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押忍!パンク道場〜第47回 その2

Thursday, July 16th 2009

 
『オスパン』


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Text by Dr Doom



海外バンドを迎撃する日本のハードコア・バンド  

今年は3バンドも海外からゲストが来る中、それらに負けない日本のバンドがいるのを知って欲しいのであります。LOUD PARK 06に出演した日本のハードコア/メタルコアの第一人者的存在のLoyal To The Graveや、中堅としてシーンを引っぱるCrystal Lakeなどなど。聴くのはもっぱら外人ばっかり、という耳の肥えた方にこそチェックしていただきたい!


Loyal To The Grave
『Still Crimblin', Still Believin'』
オーストラリアや韓国でもリリースされ、海外の評価も高い2ndアルバム。ソリッドでモッシーなサウンドに様々なアクセントを加えたL2G節が炸裂してます。

Loyal To The Grave
『Stronger Than All Split』
Terrorとの来日が決定した米オレンジ・カウンティーのWinds Of Plague、ネバダ州のエッジ・モッシュ、xAFBxとの3ウェイ・スプリットCDです。

Crystal Lake
『Dimension』
ニュースクール・ハードコアから純正メタルコアへと華々しい成長を遂げた1stアルバム。メロディー、スケール共に一級品のクオリティーです。

Doggy Hoods
『Over Hyped, Over Hated』
レペゼン東京ハードコアなメンバーから成る噂のバンドのデビューCD。2ステップ、ビートダウンなスタイルに本気の遊びエキスを注入した大問題作。

As We Let Go
『Above The Clouds』
こちらもレペゼン東京ハードコアなバンドの新作7インチ。完全に本場アメリカの空気を継承した横モッシャーのためのモダン・ハードコアです。

Break Your Fist
『Leading Roll』
現在、最も勢いのある東京メタルコアのひとつ。この新作MCDには、海外のメタルコア勢と比べても遜色ない圧倒的な迫力と整合感があります。

V.A
『Bloodaxe Festival...DVD』
07年のHeaven Shall Burn来日時のDVD作品。異常なまでに盛り上がった画は必見です。ボーナスで過去のBLOODAXE FESTの映像も収録。

B.D. Union
『Japxxxneizzmmbb』
大阪の重鎮により最新3rdアルバム。キャッチーなリフ、ダンサブルなリズムに熱いコーラスが乗り、ニューヨークな匂いもするトラディショナル・ハードコア。

The True Path
『Derived From Conviction』
新潟のハードコア・バンドによる1st CD。Earth CrisisやSanta Sangreのシラキュース・ハードコアの影響が色濃いソリッドモッシュ・サウンド。

Canopus
『Endless Sacrifice』
東京のフューリー・エッジ・バンドのデビューMCD。ArkangelやFrom The Dying Sky、ごく初期のMaroonのように、邪悪な単音リフを弾き倒してます。

Genesis
『Eternal Exclamation』
東京のモダン・メタルコア・バンドによるデビューMCD。Misery Signalsの叙情性とテクニカルな曲展開、The Acacia Strainのヘヴィネスを融合してます。

At One Stroke
『Illusionistic World』
東京の重鎮ハードコア・バンドの1stアルバム。適度にデスメタリック、適度にモッシーな絶妙な加減がキャッチーさを生み、人気が衰えないのです。
 

ここ最近のメタル/ハードコア・リリース


August Burns Red
『Constellations』
現代のこの界隈のシーンにおいて最重要バンドと言い切ってしまいたいバンドの3rdアルバム。非の打ち所のないパーフェクト・メタルコアです。

Born Of Osiris
『A Higher Place』
The Facelessと共にSUMERIANの看板を背負うバンドの2ndアルバム。テクニカルなサウンドはそのまま、前作より格段にスケール・アップしてます。

Impending Doom
『The Serpent Servant』
史上最強のクリスチャン・デスコアの2ndアルバム。ゴボゴボなブルデスから一変して、整合感漲る正統派なブルータル・デスコアになってます。

Trapped Under Ice
『Secrets Of The World』
アングラなハードコア・シーンで最も注目度の高いバンドによる待望のデビュー・アルバム。もろに今っぽいメタリックさ加減がたまりません。

For The Fallen Dreams
『Relentless』
Misery Signalsに続くインテリ叙情派の2ndアルバム。洗練されたメロディーとThe Acacia Strainに通じるヘヴィネスが妙にマッチした傑作です。

Iron Age
『The Sleeping Eye』
モダン・ハードコア・シーン出身ながら、怪しいメタルをプレイしている2ndアルバム。アートワークと共にどこかアーティスティックなサウンドが肝です。

Iwrestledabearonce
『It's All Happening』
女性ヴォーカル変態グラインド最高峰のデビュー・アルバム。究極にブルータルなのに、間の抜けたキーボードが入ったり、遊び満載サウンドです。

Death Before Dishonor
『Better Ways To Die』
ボストンの硬派タフガイズの新作アルバム。芯の図太い骨格は1mmもブレることなく、怒濤のアンガー・ハードコア・サウンドをブチかましてくれます。

Job For A Cowboy
『Ruination』
Suicide Silenceと共にデスコアの未来を任されたバンドの2ndアルバム。もはやコアとつけることが疑問な純正ブルータル・デスメタルです。

xTyrantx
『Prepare For Devastation』
極悪すぎるエッジ・モッシュ・バンドの2ndアルバム。ジャケからも滲み出るタフガイ戦車なサウンドで、あまりにも強力なビートダウンは即死級です。

War Of Ages
『Arise & Conquer』
ド直球ド真ん中すぎるメタルコア・バンドの3rdアルバム。As I Lay Dyingにクサメロなメロディーをぶっかけた日本人好みなモロ正統派メタルコアです。

Memphis May Fire
『Sleepwalking』
デビューEPが売れに売れた彼らの待望のデビュー・フル。新ヴォーカルも◎な感じで、ハード・ロックなノリがイケすぎているメタルコア/スクリーモです。
 
どうです? 花火大会やキャンプ、バーベキュー以外にも夏の楽しみ方がわかりましたか? この夏フェス、BLOODAXE FESTIVALは毎年恒例のイベントです。今年から夏のイベントに加えてみることをオススメします。  この特集の中で気になるバンドがいたらその場でMySpaceで試聴して、やばかったら音源をゲットして、最後には友達に教えてあげてください。マニアックなバンドこそ周囲に広めていけば、いつかのBLOODAXE FESTIVALで来日が実現するかもしれないですからね〜。  ほいでわ!

 
 

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