西崎信太郎のインディR&B一直線！

Friday, November 28th 2008



	C+C MUSIC FACTORYの「DO YOU WANNA GET FUNKY」を聴いてBLACK MUSICの世界へ。男性R&Bを中心に、NEW JACK SWING、メインストリーム物、インディR&Bが特に好み。 50年後もJOEの「GOOD GILRS」がFAVORITE SONG。 1曲でも多くの曲に出会い、皆で共感したい、そんな人生です。毎週水曜日、東京MXTV「U・LA・LA」にも出演中。 text by 西崎信太郎（数寄屋橋店ダンス＆ソウル担当）

今月の3枚！

MERICO-X / STR8 FROM THA HEART
このどこか聞き覚えのあるいつまでも記憶に残る優しいメロディ・・・「もしかして？」と思う半信半疑の1曲目から、後半には粗方確信へと変わる。「あの衝撃をまた味わうことが出来るのか？」。MERICO-X・・・全く聞き覚えのない無名のシンガーにこれほどまでに心を躍らせられる理由は、突如としてシーンに現われたアジア系天才シンガーソングライターSTEVIE HOANGが全面バックアップという衝撃的事実故の事。同じくSTEVIE HOANGの手によって日本でも特大ヒットを記録したKAY Bの「GROOVE THANG」のような突出したキラートラックは無いものの、アルバム全体をSTEVIE節の激甘トラックで固めた一点突破の全10曲！

LIANG / After 8
STEVIE HOANG、GEORGE、JINU PARKの様に、アジアの血を引くR&Bシンガーがワールドワイドに目覚しい活躍をする昨今、このLIANGも本国マレーシアだけに留まるにはあまりにも惜しい相当なポテンシャルを秘めた未知なる大器！日本人の持つ独特の聴覚を刺激するキャッチーな美メロスタイルの虜になる方が・・・実は密かに急増中！LIANGの本国であるマレーシアの数々のミュージックアワードにノミネートされ、多数のアーティストとパフォーマンスを共演するなど、マレーシアでの人気度は相当のようです！ピアノを効果的にしようしたオーソドックスなアーバンテイストの楽曲が中心、一度耳にしたら離れないキャッチーなダンストラックの5曲目がこのアルバム最大の見せ場！

MATAI/ Man I Am
「BABY BASHを従兄弟に持つシンガー」・・・とご紹介するのがこのシンガーを最も簡単かつ親しみをやすく表現出来る、なんて言ってしまうとMATAI本人に怒られてしまうかもしれませんが、このシンガーにとってそういった肩書きはあくまでオマケ！E-40やNAUGHTY BY NATUREらと共演し、2003年にはLAミュージックアワードにノミネート。本作「THE MAN I AM」が3RDアルバムですが、過去2作はベイエリアを中心に万単位越えのセールス！足りないのは全国区の知名度だけ、という要はかなりの実力派！歌の上手さで勝負するシンガーでは無いものの、この分かりやすいキャッチーなメロディとMELLOWで軽快なダンストラックが群れをなす展開、何だかんだで気づけばリピートボタン押しっぱなしの全12曲！STARGATE風味の2曲目が絶大な人気！