マルチバイ･マスターへの〜道〜復活編1

Tuesday, December 16th 2008

HMVオンラインの人気キャンペーン「マルチバイセール」を駆使して輸入盤CDを買いまくるというマニアックな無謀企画、いよいよ再開いたします。

最終回とした第11回から半年あまり。皆様いかがお過ごしだったでしょうか。 ワタクシは、「道」を終了後もちょくちょく買い物をしておりましたが、 いつの間にか、同じようなマルチバイタイプのセールは色々なショップで も行っていることに気づき、以前よりも金額に対してはシビアに マルチバイを利用しております（なんつったって自腹ですから）。

そして、折しも時代は不況まっただ中。 こんな時こそ好きな音楽CDやDVDをお得に買わなきゃあかんということで、 よりマルチバイを駆使するべく、敢えて今回、「道」の復活を決めました。 マニアックな買い物日記という基本ラインは変わりませんが、そこはなにとぞご了承を。

さあ、マルチバイの究極の使い手となるべく、厳しい修行が始まります！！！
購入商品は完全に個人的趣味ですので、ブラック･ファンはお買い物のご参考に、それ以外の方はヒマつぶしにどうぞ〜。

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★マルチバイ･キャンペーンって何やねんという方の為に･･

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対象の商品を何点かまとめてご注文いただくとご注文商品が割引となるご好評を頂いているお得なキャンペーンです。マルチバイキャンペーン期間中、同じタイプのマルチバイキャンぺーンの対象商品を、規定の数量または規定の数量以上カートにお入れ頂き、同時に購入手続きを済ませた注文が割引となります。（同じオーダー内でのみ適用となります。）　
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○月×日

復活！
佐川のアニキは、毎度、午前中指定にしてるとは言え、妙に朝早くにやってくる。 特にこのところは二日酔い状態が多い土曜の朝。玄関に出てはんこを押すだけのことでも、ものすごく辛い作業になる。 しかし、ここで荷物を受け取らないと、また不在者票見て電話して再配達お願いして、なんてやっとると半日くらい簡単に つぶれてしまう。それだけはどうしても避けたい。となると、やはり頑張ってむりくり起きるわけである。 そんなことを毎回続けているので、佐川のアニキは、ワシのだらしないねまき姿もすっかり見慣れていらっしゃるようだ。 今日も朝刊を取って渡してくれた。ぅぅ。

さて、復活第一回目のブツは、なんとまあ、見事にヒップホップ三昧。 そもそも、この連載を再開しようと思う前に注文したブツなので、味気ないというか、 興味ない奴にはとことん興味ないであろうアルバムばかり。申し訳ない。

本日入手のブツ。左⇒右⇒下

Lil Keke『Loved By Few, Hated By Many』
E-40『Ball Street Journal』
Ace Hood『Gutta』
San Quinn『From A Boy To A Man』


お買い物合計金額は、税込6625円。マルチバイ割引1415円也。獲得ポイント39。 この時のマルチバイ・キャンペーンは確か、輸入盤3枚買ったら25％オフ＆トリプルポイント。 ちなみに現在、某ショップで同じものを買ったら、合計6514円！ 負けてるじゃん！ガビーン！ しかし、トリプル・ポイントで39P獲得ということは実質780円分もらっているので（向こうのポイントを考えても）、勝利！ ・・・なんのこっちゃ。

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Lil Keke『Loved By Few, Hated By Many』
「道」の最終回でも書きましたが、ようやく数年越しのニューアルバムが完成。 当初予定されていた豪華ゲストは姿を消したものの、中身はサウス・ファンなら鉄板。聴いた一発目はピンとこなかったのですが、 聴きこむうちにKekeマジックに。まずは前半のMr Lee作の哀愁3曲で痺れまくり。Xfyleなるプロデューサーが手がけた「4Doors And Coupes」のギターとベースラインもたまらないところへ来て、超名曲「I'm A G」で早くもノックアウト。BlakやTre Virdureといったシンガーをフィーチャーしたメロウ・チューンも相当良く、あとはズッポリ南部泥沼。ピンと来ないなんて誰が言ってたんだ（ワタクシです）。傑作！買ってよかった度★★★★★

E-40『Ball Street Journal』
造語の天才（変態）E-40のニューアルバムとあったら外せないでしょう。Akonとのリード・シングルで遂に売れ線に走ったか！とガックリきていたらアルバムは、期待通りの超・濃厚のE-40ワールド（喜！）。Digable Planets「9th Wonder」ネタも奇才Rick Rockにかかれば忽ちE-40の曲になっちまって思わず胸キュン。キュキュッと鳴るウワモノとあの馴染み深いシンセラインとの組合せが超クールな「Break Ya Ankles」は先日、日本で熱いステージを披露してくれたLil Jon作。その他、愛息子Droop-Eの才能が炸裂した「Got Rich」など「らしい」曲から、JR Rotemが手がけ、GameとSnoopと西の人気者が集結した「Pain No More」やT-Painとの「Give Her The Keys」など、先のAkon参加曲が浮かないようキャッチーな曲も随所に配置！全編、キモキモ・ベイ路線でも良かったんだけどね。 買ってよかった度★★★★★

Ace Hood『Gutta』
DJ Khaledが鬼プッシュしているラッパーで、大元のレーベルとなるDef Jamの期待のほども、T-Pain、Akon、Trey Songz、Plies、Lloyd、Rick Rossゲスト陣の豪華さからうかがえるAce Hood。プロデューサーもThe Runners、Drumma Boy、J.U.S.T.I.C.E. League、Inkredibles、Cool & Dreなど強力。ハードでフロア受けもバツグンなトラックが多く、今年のメインストリーム仕様の南部皿の中でもズバ抜けた仕上がり。 買ってよかった度★★★★★

San Quinn『From A Boy To A Man』
息子とのショットいっぱいの家族想いのSann Quinnのニューアルバムは、ベイ仕様というよりは、全てのヒップホップ・ファン向けの聴きやすい作品に仕上がってます。無骨なラッピンがドラマティックなトラックに映える「They're All Waitin on Me」、サウス仕様の「Wind It Up」やChopsをフィーチャーした「Double Dose」から女性シンガーBaileyが切なくフックを歌いあげるメロウ・トラック「My Brother」やレイドバックチューン「Upside Down」、Willie Henの甘い歌声がはまった「Ready To Go」まで硬軟そろっています。中でも実の息子、Lil Quinnがゲスト参加した「Billionaire (What We Call Livin')」は心がホッコリします。 買ってよかった度★★★★★

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その他、入手した＆気になるブツ

　衣笠祥雄　『野球の神様がいた球場』
今、自分周辺でやたら「サチオ」が来てる。鉄人は実はソウル・ミュージック・ファンらしい。 一度会ってソウル話してみたい。

　『江頭2: 50のピーピーピーするぞ！ 2 逆修正バージョン〜ノークレーム・ノーリターン〜』
前作はもちろん買った。これも絶対買う。

　腹筋キン肉マン: ラーメンマン
気になる。ラーメンマンの三つ編みが揺れるなら尚よし。

　Jim Radway　『Dub I』
レゲエを堀っていた頃、こんなん、見たことなかったですよ。早く買わねば。

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