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HMVインタビュー: Surkin

Tuesday, April 3rd 2007

☆『Action Replay』発売記念インタビュー!



Justiceらと共にフランス、そして世界のダンスミュージックシーンに革命を起こす脅威の才能、Surkin。南フランス出身のSurkinは、2006年5月に「Radio Fire Works」と「Ghetto Obsession」の2枚を<Institube>よりリリース。この衝撃的なトラックはフランスのクラブシーンで大ヒットを記録し瞬く間に世界中のフロアを熱狂させるビッグヒットとなりました。

その後Justice「Water Of Nazareth」のリリースパーティにも出演を果たし、リミキサーとしてもBoys NoizeDJ MehdiKlaxonsPara Oneなどのリミックスを手がけるようになります。そして今回、そのSurkinの作品が日本独自編集企画盤としてリリース!これまでにリリースした2枚のEPからの楽曲やリミックス、さらにはこのアルバムのために新たに制作された新曲も含む全11曲収録。ちなみにそのアートワークを手がけているのはJusticeの片割れ、Gaspiratorなんです。そして『Action Replay』リリース後に来日し、TacteelPara Oneと共演し行なわれたYellowや苗場でのパーティはかなりの大盛況だったようです!

今回、そんなSurkinにお話をお聞きする機会がありましたのでいろいろと質問してみました!お楽しみください!

 


Interview with Surkin


まず自己紹介からお願いしてもよろしいですか?

Surkin(以下:S): やぁ。ぼくはBenoit Heitz、またの名は”Surkin”。現在21歳。今はパリに住んでいるけど、出身は南仏なんだ。クラブミュージックを作ってる。


日本独自企画盤として作品がリリースされることとなりましたが、今どんな気分ですか?

S: 凄く興奮しているよ。日本のみんなが僕の音楽をどんな風に思うか早く知りたいな。


今作のタイトル『Action Replay』に込められた意味を教えてください。そしてジャケットのデザインについて解説してもらえますか?

S: "Action Replay"ってのは、ゲームとかでズルをする為の、特別なカートリッジなんだ。無敵になっちゃったり、無限にプレーできたり。僕はこんな風に音楽を見ているんだ。例えば、君が15歳だったとして、大好きな音楽を爆音で聴いていたとする。その時君はもはや自分の部屋にいるティーンエイジャーじゃなく、1万5千人の観客の前でステージに立っているんだ。ある意味、音楽ってのは人生のインチキカートリッジみたいだなって。

ジャケットのデザインは1980年代に影響受けたものだよ。コレといって特に説明もできないんだけど・・・。Gaspiratorがデザインしてくれたんだ。凄く気に入ってるよ。




Surkin  『Action Replay』
01.Radio Fireworks
02.Ghetto Obsession (Beta Version)
03.And You Too
04.J-Hood
05.Kiss And Fly
06.Ghetto Obsession 2006
07.Radio Fireworks (Riot in Belguium Second Remix)
08.And You Too (DJ Slugo Remix)
09.Kiss And Fly (Tacteel Remix)
10.Para One / Midnight Swin (Surkin Drowning Mix)
11.Kiss 'n' Horns (Vengeance Edit)





大ヒットした「Radio Fireworks」を始めとして、Remix トラックや新曲も収録されているというお話でしたが、自分で1番気に入ってるトラックはどれですか?

S: 難しいなぁ。それぞれの曲が、ある特定の時期に作られているんだ。だから、それぞれの曲を、違った気持ちで好きなんだ。それぞれの面白さや思い出もあるしね。選べないや・・・。


トラック制作を始めたのはいつ頃でしょうか?そのきっかけは?

S: 始めたのは5年前かな。家にある普通のコンピューターで音楽作れるんだってわかってね。その前にもやっぱり音楽を創りたくてね、でも周りのみんなが高価な機材なしではムリだよなんていうからさ。そして、ある日友人が音楽制作ソフトのデモを僕にくれたんだ。で、試してみたんだけど。基本的なセットアップであそこまで出来るなんて・・・ホントに驚いたよ。


Tacteelにデモテープを渡したことがきっかけで<Institubes>からリリースすることになったそうですが、なぜTacteelだったのですか?それは何の時に渡したのですか?Tacteelは、あなたから見てどんな人ですか? 

