Thursday, September 17th 2009
押忍! 第50回〜 もう今週末! Terror、Winds Of Plagueがやって来ます! 特集
記念すべきパンク道場第50回!!!
早いものでこのパンク道場も50回目を迎えました。おめでとうございます!!! そこでこの記念すべき回に相応しい海外ハードコア・バンドの来日があるので、それについてガッツリと触れたいと思います。
現代ハードコア・シーン最重要バンドのひとつ、Terrorが来ちゃうんです! それももう今週末に!! さらにしかもWinds Of Plagueを引き連れて!!! 徹頭徹尾ハードコアなバンドと、まさに今ブレイクしつつある若手メタルコア/デスコア・バンドという、組み合わせの絶妙さ加減がハンパないのです。 ということで、ここでは2バンドの作品、そのメンバーにまつわる別バンド/プロジェクト、フォロワーや近いサウンドのバンドの作品を紹介していきたいと思います。
【Terror / Winds Of Plague / Loyal To The Grave Japan tour】
9/19 (土) 新潟 JUNK BOX
9/20 (日) 郡山 FREEWAY JAM
9/21 (月) 名古屋 CLUB ZION
9/22 (火) 大阪 SUNHALL
9/23 (水) 渋谷 CLUB ASIA
TOTAL INFO:
www.alliance-trax.com
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Terrorは現代ハードコアの代名詞である!!!
毎度の招聘元であるALLIANCE TRAXが、初めて彼らを呼び寄せたのは2003年のこと。
それまでのすべてのハードコア・バンドを遥かに上回るあまりにも激しいライヴ・パフォーマンスは、日本のハードコア・キッズにとてつもない衝撃を与えます。ちなみに僕は興奮しすぎてズボンの股が真っ二つに割れました。
その後、2005年、2008年にもジャパン・ツアーを重ねるにつれ、我が国でもハートを鷲掴みされたキッズがじわじわ増殖し、現在の地位を獲得するに至ります。
先代のハードコア・バンドにも、若手のバンドにも惜しみないリスペクトを送っている、というのも注目すべき点。ヴォーカルのScott Vogelは今でもMadball、Merauderなどの現役ファンでありながら、Trapped Under Iceのような若手バンドをマネージメントしてるんです。
今回のジャパン・ツアーは彼らにとってもう4度目の来日。脂が乗りまくってる現在、過去最高のライヴをたたきつけてくれるのは間違いないので、急いで彼らの作品を予習/復習すべし!!!
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Terror ディスコグラフィー

『Damned, The Shamed』
Century Mediaに移籍しての目下最新作3rdアルバムは、Terror史上最もパワフルなサウンドに進化してます。Usugrow氏によるアートワークも秀逸。
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『Always The Hard Way』
ビルボードでチャート・アクションを起こしたTrustkill2作目の2ndアルバム。メタリックでヘヴィーになり、突進力にさらなる磨きをかけてます。
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『One With The Underdogs』
Trustkillデビューの1stアルバムで、ハードコア・シーンのみならず世界にその名を知らしめた作品。前作の要素にMadballのようなNYHCテイストを加えてます。
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『Lowest Of The Low』
9曲入りなのにEP扱い。これぞ現代ハードコアの金字塔的作品だと言い切れるので、この作品をスルーすることは断じて許されません。
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『Rhythm Amongst The Chaos』
Trustkillを離れ、彼らの持つ世界中のネットワークを駆使してリリースされたEP。日本盤はもちろんブッキングでも専属なALLIANCE TRAXからです。
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『Forever Crossing The Line: The Ultimate Collection』
Trustkill時代のベスト・アルバム。未発表曲2曲と、ライヴ・トラック2曲が加えられているので、これはこれでゲットすることをオススメします。
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『Cbgb Omfug Masters: Live June 10, 2004 The Bowery』
タイトルの通り、2004年6月10日にニューヨークのCBGBで行われたライヴ盤。Terrorの真骨頂はライヴ。よってこれもゲットせざるを得ない作品です。
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『Living Proof』
2002年のHELLFEST、2006年のUKでのライヴ、2005年のジャパン・ツアーの模様などなど、3時間を越える盛り沢山の内容。彼らの真骨頂はライ.... (以下略)。
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ここからは、Terrorのメンバーにまつわるバンド/プロジェクト、その他に影響を受けた/与えたバンドの作品をご紹介!

