introspective hip hop 神門
2008年12月9日 (火)
| 生きる理由は見当たらないが・・・死ねない理由はたくさんあるんだ。 神門『HERE IS HAPPINESS』より | |||||||||
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New Release | ||||||||
| 神門 / こころ | |||||||||
| 12月17日 発売 |
2415円 | ![]() |
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| 話題が話題を呼びロングセラーを続ける前作「三日月」から1年半。今回はプロデュースを盟友DJ NAPEYが手がけて、独自の世界観をより際立たせている。激しく自己の内面と向かい合い、心の陰を唄うスタイル、研ぎ澄まされた生々しいリリックがリスナーの心の闇に刺さります。そんな唄が聴きたかったんだ。 | |||||||||
| introspective hip hopってなんだ? | 神門 profile | ||||||
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introspective: 内省的な,内観的な,自己反省の 内省的なHIP HOP。自己反省のHIP HOP。激しく自己の内面と向き合いながら、心の陰を言葉にし詩を唄う。その心の陰は深く、暗くて、僕らはそこに目を向けることをつい避けてしまう、隠してしまう。そんな誰しもが隠し持っているダークな部分を詩にして吐き出す姿は痛くて、そして胸を打つ。アンダーグラウンドで盛り上がるintrospective hip hopシーン。心に刻まれる唄がここにある。 今回はそんなintrospectiveシーンを「HIP HOP サイド」「シンガーソングライターサイド」の2つに分けて特集します。 |
「神門」と書いて、「ごうど」、と読む神戸出身、1986年生まれのMC。 誰もが言えなかった . . . 言いたくなかった . . .不安 期待 嫉妬 ネガティブな部分全てをさらけ出し、心の底に宿る"痛い"部分を鷲掴みされる純文学。赤裸々に、見栄を張ることなく、恋愛における男のかっこ悪さをラップしている。どうしてそこまで愚直に描写してしまうのかと思うほどありのままに。そんなリリシスト。THA BLUE HERB、降神、以降日本語HIP HOPでは現れなかった独自の世界観と、高い文学性をもつLYRICセンスを持つMC。 |
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| 内面を抉り出す! introspective hip hop シーン | ||||||||||||
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| 神門 / 三日月 | THA BLUE HERB / stilling still dreaming | |||||||||||
| 神門、衝撃の1st!自分とは?結局、どうやったって切り離せない自分自身。別れたくても別れられない自分。そこをついた言葉は深く突き刺さります。そんな神門の噂はじわじわと広がり、ロングセラーを続けているのも納得。 | 自分自身と深く対峙し、ストイックに言葉を構築していくラッパー、詩人としてBOSS the MCの右に出るものはいないでしょう。このアルバムは全ての音楽ファンが聴くべき名作。まさにジャパニーズHIP HOPシーンの金字塔。時代を変えた1枚。 | |||||||||||
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| 降神 / 望-月を亡くした王様 | 志人/ HEAVEN'S 恋文 | |||||||||||
| これはラップなのか?果たしてHIP HOPという枠なのか?極めて演劇的で、ポエトリーリーディングのようにも聴こえ、ドープな音とリンクしていくintrospective世界はまさにオリジナル。神出鬼没、他の追随をゆるさない名盤。 | 降神の志人によるソロ作品。独特なフロウと、言葉のセンス。叙情的な詩と果てしないストーリー。それは人生そのもので、想像力を刺激する。僕は収録されている『LIFE』を聴く度に泣きます... | |||||||||||
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| makkenz / ユシトアミア人間 | キリコ / BLAST | |||||||||||
| 深く哲学的で文学的なリリックで聴き手の想像力を触発する日本一イルなラッパーMAKKENZ。アルバム1枚を通して、次々と情景が展開され交錯する。美しい弦楽器、柔らかい管楽器など、幻想的とも言えるトラックとともに、精神世界が広がる名作です。 | 実名飛び交うリリックに、全てのヘッズに問いかけ、解答し攻撃をし続けるキリコ・・・。ただのDISじゃない!文学的で詩的な攻撃スタイルは逸脱!表現としての攻撃の衝動は全て、HIPHOPに対する愛。ここ10年の最重要最問題作!! | |||||||||||
