Rogue Male インタビュー!
Thursday, November 19th 2009
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メタルとパンクを融合させたサウンドを聴かせて人気だったバイカー・スラッシュ・バンド、Rogue Male が、22年振りに奇跡の復活!中心人物 Jim Lyttle にインタビューを敢行しました!
- --- Rogue Maleの復活と最新作『Nail It』の発売、おめでとうございます。現在の心境をお聞かせいただけますか?
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今のこの瞬間がこんなに嬉く、幸せに思える出来事は今までなかったよ!Yeah, Yeah, Yeah!!!!
- --- 87年に起こったバンド解散から22年も経っています。この長い期間、あなたはどのように過ごされていたのですか?音楽活動は行っていたのですか?
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Rogue Maleを違うメンバーでスタートさせようと考えたこともあった。ただ、Rogue Maleマジックを起こせるような奴に出会えなかった。 でもそんな中でも、待ってくれているファンに捧げられるように曲は書き続けていたんだ。あと、バイク仲間とかなりパーティーはしまくっていたな!!
- --- 差し支えなければ87年に起きたバンドの解散の理由をお聞かせいただきたいのですが?
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バンド解散の主な理由は契約やマネージメントのずさんさにうんざりした事だった。 後に法的アドバイスを受けて俺達が署名した100万ドルのレコード契約と権利の契約書が本当に価値がないことを知ったよ。
- --- 解散後、あなたはバンドの権利を取り戻すために裁判で長期間に亘って闘っていたそうですね。
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Rogue Male が解散した後の6年間、俺は Rogue Male の楽曲の権利を取り戻すために戦い続けたよ。結果的に取り戻せたんだが、そこで熱かったものが冷めた。もちろん音楽に対してじゃなくてこの業界に。
- --- 2007年にMetal Mind Productionによって伝説の2作品『First Visit』、『Animal Man』が、やっとCD化されました。この2作品は日本ではCD化希望作品として常に声が上がっていた程の人気作品なんですよ。日本のこの状況をどう思われますか?
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2007年にあの2枚は再発されたんだけど、その話は俺に全く来てなくて偶然知ったんだ。まぁ、長い話をまとめると、Metal Mind がライセンスを取得するために俺をちゃんと通してくれた事で一件落着。それでやっとあの2作品の印税が入る事になったんだぜ!やっとな!前のレーベルからは一回も入ってこなかったからな。一回もだぜ!!
それと80年代に日本からは良い反応が来ていたんだけど、一回もステージに上がれなくて残念な思いをしたよ。日本でプレイする事は、今本当にしたい事のひとつだ。 - --- そしてあなたは再びシーンに帰ってきました。Rogue Male を再始動させるに至ったきっかけは何だったのでしょうか?
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俺の夢はずっと Rogue Male の再結成だった。時が経つのは早いものだけど、完璧主義者の俺としてはタイミングをずっと待っていたんだ。そしてそれが今だと感じたんだ。
- --- 最新作は嬉しくなるほど当時と変わらないパンキッシュでワイルドな Rogue Male=Jim Lyttle サウンドでした。レコーディングに当たって当時のようなフィーリングを取り戻すのに苦労はありませんでしたか?
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いや、全く無かった。俺は死ぬまでハードロックしている Punk Metal Rogue だからな!!
- --- 最新作のレコーディングには Bernie Torme や John McCoy らが参加していますが、彼らの参加の経緯は?彼らとは親しいのですか?
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Bernie と John の事は80年代にロンドンで活動していた時から知っていて、尊敬もしていたんだ。いつか必ず一緒にプレイしたいと思っていたから『Nail It』を作り始めた時に真っ先に連絡を取ったんだ。彼らとのレコーディングは全てがスムーズに進んで、時間をまったく無駄にする事無く作業をする事が出来た。
- --- 『Nail It』の収録曲は以前から書き溜めていたものですか?