Down To Nothing 『Most』
ベースのDavid Woodが、ここではヴォーカルを務めてます。ソリッド & ファニーでスーパー・モッシャブル。モダン・ハードコアの中でもトップな1枚。
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No Warning 『Ill Blood』
新ギターのJordanがかつて在籍。Linkin Parkお墨付きでサマソニでも来日してましたが、この1stアルバムは今でもキッズに支持されてるハードコア・アルバム。
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Donnybrook 『Lions In This Game』
ギターのMartin Stewartがマイクを取り、Nickがドラム叩いてるバンドです。Terrorを悪ノリさせたような、ルックス同等にいかついフル・モッシュ・サウンド。
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Madball 『Infiltrate The System』
Scottがフル・リスペクトするトップ・オブNYHCその1。目下最新アルバムで、先日のジャパン・ツアーでは健在ぶりどころか、過去最強のオーラを見せつけてくれました。
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Merauder 『Master Killers』
Scottがフル・リスペクトするトップ・オブNYHCその2。歴史に残る名盤1st & 2ndアルバムのカップリングです。最新作『God Is I』では猛烈にビルド・アップ。
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Hatebreed 『Hatebreed』
遂に来ました、セルフ・タイトル。帝王による5thアルバムです。このバンドに関しては問答無用でしょう。Jamey JastaはTerrorの作品でゲスト参加してます。
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Sworn Enemy 『Total World Domination』
ニューヨークで最も野蛮なバンドと名高い彼らの最新4thアルバム。ハードコアにスラッシュ・メタルの要素を掛け合わせたサウンドはあまりにも気持ち良すぎます。
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Trapped Under Ice 『Secrets Of The World』
Scottゴリ押しであり、今年最もホットなハードコア新顔のデビュー・フル。Biohazard、Crown Of Thornzを現代的に解釈したTUI節は、耳についたらもう離れません。
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ごく近い将来、Winds Of Plagueはブレイクします!!!
カリフォルニア州アップランド出身で、現在ものすごい勢いで人気上昇中の6人組。
まずアー写を見てください。モヒカン・ヴォーカルのJohnny Plague、妖艶女性キーボードのKristen Randall、スキン眼鏡のAndrew Gloverなど、インパクトがハンパないです。そしてサウンドについて。デスコアと呼べるほどブルータルなんですが、ツイン・ギターはハモりまくりキーボードは荘厳に弾き倒しで、日本人のツボを突きまくります。
来日前は、HatebreedがヘッドラインでChimairaと回るっていうビッグなツアー、そしてArch Enemy、Suffocationとのオーストラリア・ツアー、という感じで、もうまさにブレイク間近な空気出ちゃってるので、今のうちにチェックしとかないとです。In This Moment、Deadlockあたりの嬢メタル・ファンも早めのチェックを (笑)。
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Winds Of Plague ディスコグラフィー
☆2009年10月28日発売の最新作『Great Stone War』(品番:DOOM0018)をお買い上げのお客様に先着で、ライヴ映像、アメリカ・ツアーの模様など、30分以上の映像を収録した特典DVD-Rをプレゼント!
※数に限りがございますのでご了承ください。

『Great Stone War』
目下最新作の3rdアルバムで、前作を遥かに越えるスケールのでかさ。Suicide SilenceのMitch Lucker、TerrorのMartinがゲスト・ヴォーカルで参加してるのにも注目です。 ☆上記先着特典対象!
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『Decimate The Weak』
Century Mediaデビューの2ndアルバム。ジャケやアートワークからわかるように彼らはかなりの親日家で、キーボードからはどこか和テイストを感じます。
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『Stronger Than All Split』
ネヴァダ州リノのxAFBx、日本のLoyal To The Graveとの3ウェイ・スプリット。タイプは違うものの、それぞれにハードコアを感じます。ライヴ映像も収録。
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ここからは、Winds Of Plagueにゆかりのあるバンド、その他に仲良しだったり近いサウンドの作品をご紹介!