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| RUMI / HELL ME WHY?? | COPPU / Story Teller | |||||||||||
| かつてこんなにも、強烈な言葉を吐き出せる女性がいただろうか?いや、女性と言うことに限定しなくてもそう。エモーショナルに吐き出される言葉はリアルで、刺さるものばかり。エレクトロ、ブレイクビーツ、ダブステップまでも取り入れ、アンダーグラウンドの匂いがキテます。 | RUMIと共にフィメールintrospective hip hopシーンを担う逸材。正統派なRAPが繰り広げるオリジナルな世界観。それこそがリアル。HIPHOPに魅了され続けるピュアな『Story Teller』。 | |||||||||||
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| 環ROY/FRAGMENT / MAD POP | レイト / 明日など来るな | |||||||||||
| 今最も注目すべきラッパー「環ROY」とキリコなども手がけるプロデュースユニット『FRAGMENT』。型に囚われない自由な感性と、饒舌なラップ。曽我部恵一からも賞賛される、日本語ヒップホップの新世代の息吹と、可能性を限りなく広げる重要作! | 家族、コンビニ、学校、犯罪、いじめ。少年の透明で純粋な瞳に映る冷酷で不条理な真実。それを映し出すかのように紡がれる、身も蓋もない言葉。時にコミカルに。時にリリカルに。この世界の「リアル」を容赦なく抉り出す。高い文学性を誇る圧倒的なリリックでイルな世界を映し出す脅威の新人。 | |||||||||||
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| ランタンパレード / 絶賛舌戦中 | 小林大吾 / 詩人の刻印 | |||||||||||
| ラップとポエトリー・リーディングで作られた異色作。街という荒野で繰り返される日常をユーモアを交えながら饒舌に描写した全15曲。時に軽快、時に流麗、そして時に暗闇・・・。ランタンパレードの叙情世界。 | ポエトリーリーディングの天才。その詩は誰よりも文学性が高く、イルマティック。言葉を発するテンポが音楽的で、言葉もリズムであることを思い知らされる。そんな詩はもちろん、トラックもぶっとく、中毒患者続出中。 | |||||||||||
| introspectiveにピンときたらこんなのも! | ||||||||||||
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| 石橋英子 / Drifting Devil | discharming man / this is the oar of me | |||||||||||
| 変幻自在の音世界と狂気と静寂入り乱れる言葉の群れ。リスナーの想像力を新しい境地に連れ去る驚愕の作品です。ライブで見る彼女は一見どこにでもいそうな女性。ですが、普通の人が普通に持ってる狂気、内面世界。それこそがintrospective! | 狂気を内包した、暖かくて大きなもの。優しさ、愛。そのような存在を深く感じさせる傑作。こんなにも儚くて美しい唄がある。北海道で紡がれた11編のうたが、それぞれの脳内情景を刺激し広げてくれる豊かな作品です。 | |||||||||||
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| パラダイスガラージ / Rock Dream | 豊田道倫 / POP LIFE | |||||||||||
| 1999年発売の名作が再発されます。当時カーネーションが、翌年上田ケンジがカバーした本人にとってもエポックとなった「Forever Love」は10年近くの年月を経ても色褪せない奇跡の名曲です。日常を切り取る愛のうた。思っていてもなかなか伝えられない本当の気持ちが染み入ります。 | 1年がかりで録音、編集した自信作の登場。豊田道倫の言葉はいつだってピュアで愛に満ち溢れている。歳を重ねる度に無意識に置いて来た感性を持ち続ける豊田はすごいです。そこに気付かされる豊田の音楽は痛いほどグッと来るって訳です。 | |||||||||||
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| 麓健一 / 美化 | 長谷川健一 / 星霜 | |||||||||||
| 心に刺さる言葉と美しいメロディー、儚い世界。幻想的な音世界。静かに、力強く、力強く届く「うた」。きっと「うた」が生まれるとても純粋な瞬間。麓健一の「うた」は僕らを惹きつける魔法を持っている。2000年代を代表する歴史に残る1枚。 | 本当に本当に日常を切り取る唄がある。長谷川健一。弾き語り。朴訥と、空気へ溶かすように詩を流し込んでく。切ない日々を、あらがわず。ただ前へ前へと転がしながら。身近にあること。リアルに。 | |||||||||||
| introspective is ... TEXTED by HMVオンライン matsui | ||||||||||||
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