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カシオペアのベストと関連メンバー作品

Friday, October 16th 2009

「夜の静寂に聴く」というマニアチックな選曲のベストと代表曲ベスト、そしてナルチョのレア曲満載のベスト。野呂新グループ新作も。



今年は、Casiopeaのデビュー30周年。記念限定Boxも完売するなど、現在活動休止中ながら、圧倒的人気ぶりは衰えを見せません。

そんな中、2枚のベスト盤がリリースされます。1枚は、おなじみの「朝焼け」で幕開けする、アルファ・レーベル音源の代表曲17曲が次から次へと登場する『Best Of Casiopea Alfa Collection』。

そしてHMVオンラインで注目したいのが、「夜の静寂に聴く」というテーマに基づき選曲が成されている『Living On A Feeling』。ここには、彼らお得意のド派手な強力ナンバーはセレクトされていません。ミディアム・テンポ中心に、そして時にはバラードまで、クールなメロディー・ラインによる楽曲が絶妙にラインナップされています。

もちろん、おなじみの人気曲「テイク・ミー」、「ミッドナイト・ランデヴー」、「スマイル・アゲイン」などもセレクションされていますが、その他はいわゆるベスト盤では選曲されないであろう、ある意味マニア・ライクな隠れた名曲名演達が中心となっています。

これら楽曲を羅列されると、カシオペアというグループの繊細な表現力の素晴らしさが改めて再発見できる、コア・ファンにも訴求できるコンセプチャルなアナザー・サイド・ベストと言えるでしょう。また、カシオペアを敬遠していたフュージョン・ファン、噂には知るが初めて聴くファンにも、とても興味深い内容だと思います。

現在は、残念ながらカシオペアの新録を聴く事はできませんが、このような新たな楽しみ方も一興だといえるでしょう。活動休止中ではありますが、新たなファンを増やすこと、そしてこれまでのファンの変わらぬ想いが、このリリースにもこめられているのではないでしょうか。

更に、鳴瀬喜博のベスト。こちらはカシオペアはもちろん、マイティ・マウス(スモーキーメディスン) を始めとした、ジャンルを越えたナルチョ・ワークスを年代順に収録した、まさに彼の生誕60周年を飾るに相応しいベスト盤。今では入手困難な楽曲も収録。

そして、カシオペアのリーダー、野呂一生が2008年に発足、デビューさせた新グループIssei Noro Inspiritsの待望の2ndアルバムも決定。盟友、神保彰のほか、若手を起用した次なるJ-フュージョンの旗手として期待が高まります。

既に好評発売中の、櫻井哲夫の新作、東京ジャズにリトナーと共に出演を果たし、教則DVD新作『神保彰ソロドラムパフォーマンス7「シャドウエクササイズ」』のリリースも2月に予定されている神保彰など、カシオペア・ファミリーの活躍は尽きる気配がありません。

カシオペア・ベスト盤2枚同時発売

ミディアム〜バラード曲中心に選曲された、コダワリのベスト盤

Casiopea / Living On A Feeling〜casiopea Night Selection

79年〜85年の作品の中から、同時発売の「BEST OF CASIOPEA」とは一味違う、スムース・メロウ・グルーヴィなCASIOPEAの魅力を満載した「夜の静寂に聴く」をコンセプトにコンパイルされたANOTHER COLLECTIONです。

代表曲満載のベスト盤

Casiopea / Best Of Casiopea - Alfa Collection -

野呂・向谷・櫻井・神保の最強のメンバーで、もっとも輝き、勢いのあった79年〜85年の作品の中から決定版とも言うべき代表曲を収録したALFA音源のBEST COLLECTION。


ナルチョ「宴暦」60周年ベスト盤

鳴瀬喜博 / 宴暦en Reki〜narucho 60 Years

“カルメン・マキ&OZ”、“金子マリ&Bux Bunny”への参加、Char、金子マリらとの幻とも言われる“SMOKY MEDICINE”などのロックシーンでの活動、アコースティック・ベースによるソロ作品、自身バンド「うるさくてゴメンねBAND」、90年からの CASIOPEAの活動など、日本の音楽シーンとともに、そしてベースの先駆者としてその名を残す鳴瀬喜博。生誕60周年を記念して、そのBass Lifeの集大成を収めたベストアルバムです。彼がプレイした多岐に渡る作品群から貴重な音源を含み、メーカー、時代、バンドの壁を乗り越えて、本物のナルチョ・のベスト盤が遂に登場。カシオペアからはライブ時のベースソロでもお馴染みのM12、M13。


野呂一生 新グループIssei Noro Inspirits 第2章

Issei Noro Inspirits / Moments

CASIOPEAの活動休止後、野呂一生が神保彰、扇谷ケント、箭島裕治、林 良の5人で“ISSEI NORO INSPIRITS”としてその全てを注ぎ込んだ1st ALBUM『INNER TIMES』で鮮烈デビュー。1st LIVEをSHIBUYA-AXにて慣行、そのLIVE DVDをリリースと矢継ぎ早に作品をリリースした彼らが、1stから2年ぶりにリリースする2作目。卓越したプレイ、確かなクオリティー、野呂だけが創り出し得る世界観を見事に表現しています。楽曲を聴くと頭の中に瞬間的に情景が広がるという事をアルバム・コンセプトとしています。


櫻井哲夫 デビュー30周年リーダー作

櫻井哲夫 / My Dear Musiclife

櫻井哲夫のデビュー30周年記念リーダー・アルバム。カシオペア在籍時に櫻井哲夫の“チョッパー・ベース”を世に知らしめた名曲「DOMINO LINE」、櫻井が生涯をかけて取り組むジャコ・パストリアス作品から「TEEN TOWN」「KURU」の大胆なカヴァーをはじめ、ボブ・ジェームス本人をフィーチャーした「MELODIA」、注目度No.1の若手ギタリスト菰口雄矢をフィーチャーしたロックなハード・フュージョン・ナンバーなど、超豪華ゲスト・プレイヤー参加でバラエティに富んだ、まさにデビュー30周年に相応しい待望のフュージョン・アルバムです。


リー・リトナーを迎え、東京Jazz 2009に出演した神保彰 最新作

神保彰 / Jimbomba

2007年『Four Colors』で10年ぶりにリーダー作品をリリースし、2008年には『Get Up!』と、コンスタントなアルバム制作に臨む神保彰ですが、前2作同様LA録音にてエイブラハム・ラボリエル(b)、オトマロ・ルイーズ(p)というメンバーに加え、今作はではギターにマイケル・ランドウを起用。前2作でギターを弾いていたフランク・ギャンバレとは別の個性、持ち味にてランドウの魅力も反映させたサウンドとなっています。


向谷実リーダー作がSHM-CD、紙ジャケットで限定復刻

向谷実 / ミノル ランド

向谷実の85年ソロ・アルバム。キーボードの可能性を広げたワン・マンによる多重レコーディング。



カシオペア・アルファ時代のアルバム

Casiopea Thunder Live Eyes Of The Mind Mint Jams
Casiopea Thunder Live Eyes Of The Mind Mint Jams
       
4x4 Four By Four Soundgraphy Halle Casiopea Live
4x4 Four By Four Soundgraphy Halle Casiopea Live
       
 

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