S: 実は、僕はちゃんとしたデモを送ったワケではないんだよね。インターネット上でTekilatexにMp3をいくつか送ったくらい。で、彼が気に入ってくれてね。数ヵ月後にまた彼に、M.I.A / Sunshowerのリミックスを送ったんだ。そこで、彼がブートレッグのホワイトレーベルでリリースしようって決めたんだ。その後、本格的に12インチの制作に取り掛かってって感じで、始まったんだよ。 その頃、Tacteelが<Institubes>のA/Rだったので、彼からアドバイスしてもらったり、どんな曲をやろうとか手伝ってくれたりしたんだよ。




Tacteel 
『Je Ne Vous Oublierai Pas (I Will Not Forget You) 』

01.Big Top Society
02.Feel It ,Feel It
03.Stop Die Resuscitate - Bad Night (Tacteel Remix)
04.L' Hiver Vous Va Si Bien
05.Go Dance With My Friend
06.Keratine
07.Xmas In Padova
08.Selective Approach
09.Emofuck
10.Bologne
11.Chien Jaube
12.TTC - Ebisu Rendez vous
13.Now Do The
14.TTC - Girlfriend
15.Klanguage - Priceless Things (Tacteel Remix)
16.Acid Jacks - Awake Since 78 (Tacteel Remix)
17.Hypnolove - Mademoiselle (Tacteel Remix)
18.Gush





自身の楽曲の他にも、DigitalismやBoys Noize、そして今話題のKlaxonsのRemixを手がけておられますが、トラックをつくりあげるときに一番大切にしていることとは何でしょうか?

S: まずは、その曲の各パートを聴いていくかな。で、気に入ったパートをリミックスに使っていく。リミックス作るプロセスにおいては、最初のセクションがやっぱり大切だね。それが全てを形作っていくからね。  


あなたと同郷であり大先輩、Daft Punkの1st『Homework』がリリースされたのが1997年、そのときって10才ぐらいだと思いますが、リアルタイムでよく聴いてたりしましたか?

S: 勿論だよ。『Homework』は僕のお気に入りアルバムの1つだね。でも実のところ、当時は僕の友達たちが聴いていたように、フレンチラップにハマっていたんだ。確かにDaft Punkはいつもテレビで観ていたし、ラジオじゃあ引っ切り無しに彼らの曲が流れていたよね。でもその時は、そういう音楽は聴かなかったし、あまり注目もしてなかったんだ。


ほかには今までにどんな音楽を聴いてきましたか?

S: 音楽を作り始めた頃は、ヒップホップを聴いていたんだ。だから、かつてはヒップホップのビートをよく作っていたかな。まぁそんなマジメにやっていたワケじゃないけどね。


自身をつくりあげた3曲(もしくはアルバム3枚)を挙げて頂くことはできますか?


S: まずは、<Dance Mania>っていうシカゴのゲットーハウスのレーベルの作品全て。このムーブメントそのものと、このレーベルのたくさんのリリース作品が、僕に影響を与えてくれた。ホンっトに究極のハウスミュージックなんだよ。トラックはラフで、盛り上がっていくし、一発で効いちゃうね。

・<Dance Mania>のDJ FunkによるMix CD DJ Funk 『Booty House Anthems』(2002年)



S: アルバムで言えば、Daft Punk 『Discovery』かな。ダンサブルで、宇宙的で、天才だよね。おそらくフランスで最高のアルバムなんじゃない。

・Daft Punkの2ndアルバム Daft Punk 『Discovery』(2001年)な。



S: トラックで言えば、Para One 「Turtle Trouble」だね。 初めて聴いた時、コンプがかかりまくりのこのトラックにはやられたよ。

・上記楽曲「Turtle Trouble」が収録されているアルバム Para One 『Epiphanie』(2006年)


今、音楽以外で1番ハマっていることは?

S: 昔はグラフィックデザインとかやってたんだ。最近はあまりイラストレーションとかやってるヒマもなくなったけど。それでもやっぱり大好きだよ。


将来の野望を教えてください。

S: このまま続けて音楽で生活ができるといいなぁ。 それから素晴らしいアルバムもつくっていきたい。


今後の活動について教えてください。

S: 4月には 「Fireworks Refired」っていう、僕の2枚の12インチのリミックスを編集したEPも出るよ。それから5月には<Institubes>からシングルをリリースするしね。今は、サイドプロジェクトを友人のBobmoともすすめているんだよ。このプロジェクトはHigh Powered Boysっていうんだ。


あなたがまた日本に来ることをみんな楽しみにしています!そんな日本のファンに向けてメッセージを!

S: 女の子たちへ。ぼくの事を良く面倒見てね!


ありがとうございました!



協力: Rallye/Klee




☆関連インタビューリンク 
42007年3月 Tacteelインタビュー

☆関連リンク 
>myspace: Surkin

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