Abigail Williams 『In The Shadow Of...』
Kristenが以前に在籍していたブラック・メタル/デスコア・バンドの最新作。慟哭メロディーと突き抜ける疾走感、壮大でシンフォニックなオーラ出してます。
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Bleeding Through 『Declaration』
サウンド、編成ともに、Winds Of Plagueに大いなる影響を与えたであろうベテラン・メタルコアの5thアルバム。つい先日発表されたRiseへの移籍劇にはビックリ。
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Suicide Silence 『No Time To Bleed』
今年最もマストなデスコア・バンドの2ndアルバム。ある意味デスメタルの新しい形を体現させた作品です。そしてフロントマンのMitchはイケメンすぎます。
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August Burns Red 『Constellations』
正統派メタルコアのトップ・バンドによる3rdアルバム。メロディーとブルータリティーのバランスが完璧すぎます。彼らのユニゾン・モッシュ・パートには特許が出てるという噂も。
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Whitechapel 『This Is Exile』
『これぞエグザイル』という凄まじいタイトルはさておき、トリプル・ギターが耳を刻みまくる若手第一線のブルータル・デスコア。Metal Bladeバンドたるクオリティーの高さです。
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Born Of Osiris 『Higher Place』
The Facelessと並ぶSumerianの看板バンドの2ndアルバム。プログレな曲展開をさらりと聴かせ、楽曲の良さが光ってます。今後もっとでかくなりそうなバンドです。
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Acacia Strain 『Continent』
BLOODAXE FESTIVALで初来日だった彼らの目下最新作。悶絶ヘヴィーなギターの裏に、強固なリズム隊が構えているのを目の当たりにしました。
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Impending Doom 『Serpent Servant』
史上最強のクリスチャン・デスコアと名高いバンドの2ndアルバム。クリアで正統派なサウンドに進化してるのに、凶暴性が増しているとんでもない作品です。
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ここ最近のメタル/ハードコア・リリース!!!

Black Dahlia Murder 『Deflorate』
Metal Bladeを代表する暴虐メロデス。主要なメンバーの脱退などで不安があったものの、フォロワーを量産させたあのサウンドはもちろん健在です。
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Every Time I Die 『New Junk Aesthetic』
"モテたいやつから腰を振れ" から早2年 (笑)。Epitaphのバンドとなった彼らは想像を遥かに越える大化けぶりを披露してくれてます。さすがです。
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Despised Icon 『Day Of Mourning』
カナダ産デスコアによる最新アルバム。前作の凄まじさに勝るとも劣らない骨太ブルータリティーが大爆発です。このバンドはハードコア色かなり強し。
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Advent 『Naked & Cold』
Solid Stateのハードコア・サイド。メロディーなしで硬質、無機質、というストイックなサウンドで、まだ玄人しか注目してないバンドなので早めのチェックを。
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Lewd Acts 『Black Eye Blues』
Deathwishデビュー作。Tragedyあたりの憂いを帯びたメロディーに、ConvergeやCursedを彷彿させる暗さを加え、ささくれ立った疾走サウンドをカマしてます。
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Dying Fetus 『Descend Into Depravity』
今やRelapseを代表するブルータル・デスメタルとして君臨してる彼らが放つ7枚目のアルバム。この絶妙なキャッチーさ加減は誰にもマネできないでしょう。
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Polar Bear Club 『Chasing Hamburg』
アンダーグラウンドでは話題沸騰のBridge Nineニュー・バンドの2ndアルバム。ポップなのにどこか奇妙に捻れてるPBC節がより味わい深くなってます。
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Arsonists Get All The Girls 『Portals』
IWABOに続く、Century Mediaのド変態シリーズ。BTBAMのプログレ具合に遊びの要素をふんだんに盛り込んだ超絶テクニカル・ジェットコースター・サウンドです。
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来日前の予習/復習のはずが、「いきなり追試すか....」って具合にたくさんの作品を紹介してしまいました。
さすがにこの量はつらいと思うので、とりあえずツアー前はTerrorとWinds Of Plagueの作品のみで結構でございます。連休終わったくらいでちょくちょく漁っていただければと。
そんなわけでもう週末には2バンド来ます!! Terrorは9月18日 (金) に韓国でライヴやって、そのまま日本上陸し、新潟へ向かうというリアル・タフガイ・ライフを体現予定!!! この連休は夏の暑さがぶり返すでしょう......!!! ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ.................!!!!!!!!!!!!
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