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清志郎、ありがとう。愛してるよ。

Sunday, May 3rd 2009

忌野清志郎


 RCサクセション、タイマーズ等を率い、「KING OF LIVE」、「KING OF ROCK」として日本のロック・シーンを創り上げ、先導した、最高のロック・シンガー、最高のソウル・シンガー、最高のバンドマン、忌野清志郎が、5月2日、がん性リンパ管症のため死去しました。享年58歳。心からご冥福をお祈りいたします。

 1970年、「宝くじは買わない」で、日本フォーク・ロック界の”異端”としてデビューしたRCサクセション。『初期のRCサクセション』では、草臥れた色彩のアルバム・ジャケットからはおよそ想像すらできない、新しいロックを、バンド黎明期の当時から掻き毟り、模索していた忌野清志郎。商業的な成功には結実しなかった、ある種苦悶の70年代前半〜半ばを乗り越えたバンドは、旧知の仲、元・古井戸の仲井戸”CHABO”麗市を78年に迎え入れ、それまで”見えざる力”の圧力により、萎縮気味に取り入れられていたロック/R&B色をより全面に押し出し、日本のロック・シーンに様々な刺激剤を投入する、「KING OF LIVE」としての黄金期を迎えることになる。70年代中頃のミック・ジャガーを髣髴とさせるドぎついメイクに、逆立てた髪。毒々しくも派手なパフォーマンスで時代の寵児として、ニッポン・ロック・シーンのシンボリックな存在となったのもこの頃からだ。80年代、バブルに浮かれきる音楽業界にも、清志郎は、含み笑いたっぷりに、「ラヴ・ミー・テンダー」な反核思想を、90年代の終焉には、「君が代」の”在り方”をパンキッシュに咆哮してみせる。一貫して見せてきた、清志郎のユーモアたっぷりのアジテーションは、まさに音楽、ひいては全ての創造活動の起源となるものなのでは、と今も信じて疑わない。 タイマーズ、2、3s諸々、その後のソロ活動、別プロジェクトを含め、清志郎の一挙手一投足全てが、しびれであり、めまいであり、「何言ってんだ、ふざけんじゃねえよ」の後押しだった。

 1990年、アルバム『Baby A Go Go』、同年のクリスマスの日本武道館公演をもって、RCサクセションは、無期限の活動休止を宣言した。その後、RC名義によるオリジナル作品発表はないものの、ソロ活動、及び多岐にわたるプロジェクト、さらには、俳優、絵本作家業などで、不変のソウルと当世一代のアイデンティティを目の当たりにできたことはご存知のところだろう。その昔、清志郎が、ローリング・ストーンズの某写真集/データ・ブックの寄稿に、「君はローリング・ストーンズを知っているか?」と寄せていたことがあったが、今度は、「君はRCサクセション、そして、忌野清志郎というソウル・シンガーを知っているか?」と道往く人に訊いて回りたい。

 鼻汁まみれの”泥酔者”らしい、徐々に熱を帯びるだけで、巧い着地点の見つからない欠陥だらけの己の文章を再見しながら・・・忌野清志郎への想いと、何某の悔恨は募るばかり。Youtube時代だから、いくらでも見返すことはできるけど、「夜のヒットスタジオ」(インディーズ版の方でしたっけ)での最高のご乱心パフォーマンスを、にきび面猛々しいリアルタイムで観た当時。ドキドキしたけど、なぜかとてつもなくスカッとしたよな気分になれた。バビロンに、せせら笑いながら噛み付く様を、こんな保守的な国で、それなりに傍観することができたのも清志郎のアクションがあったからこそとか。虫取り網を片手に、浴衣に麦わら帽子という出で立ちでチャボと再会を果たした、1994年8月13日の野音に行けなかったこととか(バカでしょ?オレ)。色々想いをめぐらせつつも、強きにもいくじなしにも響いた清志郎のソウルは、ある意味で、完全に皆のものになったんじゃないかという妙な安心感も。だけど、皆さん同様、まだ信じられないのが正直なところ。

 「君がいなけりゃ、夜は暗い 春の陽射しの中もとてもクライ」って、ホントだよ。その通りだよ。札束はバラまかないけど。ほら、忌野清志郎がそこにいないとさ。人並みに、CD並べて、ごくごく個人的な追憶をしている朝ぼらけ・・・「いい事ばかりは ありゃしない」、「よそ者」、「ヒッピーに捧ぐ」、「甲州街道はもう秋なのさ」、「ダーリン・ミシン」、「多摩蘭坂」、「曲がり角のところで」・・・「君はそのうち死ぬだろう」も。

でも、「アイ・シャル・ビー・リリースト」。これが、すごくたまらなかった。いつも勇気をもらってたから。



頭の悪い奴らが 圧力をかけてくる
呆れてものも言えねぇ
またしてもものが言えない

権力を振り回す奴らが またわがままを言う
俺を黙らせようとしたが
かえって宣伝になってしまったとさ

日はまた昇るだろう このさびれた国にも
いつの日にか いつの日にか
自由に歌えるさ

はめられて消されたくはない
好きな歌をうたって
色んなところにいって
見てきたものを歌うだけさ

日はまた昇るだろう このさびれた国にも
でたらめな国にも
いつの日にか いつの日にか
自由に歌えるさ

頭のいかれた奴らが 世の中を動かして
この俺の見る夢を 力で押さえつける

日はまた昇るだろう 東の島にも
いつの日にか いつの日にか
自由に歌えるさ

日はまた昇るだろう このさびれた国にも
この貧しい国に
いつの日にか いつの日にか
自由を歌えるさ

日はまた昇るだろう このさびれた国にも
いつの日にか いつの日にか
自由を



「アイ・シャル・ビー・リリースト」(アルバム『コブラの悩み』より)



 全宇宙の忌野清志郎を愛している皆さん、すいません。今時分、こんな稚拙な表現でしか追悼の意を表すことができなくて。なかなか現実を受け止めることができないのですが・・・忌野清志郎、ありがとう。本当に愛しています。三途のなんとかの向こう側でも、金満狸の奥歯を”ガタガタ”言わせてやってくださいよ。ベイベー。

(敬称略)


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