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コーヒーとブラジル音楽を愛する人に。

2009年10月19日 (月)

コーヒーにまつわる歌ばかりをあつめ、ジアナ・ヴィスカルヂが歌う。特別企画アルバム。

今や鎌倉だけでなく、日本中からウワサを聞きつけて来店するという、堀内隆志氏が運営する“カフェブーム”の先駆けショップカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュが今年で開店から15周年を迎えます。これを記念して企画されたスペシャル・アルバムが本作『Coffee & Music』。
レコーディングは2009年8月にサンパウロで行われ、ディモンシュの開店から15周年にあたる2009年10月、皆さまのお手元に届くことになりました。

本作でシンガーとして招かれたのは、2006年夏リリースの『4.3.2.1』が好評を得たジアナ・ヴィスカルヂ。
本国ブラジルでは大活躍で、世界中をツアーなどで忙しく活動するジアナですが、今回の日本オリジナル企画依頼には二つ返事でOK。というのも、2005年にジアナがパートナーのミッヒ（ギター）と初来日を果たした際にヴィヴモン・ディモンシュでライブを行い、2日間公演は満杯の大成功。ブラジル音楽ファンのブログなどで「幻のライブ」「伝説のライブ」と謳われ語り継がれるものとなっているのです。
ジアナとミッヒはその後も堀内氏と親交を深めており、今回のこの企画にはすぐさま参加を決めたのだそう。

アルバムのテーマはズバリ“Coffee & Music”。
「Coffee」という言葉が歌詞やタイトルに含まれる曲を堀内氏が選曲、それをジアナとミッヒがアコースティックボッサにアレンジするという過程でディスカッションがスタート。あえてジャンルを超えた堀内氏の選曲に当初は少々の不安も感じたジアナ。ところが、いざミッヒとのアレンジの作業を始めるとジアナも想像していた以上に素晴らしいボッサに仕上がることを実感、やがてジアナからもCoffeeにまつわる他の楽曲が提案されるまでになりました。
このアルバムを大変気に入ったジアナとミッヒは、自らの代表曲「4.3.2.1」の別ヴァージョンやオリジナル楽曲までもプレゼント！ブラジル音楽と、そしてコーヒーをこよなく愛する堀内氏のカフェのメモリアル・イヤーにとてもふさわしい一枚に仕上がっています。

カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュの15周年を、縁あるジアナ・ヴィスカルヂと一緒にアルバムを制作できて、本当に嬉しく思ってます。アメリカ、イギリス、フランス、ブラジルで生まれたコーヒーにちなんだ名曲の数々を、アコースティックに演奏してもらいました。美味しいコーヒーと一緒に味わっていただきたいアルバムです。
堀内隆志　（カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ）



収録予定曲

01. Coffee Time
アメリカン・スタンダードの人気曲で、ナタリー・コールなども彼女のカバーアルバム集で披露している。
02. Tea For Two
1950年の映画『二人でお茶を』の中で主演のドリス・デイが歌い有名に。MPBの大御所ナラ・レオンなどもカヴァー。
03. Cafe com Pao
「コーヒーとパン」という意味のジョビンの名曲より。これもジアナ自身が歌いたいと熱望した1曲。
04. Café da Tarde
このアルバム制作でジアナとミッヒがインスパイアされて特別に制作されたオリジナルトラック。世界初収録。
05. Tom's Diner
原曲はスザンヌ・ヴェガ。数々のアーティストがカヴァー、CMなどでも使われた今やスタンダードとも言える名曲。
06. Bois ton café
フランスのトリオ、ラフェール・ルイ・トリオのまさに「コーヒーを飲んで」という意味のフレンチポップス。
07. Java Jive
Javaはコーヒー豆の意。「I love coffee, I love tea」で始まるマンハッタン・トランスファーの名曲はこの企画にピッタリ。
08. Black Coffee
エラ・フィッツジェラルドの名曲をカバー。ジアナ自身が提案した1曲でもある。
09. Cafe Da Manha
1980年に発売されたErasmo Carlosのアルバムに収録。この曲にはナラ・レオンがフィーチャリングされている。
10. 4321 (new recording version)
彼女の前作「4321」からのアルバムトラックの新録音ヴァージョン。
11. The Coffee Song
フランク・シナトラの数々のベスト盤などにも収録されるほど代表曲としても知られているナンバー。
12. Blue Café
84年に発売されたスタイル・カウンシルのファーストアルバム「Café Bleu」に収録されていたインスト曲。

