました（爆）。

「幻の城〜戦国の美しき狂気〜」を観てみた

この舞台は「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」の第2弾。
これは、教科書には載らないような歴史上の出来事を興味深く面白くエンターテインメントとして表現するシリーズ企画なのですが、ここまで面白くしてもらえると、ホントに歴史に興味がわくからスゴイです。
カゲヤマンは歴史上の出来事を点で楽しむことはできるのですが、線で結べないタイプなので（笑）、なかなかハードルが高いなと心配していたのですが、なんのなんの。素直に面白かったし、第3弾も観たいと真剣に思っているくらいです。

さて、まずはあらすじを。

この「あの方しかいない」と切望された狂気の総大将、宇喜多秀家を演じたのが、先述の鈴木拡樹さん。この彼が、まー器用というかなんというか。演技がうまいばかりか、声もイイし、そのフォルム（立ち姿含め）が素晴らしい！！舞台上で放つオーラなのか、舞台で映える映えるーーー！
以前「NINAGAWA・マクベス」観劇時に市村さんの背中で魅せる演技の素晴らしさについて書きましたが、この鈴木くん（年下だから「くん」で呼ばせてw）、負けてないです。
彼のスポットライトの中での立ち姿の圧のスゴさたるや、ハンパないです。
正直ビックリしました。圧倒されました。思わず涙こぼれました。

あとね、鈴木くんでもう一つどうしても言いたいことがありまして。実は、私は彼で人生で初めての体験をしました。

それは・・・カーテンコールの挨拶で、泣いてしまったのです。
人生で初めての経験でした。

おそらく、千秋楽まであとわずかというタイミングだったからなのか、満身創痍感がスゴかったんですね。そこから出てくる凄みみたいなものもあって。そんな彼が声高らかに客席に向かって放った感謝の言葉が、カゲヤマンの心を鷲づかみですよ。それはもう、ガッツリと。

きっと、これが恋・・・♪（バカにつける薬をください・・・）

そうそう、劇団プレステージで役者としてがんばっている風間由次郎くんも出ていたのですが、彼もいい役もらってましたねー。最期、身代わりとなって果てるシーンで、ガッツリ泣かされました。いい演技だった！マジで。

前述の2人はもちろんですが、脇を固める若者たちもホントによかったし、ベテラン勢の星野真里さん、山崎樹範さんもさすがでした。あと驚いたのは新垣里沙さんのセリフの節回しがむっっちゃくちゃ上手だったこと！！声もキレイだし、新たな彼女の魅力を発見しました。もはやアイドルではなかったです。

この勢いで、ホントにど真ん中の「2.5次元系」に行ってみようと思っております。 あの若さ溢れるイキのよさ、ハマります。

あなたもきっと、ハマるハズ♪
うふうふ。

ではまた来週―♪

カゲヤマンレコメンド

先の鈴木くんも出演の、まさに「2.5次元系」。
思い切って飛び込んでみるのはいかがー？

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