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何曲かはストックしていたものだけど、他は『Nail It』の為に新たに書き下ろした。
- --- 『Nail It』の聴きどころと収録曲に関してコメントをいただけますでしょうか?お気に入りの曲だけでも構いません。
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1. Cold Blooded Man
これは性根がひん曲がった、無情な元マネージャーの冷酷で不当な有様についての曲だ。 -
2. Street Credibillity
これは過去に所属していたレコード会社 Elektra / MFN についてだ。あいつらの腐った、組織内の汚染された政治について。俺たちは誰にもコントロールなんてされない!! -
3. Up In Smoke
これは全てのテロに対するアンチテロ・ソングだ。 -
4. Stars N Stripes
これもまたアンチテロ・ソングだけど、主にアフガニスタンとアメリカに向けた曲だ。 -
5. Time
これは報われる事のない恋に溺れているヤツの曲。 -
6. Never
これはアンチ独裁政治についての曲。独裁政治なんて俺たちは絶対に認めない!! -
7. Meteorite
隕石のきらめきと誰にも止める事の出来ない燃え上がるエネルギー、それは俺達、Rogue Maleの事を表現している。 -
8. Forever Wild
この曲のタイトル『Forever Wild』は、俺の墓碑銘なんだ! -
9. Dangerzone
これは俺らが皆住んでいる危険な世界についてだ。どんなにテクノロジーが発達しようと誰も危険地帯/『DANGERZONE』を推測する事は不可能なんだ。 -
10. Bless My Soul
これは誰も共通して持つ大切な何かを失った時の思いや、俺なりの過去、現在、未来のへの敬意を払い方を表現している。俺たちは源は同じで死とはその源に戻る事だと皆信じている。我々人間が進化/発展するには、その死のように原点に戻ってひとつにならなきゃいけないんだ。それが唯一の『PEACE』への道なんだ。 - --- Rogue Maleの復活に対しての本国での反響は如何ですか?
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現時点では、UK / アイルランドからだけでなく、俺達 Rogue を知っている人たちから最高な反応が返ってきている。記者とか、ファンから毎日のようにメールが着てて、本当に復活を歓迎してくれてるヴァイブが最高だ!
- --- 12月にはHard Rock Hell Festival でライヴ復活ですね!ライヴに向けての意気込みなどがありましたら教えて下さい。
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本当に光栄だ。ファンと一緒にフェス会場では“RAISE HELL”するぜ!!
- --- あなたの Myspace に80年代活動時の数々のレア写真の他にバイクの写真がありました。過去のアルバムに名曲『Crazy Motorcycle』や『Low Rider』が収録されていました。あなたは相当なバイカーとお見受けしましたが如何でしょう?
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そのとうり!大・大・大バイク・ファンだ!俺のヒーローの Joey Dunlop と Robert Dunlop(注:アイルランド出身のバイク・レーサー兄弟。兄の Joey は公道レースの神と言われた。両者ともレース中の事故で他界)の出身地でもあるロードレースのメッカ、北アイルランド出身の俺はこの道を歩まずには済まなかった。お気に入りの1955型 BSA 650 Gold Flashと1981型 Kawasaki Z1000は、まだ大切に持っているよ。
- ---あなたには80年代の活動に関する事や音楽的なルーツなど聞きたいことが山ほどあります。これは日本のファンも同じ気持ちだと思います。宜しければまたこのような機会を設けてさせていただけますか?
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もちろん、いつでも歓迎だよ。
- ---あなたの復活をHMV ONLINEでニュースにしたところ凄い反響がありました。それだけ日本にはあなたのファンが沢山いるという事です。最後に、20年以上待ち続けた日本のファンにメッセージをお願いします。
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まずは、長いこと待たせてしまったファンに謝りたい。もしそっちでセールスが良ければツアーに行ける!日本は人の話で聞く限り本当に恐れ入るよ。人の温かさとか、礼儀の良さとか・・本当に行ってみたい国だ。
Rogue Maleファンたちと楽しむためにも今すぐにでも日本に行きたいぜ!!!
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- Nail It
Rogue Male - 2009年発表!最新作!!
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- Animal Man
Rogue Male - 1986年発表の2ndアルバム
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- First Visit
Rogue Male - 1985年発表の1stアルバム

1985年、イギリス、ベルファストで結成。
初期アイリッシュ・パンク・バンド、Pretty Boy Floyd & THe Gems で活動していた Jim Lyttleを中心に結成。 同年、イギリスのメタル専門レーベル Music For Nations から『First Visit』でデビュー、その後世界的なブームとなるメタルとパンクを融合させたクロスオーバー・ジャンルを確立するバンドのひとつとなる。
『First Visit』発表後、スラッシュ・メタル・ブームが訪れ、『次に来る大物』としてアメリカのメジャー・レコード会社である Elektra と契約、翌86年には2ndアルバム『Animal Man』を発表し、全米ツアーを行うなど精力的に活動するも Elektra から満足のいくサポートが得られず、2枚の作品を残し解散。
解散後、バンドの権利を巡って前所属レーベルと長年に渡って裁判で争い、権利は取り戻せたものの疲弊した Jim はミュージックシーンを離れていていたが、長年の沈黙を破り遂に再始動。前作から23年、バンド解散から22年振りとなる最新作『Nail It』を発表した。
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