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ジャム ディスク・ガイド【3】 Slipとか...

Monday, March 30th 2009


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ジャム・バンド



 さて問題は、フィッシュの次にトライしたいものの有無。ありますよ、数限りなく。スリップ、ストリング・チーズ・インシデント、モーらによって生成された良質な有機栽培ジャムは、こちら。ジャック・ジョンソン以降の”サーフ”なジャム云々に触発された諸兄には、シム・レッドモンド・バンドを。


Angels Come On Time Slip
「Sometimes True to Nothing」が試聴できます。
-----------------------------------------マーク&アンドリューのフリードマン兄弟とブラッド・バー(ds)によってボストンで結成されたスリップの2002年メジャー初アルバム。ジャム云々とはまた別次元の普遍性を持つ、美しくも儚いメロディとサウンドのしなり具合。ジャズもカントリーもブルースもアンビエントノイズも丸ごと呑み込み、オリジナルで深遠な音世界へと聴き手をトリップさせる。



Eisenhower Slip
「Soft Machine」が試聴できます。
-----------------------------------------2006年発表のスタジオ・アルバム。「Even Rats」、「Soft Machine」では、心地良い何かが音の切れ間に澄み渡って行く。彼らのファンと公言してやまないUAが参加した「Airplane Primitive」のオルタネイト・ヴァージョンを収録。




Live at Lupo's: Providence Slip
「Chasing Rabbits」が試聴できます。
-----------------------------------------2004年6月12日、彼らの故郷ロードアイランド州プロヴィデンスで行われたライヴ音源。この年のツアーのハイライトだった「Chasing Rabbits」、「Fear of Falling」は、現在のところ本盤のみ収録。オーラスの「Imagine」にもどことなく救われる。





On The Road String Cheese Incident
-----------------------------------------ブルーグラス・バンドとしてのフォーマットから派生し、93年にコロラド州ボルダーで結成されたストリング・チーズ・インシデント。彼らのツアーをほとんど網羅するオフィシャル・ライブ音源シリーズ「On The Road」。2007年8月、バンドの核となるビリー・ナーシ(g)脱退直前に開催された、お膝元コロラドのサマー・フェス=レッドロックスでの4日間を全3枚組で収録。



One Step Closer String Cheese Incident
「45th Of November」が試聴できます。
-----------------------------------------ボブ・ディラン、ネヴィル・ブラザースなどの制作を手掛けたマルコム・バーンによるプロデュースの2005年作品は、「歌」そのものにフォーカスした1枚。グレイトフル・デッド人脈のジョン・バーロウ、ロバート・ハンターなどがソングライティングに参加。インプロを完全封印した素晴らしい歌伴メロディを練り上げている。ちなみに、佐野元春氏大絶賛の1枚。



Outside Inside String Cheese Incident
「Joyful Sound」が試聴できます。
-----------------------------------------ロス・ロボス、フェイス・ノー・モアなどで知られるスティーヴ・バーリンがプロデュースした2001年の通算5作目(日本デビュー盤)。ブルーグラスをベースに、ソウル、ファンクからレゲエまでジャンルを超越して、縦横無尽に往き来するフリー・フォームな演奏を、スタジオ録音作でもきっちり楽しむことができる。翌2002年のFUJI ROCKにおいて初来日を果たした。



Dr Stan's Prescription Vol.2 Moe.
「Lazarus」が試聴できます。
-----------------------------------------91年、ニューヨーク郊外のバッファローで結成されたモーのライヴ・アーカイブ・シリーズ「Dr. Stan's Prescription」第2弾。古き良きサザン・ロックの系譜、ファンク色の強いインプロ、さらには、テクノ要素をも孕んだミニマル・リズムのトランス感。多様性に富んだサウンドが身上となる彼らの真骨頂を。





Sticks And Stones Moe.
「Cathedral」が試聴できます。
-----------------------------------------2008年発表のスタジオ最新作。70年代の西海岸SSWマスターピースにも通じる爽やかな楽曲、サイケデリックな浮遊感あるギターの音色、幾重にも重なるコーラスワーク、スピードとスケール感あふれる圧倒的な演奏力。モーならではのポジティブで開放的なサウンドに、終日思わず身を委ねてしまう1枚。





The Conch Moe.
「Blue Jeans Pizza」が試聴できます。
-----------------------------------------収録曲は「アルバム2枚分はあった」という膨大なマテリアル・ストックの中から厳選されたという2007年発表の通算8作目。無人のシアターでライヴ録音された音源をベースにしているため、演奏そのものの生々しさと、完成までにおよそ15ヶ月を費やしたという緻密なスタジオ・ワークが見事に調和。バンド曰く「モーが、時間やお金、外部の状況に束縛されずに作ったはじめてのアルバム」とのこと。



Room In These Skies Sim Redmond Band
「Roll A Few」が試聴できます。
-----------------------------------------ニューヨーク州イサカ出身の6人組シム・レッドモンド・バンドの2008年最新作。改装された古い教会でレコーディングが行われ、ほとんどの楽曲を一発録りに近い形でレコーディング。よりバンドとしての一体感とグルーヴ感を重視した内容となった。フォーキーで瑞々しいプリミティヴ・サウンドをベースに、ラテン、アフロ、レゲエなどのエッセンスを散りばめた、最上級のナチュラル・オーガニック・ジャム。




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【第1章】 はじめに  ジャム、この10年
【第2章】 ジャム・バンドに関する素朴な疑問に
【第3章】 ジャム ディスク・ガイド【1】 Phishとか...
【第4章】 ジャム ディスク・ガイド【2】 こちらもPhish...
【第6章】 ジャム ディスク・ガイド【4】 Grateful Deadとか...
【第7章】 ジャム ディスク・ガイド【5】 Critters Bugginとか...
【第8章】 ジャム ディスク・ガイド【6】 Lotusとか...
【第9章】 ジャム ディスク・ガイド【7】 Trey Anastasioとか...
【第10章】 ジャム ディスク・ガイド【8】 Medeski Martin & Woodとか...
【第11章】 ジャム ディスク・ガイド【9】 Miles Davisとか...
【第12章】 ジャム ディスク・ガイド【10】 日本とか...