regaインタビュー

Tuesday, April 21st 2009

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CD   Million

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さらに進化したregaサウンド!

デビューアルバム『Rondorina』で一気にその名を広めた突然変異のJAMバンド“rega”。圧倒的なオリジナリティをもってシーンに登場した彼らの待望の1stフルアルバム。前作からの流れは踏襲しながらも、いい意味でポップに進化。また長いツアーによりバンドの一体感もよりスケールアップ、研ぎ澄まされた演奏ながらも温かみを感じさせるのは彼らならでは。ジャムバンドファンからポストロック好き、さらにはクラブリスナーまでも虜にさせる大推薦の一枚です!
 
 
 
 



― 本当に自信作が出来ました!

HMV : まずはじめにHMV ONLINE初登場ということで、regaの自己紹介をお願いします。

井出竜二(Gt) : regaでギターを弾いてる竜二と言います。 宜しくお願いします!

加藤哲也(Gt) : 同じくギターの哲也です。宜しくお願いします。

三宅隆文(Dr) : ドラムの三宅です。お願いします!

青木昭信(B) : ベースの青木昭信です。宜しくお願いします。

HMV : 待望の1stアルバムが出来ましたね!率直な感想をお願いします。

井出 : 本当に自信作が出来ました。かなり名盤です!(笑) 名盤と自負しております!

加藤 : そうですね… 作るまでがかなり濃密だったので、達成感というか作るまでのプロセスが思い出深いな、と思って。

HMV : 実質の制作期間ってどれくらいあったんですか?

井出 : 制作時間は前のミニアルバムをレコーディングして、その時点から…

HMV : そうなると、延べどれくらいですかね… ミニアルバムが出たのはいつでしたっけ?

rega : 去年の7月です。

三宅 : 録り終わったのは2月で、そこから1年近くです。

加藤 : 10月に(ツアーの)ファイナル終わって、ずーっと…

三宅 :で、(今回のアルバムを)12月にレコーディングしたので…その間10ヶ月くらいですね。ツアーもあったので。

HMV : ツアーの合間に録っていたんですか?

三宅 : そうですね、ツアー中に曲を仕上げるみたいな。

井出 : 空気がそんな感じで… ネタ集めたり、仕上げたり。スタジオこもったり。そんな感じでしたね。

HMV : アルバムを聴かせてもらって、勝手なイメージなんですけど、前よりシンプルになったなと思うんですが。以前はムチャな展開とか(笑)プログレッシヴな展開があったんですけど、それがなくなってストレートな感じになったと。何か意識していることはありますか?

青木 : 練習自体でシンプルにしようと意識したりはないんですけど…

井出 : 根本的にシンプルでカッコいいものに勝るものはないっていう考えはあるんですよね。で、その中で感情だったり、共演する中で複雑な構成になっていったりするんですけど…

HMV : どんどん出てきちゃうんですね?

井出 : そうなんです。そこが、シンプルでも表現がちょっと出来たのかな…とは思いますね。

HMV : 今回はポップになったっていうのも違うと思うんですけど、スッと入っていける感じが凄くして。

井出 : それは凄く嬉しいですね。そこまで意図していなかったので。

青木 : その時その時で、バンドの中での流行みたいのがあって。

井出 : それは大きいですよね。

HMV : その辺りの流行りモノって、みんな共通しているものですか?

井出 : 今回ツアー中に作ったっていうのもあるし… ツアーで出たイベントだったり、影響だとか、機材下でみんなで聴いたりだとか。その影響が結構大きいですね、今回は。

HMV : じゃあ、割とイメージは共通してきている感じなんですね。 …ケンカしたりしないんですか?

井出 : ケンカ…(考え込む)

加藤 : 言うことは言いますけどね(笑)

HMV : でも、皆さん仲がいいですよね。 …あれっ?そうでもないですか??

井出 : どうなんですかね…?

青木 : ケンカっていうケンカはないですね。 

HMV : では、今回作っている中で流行っていたアルバムとかありますか?皆さんがよく聴いていたアルバムとか…

井出 : 前にDIESELの企画に出させてもらったんですけど、その影響がかなり自分らの中では。今までクラブシーンっていうクラブシーンに出て行ったこともなかったし… 海外の一線のアーティストさんを目の前にした時に、こんな楽しませ方があるんだ!っていうのも凄い勉強になったんですよ。その部分が個人的には大きいですね。

HMV : 他にはどんなアーティストが出演してたんでしょうか?

井出 : SOULWAXとか日本だとHIFANAとか… ほとんどDJですね。 音源を聴いて好きになる人がいっぱいいたんですけど、なかなかああやって…集まってっていうのはなかったので。けっこう大きかったですね、あれは。

HMV : それでクラブミュージックにシフトしていったという感じは?

井出 : っていう意識もないんですよ。なんか…なんて言うんですかね… それを俺らなりに消化していったらどうなるんだろうっていう感じですね。そのままやるんじゃなくて、このregaとしてやったら…やってみたらどうなるだろうっていう…感じです!はい(笑)

HMV : 次に音作りに関してお伺いしたいのですが、凄く「生音」っぽいじゃないですか。それは前のアルバムと共通しているかな、と思うのですが、その辺りは意識してますか?

青木 : そうですね… やっぱり、(今回)一発録りなんですよ。

HMV : えっ、一発録りなんですか? 

青木 : 前回は一発録りしてるから音色とかいじったりしてたんですけど、今回はある程度音を決めて… それから一発録りしたので、サウンド上ではさらに生っぽい感じがして。それじゃないと、自分らの中でしっくり来ないんですよね。ライブ感というか、グルーヴ感とか。もしかしたら、それしか出来ないのかな、って思いつつ。

HMV : クラブミュージックにシフトしているような感じがあるんだったら、もっと打ち込みっぽい音になってくるのかな、って思ったのですが。

井出 : そうですね。そういうのも好きなんですけどね。いざ、regaとしてアルバムを録るんだったら、そのまま聴いている人が…「そこで演奏してるんじゃないんですか?!」みたいな「生」が欲しかったんです。手のタッチとか生々しく聞こえるくらいの…

青木 : クラブミュージックは好きなんですけど、クラブに行って…クラブに遊びに行け!みたいな(笑)そういう感じなんですよね… 打ち込みだと違和感を自分らの中では感じてしまって。サウンド面での話し合いも「温かみ」っていうことを話し合うので。

HMV : 本当に温かいですよね!

青木 : ありがとうございます。

井出 : 人間味を(笑)

 



 
 

 
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