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パティ・スミス特集 〜大切な友人たち〜

Thursday, July 23rd 2009

魂の歌い手 パティ・スミス特集
魂の歌い手 パティ・スミス特集
大切な友人たち
多くの大切な人を亡くしながら、
それ以上に素晴らしい友人たちに囲まれていることも彼女を前進させる大きな要因。
「家族」と言っても過言ではない、彼女のかけがえのない友人たち。

▼ リチャード・ソール
最初はレニー・ケイのギターをバックにポエトリー・リーディングを行っていたパティだが、次にピアノ・プレイヤーを募集しやってきたのがニューヨーク生まれの彼だった。
最初のシングルにもなった、パティが10代の頃に工場で働いていた様子を歌った「ピス・ファクトリー」で素晴らしいピアノを聞かせている。
イギー・ポップやエリオット・マーフィーらのレコーディングにも参加。

▼ オリヴァー・レイ
  現パティ・スミス・バンドのギタリスト。
96年の『ゴーン・アゲイン』で初めてゲスト・プレイヤーとして参加し、レギュラー・メンバーとなる。
パティとは25歳年下ながらプライベートでもパートナーの関係にある。

▼ レニー・ケイ
マンハッタン生まれのケイは音楽雑誌に寄稿したりレコード店で働いている時にパティと知り合い、’71年以来音楽的なパートナーとして活動を共にしている。
パティが最も信頼しているアーティストであり、プロデューサーとしてもスザンヌ・ヴェガスローイング・ミュージズを手がけている。

▼ マイケル・スタイプ
  ‘80年にジョージア州で結成されたR.E.M.のヴォーカリスト。
グループは長くインディやカレッジ・シーンで活躍し、じっくりと人気を高め80年代後半からはアメリカを代表するバンドとなった。
マイケルとパティの交流も深く、レコーディングにも参加している。
『パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ』を撮ったスティーヴンをパティに推薦したのもマイケルだった。

▼ ロバート・メイプルソープ
ニューヨーク、クイーンズで生まれ、ポップ・アートの影響を受けて アーティストとなることを目指し、最初はオブジェを制作していた。
67年に偶然のきっかけからパティと出会い、共同生活をするようになる。
70年代後半から美術コレクターのサム・ワグスタッフに写真の才能を認められ、以後、ハードコアSMや花、ポートレイトなどの作品が世界中で大きな反響を呼び人気写真家となる。
86年にエイズを告知され、’89年に42歳で死亡。
パティにとって生涯の同志とも呼べる存在だった。


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表現者 パティ・スミス
影響を与えた人物
大切な友人たち
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映画
「パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ」
パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ
8月29日シアターN渋谷、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー

出演:パティ・スミス / ジェイ・ディー・ドーティ / フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) / フィリップ・グラス /レニー・ケイ/ サム・シェパード / マイケル・スタイプ / トム・ヴァーレイン

監督:スティーヴン・セブリング

製作:スティーヴン・セブリング / マーガレット・スミロフ / スコット・フォーゲル

撮影:フィリップ・ハント / スティーヴン・セブリング

編集:アンジェロ・コラオ / リン・ポリト

2008年アメリカ / 35mm / カラー&B/W / アメリカン・ヴィスタ / ドルビーSRD / 109分

提供・配給:トランスフォーマー
配給協力:ザジフィルムズ