SOFT、ジャズ・ファンク・バンドへ

2009年5月8日 (金)

　京都出身のバンド"SOFT"の5年ぶりとなるフルアルバム。ベース、ギター、ドラム、シンセの4名編成から、トランペット、パーカッション、エフェクトがメンバーに加わり、以前のサウンドよりもジャズ、アフロ、ファンクのテイストが強くなり、ジャズ・ファンク･バンドへと進化を遂げた。今までと変わらぬサイケ色も見事に融合しており、変形AOR的な面持ちも感じさせる。よりディープに、よりダイレクトなサウンドが魅力の作品である。

SOFTプロフィール

SOFT
　　今年で結成16年の京都を拠点としているバンド。ロック、テクノ、ハウス、トランス、ジャズ、アフロ・・・様々な音楽を取り入れたサウンドは独自のグルーヴを生み出している。これまでに4枚のアルバムをリリースしており、コンピレーションへの参加も多数ある。2007年にはJOE CLAUSSELL主宰"SACRED RHYTHM"からKUNIYUKIによるリミックスを収録した12インチが限定100枚でのリリースを果たし、JOE CLAUSSELL自身も数ヶ月に渡り、自身のランキング1位に挙げていた。2008年11月には2007年のアメリカツアーのLIVEアルバム「Live At Wescott House: Garden 」をリリース。そして、5年ぶりのフルアルバムが「The whole world is secred sound MUSIC TOUCHES YOU 」2009年 6月にリリースとなった。