無人島 〜俺の10枚〜 【Fed MUSIC 編】(2)
Thursday, July 16th 2009
 |
 |
NEW ALBUM 7月03日発売   REWIND Fed MUSIC  |
| 無人島 〜俺の10枚〜 音楽好きには、超定番の企画がHMV ONLINEでもスタート！その名も“無人島 〜俺の10枚〜” ！！なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます！ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です！今回のお客様はFed MUSIC！ |
■ なんか涙が出てきたんです ― Derrick May 『Innovator』 HMV:次は「Derrick May / Innovator」ですね。Strings of lifeですか？（笑） 久楽陸：やっぱこのアルバムはその曲に尽きますよね。（笑）これも、レコ屋で働いてる頃に知って。最初は、テクノはどんなかっこ良くても、今まで聴いてたロックやソウルにはかなわないだろって先入観があったんですよ。でも、Strings of lifeのイントロ聴いた瞬間にヤラレて、なんか涙が出てきたんですよ。（笑）これって、ソウルミュージックだなと。黒人の人達が作り上げた凄い音楽だって理解してから、Model500とかも凄い好きになりましたね。
■ 僕が初めて覚えたラップなんです ― Rage Against The Machine 『Renegades』 HMV:そして「Rage Against The Machine / Renegades」ですね。 久楽：以前、この１曲目のMicrophone fiendのラップを完コピしたんですよ。これが僕が初めて覚えたラップなんですよ。 HMV:これってカバー集ですよね。 久楽：どの曲も原曲と結構違うんですけど、凄い良いですよ。この人達のアレンジ力ってハンパないんすよ。Rageはうちのメンバー共通で好きな数少ないバンドかな。少し前のライブでアコースティックでRageの曲カバーしましたね。（笑） あとRageはLed Zeppelinと同じくらいカッコいいて思える唯一のバンドですね。だから、Audio Slaveはあまりハマらなかった。（笑）
■ 一発で好きになりました ― Public Image LTD 『Public Image』 HMV:次は、少し趣が変わって「Public Image LTD / Public Image」です。 久楽：昔、Sex Pistolsがとにかく大好きで。というかジョン・ライドンのボーカルに衝撃を受けて。生まれて初めてこういう人が歌がうまいっていうんだ、って感じましたね。Pistolsは１枚しかオリジナルアルバム出してないから、もっとこの人のボーカルを聴きたい！って思って。そして、出会ったのがPublic Image LTDだったんです。全然Pistolsとは違ったけど、一発で好きになりましたね。 HMV:他のメンバーはPiL好きなんですか？ 久楽：全く受け付けない。（笑）1曲目から長いから。あのループするベースとか斬新だったんですけどね。当時ベーシストが初心者だったから、ジョン・ライドンに言われて、ひたすら同じフレーズを弾き倒したっていう。
■ ポップスを作る職人気質が好きです ― Billy Joel 『The Ultimate Collection』 HMV:そして、「Billy Joel / The Ultimate Collection」です。 久楽：最初MTVで観たのががキッカケで聴き始めたんですよ。多分僕の作曲するときのメロディーってポール・マッカートニーとこの人に影響を受けてる気がしますね。各アルバムに超名曲が入ってるし。いまだにこのアルバムを聴くとテンションがガンガン上がりますね。このポップスを作る職人気質が好きです。
|
 |
 |
 前回“【cutman-booche 編】”はコチラ！
無人島〜俺の10枚〜 過去Archive
ジャパニーズポップス･トップへ戻る |