マテイ・ベンコ今度はクインテットで聴かせます
Wednesday, May 20th 2009
Vit Svec「鯨のジヤケット」や自身のピアノ・トリオ作品でファンを魅了したスロヴァキアのMatej Benko新作。エンリコに捧げた曲も。
1979年7月28日、スロヴァキア出身のピアニスト、Matej Benko。
2004年にリリースされ、寺島靖国氏の著書「JAZZピアノ・トリオ名盤500」などで紹介された、「クジラのジャケット」として有名なVit Svecの『Keporkak』でのプレイで多くのピアノ・ファンを魅了しました。
2006年には自身のトリオ作品『Universality』をリリース。こちらもジャズ批評「ピアノ・トリオVol.4」やMOONKS「JAZZとびっきり新定番500」などで紹介され、絶賛を博しました。
まさにヨーロッパ的芳香高いリリカルさ、透明感を持ちながらも、ラテン・エッセンスによる力強さが印象的で、上記2枚のアルバムだけで、その魅力を充分に知り得てしまいます。
そして『Universality』から3年。彼が新たに創り上げた作品『Time Against Us』は、クインテット編成となりました。
テナー・サックスとトランペットをフロントにし、Matej Benkoは音楽監督の如くサウンドをまとめあげ、そして自らのピアノで聴かせる手腕は本当に素晴らしいです。
全10曲中、8曲が彼のオリジナルで構成。1曲目<Enrico's Storytelling>は、あのエンリコ・ピアラヌンツィに捧げられたナンバー。どこか憂いのあるメロディー・ラインを2管と自らのピアノで見事に奏であげます。叙情派ピアニストとして今や絶対的な人気を誇るエンリコに、多大なる敬意を払ったナンバーと言え、まさに1曲目から魅了されてしまいます。
限りない美しさを放つバラードから、ラテン的エッセンス、ストレート・アヘッドを全面に押し出したグルーヴ感満点の熱いナンバー、女性ヴォーカルを配したM3、M8(ジョビンのナンバー)、そしてラストは<Over The Rainbow>をピアノとサックス、フリューゲルだけでしっとりと聴かせます。
本作はMatej Benkoの息をのむような引き込まれるピアノ・プレイはもちろん、彼のアレンジによる統率のとれたクインテット構成、更に女性ヴォーカル曲、そして彼の書いたドラマチックで洗練されたな曲構成などと、その類稀なる手腕と才能、感性が全編に渡り漲っていると言えます。一連のピアノ・トリオ作品とともに、Matej Benkoの名を本作で更に知らしめる事となるでしょう。
Matej Benko: piano
Miroslav Hloucal: trumpet, flugelhorn
Radek Zapadlo: tenor saxophone
Tomas Liska: double-bass, bassguitar
Pavel Zboril: drums
Miriam Bayle: vocal guest (3, 8)
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
見事なクインテット新作
Import
Time Against Us
Matej Benko
Price (tax incl.):
¥3,190
Member Price
(tax incl.):
¥2,775
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クジラのジャケットで有名なVit Svec名義のピアノ・トリオ作
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自身のピアノ・トリオ作
Import
Universality
Matej Benko
Price (tax incl.):
¥3,839
Member Price
(tax incl.):
¥3,341
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