フジロック・レポート -前夜祭-

2009年8月26日 (水)

今年も行ってきましたよ〜。フジロック。
今年も、木曜日入りの月曜帰りのフル参戦でお送りします。

さて、時系列で僕が目にしたものをゆるゆると紹介していきますので、無理の無い程度にお付き合い下さいませ。

まずは

7/23(木) 到着〜前夜祭

当然のように毎年テントを張るところから、このフジロックを楽しみたいと考える僕らは、木曜から参加する事を大前提としています。急斜面にテント張るはめになりたくないですからね。なわけで、昼過ぎに到着を予定して東京を出発です。
そんなテントを張る際になるべく避けたいのが雨。「雨だけは勘弁してね」と祈りつつの道中。苗場が近づくにつれて、怪しげな雲行き。しかたありません。これも苗場。自然は自分の都合で動いちゃくれません。幸いテントを張る時点では小雨程度だったのでよしとしましょう。
雨が降ったり、ちょっとやんだりという不安定な天気の中、いよいよ前夜祭が始まります。
会場入り口をくぐると、まず目に入るのは、清志朗のでっかいウサギ。清志朗が愛してやまなかったフジロック。
いないのがさびしいような、でもきっと会場のどっかで、笑ってんだろうと、切なくも温かい気持ちになってしまいます。

前夜祭タイムテーブルはこんな感じ。
20:00 – 20:30 Räfven
20:50 – 21:20 INSPECTOR CLUZO
21:45 – 22:00 STATE CIRCUS OF MONGOLIA
22:30 – 22:50 AFRA
23:10 – 23:40 EBONY BONES!
このスケジュール。当日発表になるのですが、前夜祭から良い感じですよね。これがあるから、木曜から参加したいんです。
HMVはこのフジロック前に、参加アーティスト対象商品をお買い上げいただいた方に、フジロックサンプラーCDをプレゼントしてしまうというキャンペーンをやりました。（既に終了してます。ごめんなさい！）上記の前夜祭出演アーティスト5組のうち、3組がそのサンプラーCDに収録されています。このタイムテーブルを見て「HMVやるじゃん」と他人事のように感心したもんです。手前味噌で申し訳ない。

で、ライブですよ。

Räfven

しょっぱな、いきなりあげてくれましたね。ヨーロッパ独特の労働者階級的なルードないでたち、たたずまい。これがかっこ悪いわけがないです。音はジプシーサウンドにパンク！っつーか祭りです。フジロックにはこういうバンドが良く似合う。物販CD"アルバム"セールスがフジロック史上最高枚数を記録したとの情報も！！そりゃみんな楽しいもの。買いますでしょ。しかし、このバンド、スウェーデン出身だとか。スウェーデンっていうとなんとなくオシャレなイメージだったのですが、完全にイメージぶち壊してくれました！

AFRA

前夜祭のこのステージのみ出演！この日は、他のゲストも無く、完全に一人でフヒューマンビートボックスぶちかますスタイル。やっぱり実際、生で観るとぶっとばされます。なんで人の口からそんな音出ちゃうの？そのリズムきざめちゃうの？以前見たときよりも確実にスキルアップしちゃってるし、リズムもめちゃめちゃ幅広いし、単純にすげえってだけじゃなく、音楽としてヤバイと感じました。「AFRA今こんな事になってるのか？！」と。10月にリリースされるアルバムが楽しみでなりません。

EBONY BONES!

スーパーエンターテイナーでしたね。そしてでかいです。ステージから放たれる異常なヴァイブスはなんなんでしょう？立ち振る舞いがいちいちかっこいい！あぁいう女性アーティストは貴重だと思います。とにかくものすごいテンションで、パンク、ダンス・ロ ックから、ニュー・ウェイブ、ディスコ・パンク、トライバル、ポップ・ミュージックなどごっちゃごちゃ！刺激的過ぎるディスコロックサウンドでした！

前夜祭LIVEはここまで。

テントに戻ると、急激に雨足が強くなってきました。
翌日からの好天を祈って、ウェットティッシュで照る照る坊主を作る僕ら。
翌日、大雨だったのは「そのせいだ！」としかられても、何も言い返せません。悪ふざけが過ぎました・・・