※全12曲収録予定、収録曲・曲順は変更の可能性がございます。


ジアナ・ヴィスカルヂ & ミハエル・フジシュカ　
Giana Viscardi & Michael Ruzitschka
「若き日のガル・コスタやジョイスの再来」と評判のジアナ・ヴィスカルヂ。2ndアルバム『4.3.2.1』は日本でも輸入盤の時点からすでに話題となり、日本でも知名度をすでに広めている。パートナーはプロデューサー兼ギターを担当するミハエル・フジシュカ。
1976年サンパウロで生まれたジアナは幼少の頃から音楽と親しみサンパウロの音楽学校で歌唱とパーカッションの教育を受け‘98年に渡米しボストンにあるバークレー音楽院 に学ぶ。そこで多くの音楽仲間と知り合い卒業後もニューヨークやスイスのモントルー・ジャズ・フェスティヴァルでも演奏、次第にブラジル内外でも知名度を上げ始める。こうして知り合った仲間たちと一緒に1st『Tinge』を発表。
彼女の名前を一躍有名にしたのは『4.3.2.1』の発表後。その伸びやかで表現力豊かな歌唱力と、自らクリエイトする楽曲の素晴らしさに「MPBの新星」とブラジルをはじめここ日本でも話題となった。
プロデュース兼ギターを担当のミハエルと共に現在も世界を股に駆けてツアーを行っており、今後の活躍からますます目が話せないアーティストである。

カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ　
Café Vivement Dimanche
今や鎌倉だけでなく日本を代表する人気カフェ。
カリスママスター、堀内隆志氏が運営するカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ。
 当時「喫茶店の冬の時代」と言われた1994年に鎌倉にてオープン。まだ「カフェ」という言葉も文化もまったく浸透していない時代から小町通りから路地を入ったところにあり、全国からファンが集うというほど鎌倉だけでなく日本を代表するカフェとなる。淡い黄色の壁のシンプルな空間が「鎌倉一、鎌倉らしいカフェ」として不動の人気を誇る。店名はオーナーの堀内氏が大好きなトリュフォーの映画「日曜日が待ち遠しい！」から。現在ではブラジル音楽やオリジナルグッズなどカフェの枠に留まらず、さまざま なカルチャーを発信している。丁寧にドリップするコーヒーやブラジル料理などのメニューはどれもボリュームたっぷり。2009年4月に開店より15周年を迎えたが、その間にもコーヒーやブラジル雑貨を扱う「ドイス」、ブラジル音楽を紹介する「クラーロ」をオープンさせた。

堀内隆志
全国的知名度を誇る鎌倉の人気カフェ、ヴィヴモン・ディモンシュのオーナー兼マスター。美味しいコーヒーを飲んで頂く、というだけでなく、大好きなブラジル音楽や文化を伝えるべく、専門誌「Café Sweets」創刊からの100号以上の連載コラム、そして「喫茶店経営」での特集、また雑誌「pen」でのコーヒー特集でも採り上げられるなど業界紙一般誌を問わずその認知度は抜群。大好きなナラ・レオンの伝記本やユニヴァーサル音源のボサノバの名盤10枚の監修と再発売、ラジオのパーソナリティからイベントでのDJまでその活動はブラジル音楽を中心にしながら幅広い。そしてこの１０月には創業142年の歴史を持つドイツの名門ブランド「ザッセンハウス」がディモンシュの15周年のためにわざわざオリジナル特別モデルの手挽きコーヒーミルを制作するなど（ザッセンハウスでは初めてのオリジナルモデル）その“カリスママスター”という名前どおり多岐にわたる活躍で注目を集めている。


Café Vivement Dimanche　公式ブログ
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Giana Viscardi

ユーザー評価 : 5点 (2件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ￥2,530
会員価格(税込) : ￥2,328
まとめ買い価格(税込) : ￥2,150

発売日:2009年10月23日
通常ご注文後 2-7日 以内に入荷予定

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