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ジャム ディスク・ガイド【10】 日本とか...

Monday, March 30th 2009


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ジャム・バンド



 95年初開催の「オーガニック・グルーヴ」、そして、フジロックを筆頭とする大型ロック・フェスの登場をきっかけに、日本にも「ジャム・バンド・シーン」という新たな土壌が開墾された。アーティストと聴衆とのコミュニケーション、聴衆と聴衆との情報交換、そして、同志アーティストによるサークル。この十余年で形作られていった関係性をファウンデーションとして、日本のジャム・バンド・シーンは、アンダー/オーヴァーグラウンドの垣根を突き破って、今後さらに興味深い伸展を見せてくれるのでは?



PB SPECIAL OTHERS
 
-----------------------------------------様々なジャンルを吸収しながら作品を重ねるごとにスケールアップしてきたスペシャル・アザーズの待望のニュー・アルバム。ちなみに、毎回すぐ売り切れてしまう初回限定盤は、2008年2月25日に行われたSHIBUYA-AXでのライブの模様を収録したDVD付きでした(完売済)。 

 



Flow Big Frog
 
-----------------------------------------ジャパニーズ・ジャム・バンドの雄ビッグ・フロッグの2007年2ndアルバム。名古屋のライブハウスでレコーディングされた本作は、得意とするライブ感とレコーディング・スタジオでの緻密さをミックス。日本のジャム系バンドでは稀とも言える、「歌と声」を大切にしつつも得意のインプロ/インタープレイが繰り広げられた、グルーヴとメロディが織りなす70分。2008年、バンドは活動を休止。   



Cyborg Goma
 
-----------------------------------------キックからハット、上物においてまで全てディジュリドゥの音を解体・再構築して創り上げた、GOMA da DIDGERIDOO名義の最新作。GOMAの音楽的懐の深さを表しているような幅広い内容で、ディープなデトロイト・テクノからダビーなハウス、レゲエ、ダブ、サンバ、カリプソ・・・と多岐にわたり、あらゆるダンス・ミュージックを飲み込んでいる。



  
Rondorina Rega
 
-----------------------------------------愛媛県出身の幼馴染4人組によるこのrega。突然変異のジャムバンドというべきか、圧倒的なオリジナリティをもった驚異的なバンドの登場です。Lotus直系のような心地のよいグルーヴをたたき出しながら、Battles的な要素やポストロック的なサウンドアプローチもみせる。メンバーの幅広い音楽性が様々な形で反映されながらも、”rega”として昇華し、圧倒的なオリジナリティとして鳴り響いている。



Live At 東京キネマ倶楽部: 7 / 7 / 2006 Rovo
 
-----------------------------------------2006年7月7日に鶯谷の東京キネマ倶楽部で行われたライブ「アルゼンチン音響派 + ROVO」は、七夕に行われた一夜の奇跡。Rovoとアレハンドロ・フラノフ、サンチャゴ・バスケス、フェルナンド・カブサッキのアルゼンチン組3人による秩序とカオスが交錯するサウンドスケープ。即興とは思えないような緻密に編みこまれた音の粒子が、やがてトライバルなビートと共にカオティックな世界へとなだれ込む。  



Before Turning Off The Light Group
 
-----------------------------------------内田直之(DRY & HEAVY CONNECTIONS)のレコーディング&ミックスによるウェザーからのデビュー・アルバム『Record』が、大友良英からUAにまで絶讃された6人組。ソプラニーノ・サックス、トランペット、ギター×2、ベース、ドラムスが奏でる繊細かつダイナミズムに満ちたエモーショナル・サウンドは、ライヴでその魅力を最大限に発揮。 



Terra Icognita 旅団
 
-----------------------------------------総勢13人から構成される“旅団”。ROVOやDATE COURSEの次を担うジャムシーン期待のバンド。今回は彼らの最大の魅力が発揮されるライブレコーディング。13人の操る楽器が一つ一つ存在感を増し、それぞれが鳴るべくして鳴っている。さらにゲストプレイヤーとして参加している辻コースケも凄まじいグルーヴを叩き出し、相乗効果を引き出している。



Pirates Indigo Jam Unit
 
-----------------------------------------ダイナミックなツイン・ドラムを武器に、全国各ライヴ会場で絶賛を浴びているインスト・バンド、インディゴ・ジャム・ユニットの2008年4thアルバム。全曲一発録音で、さらに厚みを増した「グルーヴ感」と美しいメロディーを構築。初回限定盤には、70分超の「REALism Tour 2008」のライブ映像、オフ・ショット収録のDVDが付属。CD未収録のツイン・ドラム・トラック「Cross」収録。  



Franz Kafka's America Date Course Pentagon Royal Garden
 
-----------------------------------------菊地成孔を中心に99年に結成されたDCPRG。電化マイルス”風味”をコンセプトとしながらも、CDJを活用したヒップ・ホップのような混濁した音楽性も併せ持つ。当時、フェスやイベントでの客演も多く、日本国内でも屈指の大型ダンス・バンドと呼ばれた。2007年発表の本3rdアルバムでは、カオスに満ちた圧倒的なグルーヴ、ドス黒くアーシーでありながら宇宙的な広がりをみせる持ち前のサウンドスケープを展開している。



巴里渋舞曲 渋さ知らズ
 
-----------------------------------------2007年8月17〜9月29日まで、ヨーロッパ全12都市で行なわれたライブの中から、最終日のパリ日本文化会館でのライブの模様を完全収録(一部MCのみカット)した2枚組。お盆の飛行機代がとんでもなく高い時期に、ドイツのゲルデン・オフサイドオープンに招聘された為最小限のメンバーで出発。これまでのライブ録音盤の中でも、最初から最後まで「渋さ知らズ」の醍醐味を余すことなくイッキに味わえるアルバム。  




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【第1章】 はじめに  ジャム、この10年
【第2章】 ジャム・バンドに関する素朴な疑問に
【第3章】 ジャム ディスク・ガイド【1】 Phishとか...
【第4章】 ジャム ディスク・ガイド【2】 こちらもPhish...
【第5章】 ジャム ディスク・ガイド【3】 Slipとか...
【第6章】 ジャム ディスク・ガイド【4】 Grateful Deadとか...
【第7章】 ジャム ディスク・ガイド【5】 Critters Bugginとか...
【第8章】 ジャム ディスク・ガイド【6】 Lotusとか...
【第9章】 ジャム ディスク・ガイド【7】 Trey Anastasioとか...
【第10章】 ジャム ディスク・ガイド【8】 Medeski Martin & Woodとか...
【第11章】 ジャム ディスク・ガイド【9】 Miles Davisとか...