Large教授、幻の1st！

Tuesday, June 23rd 2009

来ました来ましたキマシタヨーーーーー！！ Main Sourceの『Breaking Atoms』の再発のとき、やたらめったら大騒ぎしましたが、今回もサラッとなんて紹介できまへん！

Large Professorが1stソロ・アルバムとしてリリースするはずだった『The LP』がオフィシャルで遂に陽の目を見ることになりました。全ヒップホップ・ファンが待ち焦がれていた本作、レアなデモ音源も追加した完全盤での登場です！ Yeeee-Haaaa！！！

あの伝説的グループ、Main Sourceの中心人物だったLarge Professorが、グループ脱退後にGeffen/MCA Recordsと契約。ソロ・アルバムを制作していたもののお蔵入りとなってしまった幻のアルバムがこの『The LP』。ブートぽいCDで出回った時期もありましたが、今回が正真正銘のオフィシャル・リリース。10数年の間、全ヒップホップ・ファンが待ち焦がれていた作品なのです。

収録されるのは言わずもがなのクラシック「IJUSWANNACHILL」やNasとの｢One Plus One｣だけでなく、当時の未発表曲や未発表テイク、デモを大幅に追加収録。ネタのバッティングにより、やむなくボツになった曲やテイクも含んでいるというから驚き。

またジャケットは、一般に出回っているアートワークとは違うのも注目。 Large教授本人によると、本来、Geffenからリリースされるはずだった作品の真のオリジナル・アートワークは教授本人しか知らず、これまで出回っているものはブートレグのアン・オフィシャルなモノで、自分は全く関与していないということ。また、今回のアートワークは、その真のオリジナル・アートワークを忠実に再現したものであり、「新たな層へもっとアプローチしたい」という思いが込められているそう。

★『The LP』重要曲★

・「IJUSWANNACHILL」
90's ヒップホップを代表する不朽の名曲で、数多くのラージ・プロフェッサー・ワークスの中でも人気は間違いなくトップクラス！ヒップホップ・ジャンキーならずともイントロで瞬殺必至！

・「Mad Scientist」
当時のファースト・シングルの門外不出な未発テイクがついに陽の目を見るっ！最初のヴァースに、某バスタの楽曲とネタが被ってボツになったというオリジナルの教授ビートを引用！

・「One Plus One」
「Live At The BBQ」や「It Ain't Hard To Tell」等、数々の名曲でコラボした愛弟子Nas との、張り詰めた空気を漂わせたクイーンズ・シット！このコンビで悪いワケがないっ！

プロフィール

DJ Premier、Pete Rock らと並び90 年代のヒップホップ・シーンを代表するプロデューサー/ ラッパー。ヒップホップ界の偉人Paul Cに師事してプロダクション・スキルを学び、 Eric B & RakimやKool G Rap & DJ Polo らの作品に関与。Main Sourceの一員として91年に名盤『Breaking Atoms』をリリース。グループ脱退後はソロとして活動し、Nas のデビュー・シングル「Half Time」を始め、 A Tribe Called Quest、Common Sense（現Common）、Pete Rock、Busta Rhymes らの楽曲をプロデュース。今でも現役で活動し、その人気は衰えることがない。

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