High Five
イタリア発！
未来を模索する新世代ジャズ集団

Wednesday, October 22nd 2008

ジャズ･ファンのみならずクラブ･シーンでも注目を集める、ファブリッツィオ･ボッソ率いる超強力ハードバップ集団“High Five”。

ヨーロッパ随一のテクニック、エネルギッシュなパフォーマンスを目の当たりにするメジャー･デビュー作『Five For Fun』は名門Blue Noteから。
新世代のセンスにみちた究極のモダン･ジャズを体感！




まるでブラジリアン･ミュージックのようなアートワークと、疾走感にみちたサウンドで、輸入盤がすでに話題沸騰のHigh Five。

メンバーはファブリッツィオ･ボッソ(tp)、ダニエレ･スカナピエコ(ts)、ルカ･マヌッツァ(p)、ピエトロ･チャンカグリーニ(b)、ロレンツォ･ツゥッチ(ds)という、いずれも個々の活躍も著しい“超一流”のミュージシャンたち。

これまでにVia Veneto Jazzから『Jazz For More』(2002)、『Jazz Desire』(2004)と2枚のアルバムをリリース。
またマリオ･ビオンディのSchema第1作『Handful of Soul』でバックをつとめ、イタリアでの大ヒットに貢献している。


そして、話題の新作『Five Four Fun』は、数曲の名曲カヴァーをのぞいては、ほとんどがオリジナル曲。

ジャズ･ロック風のイントロで幕を開ける最高のオープニング･ナンバー「Five For Fun」、シダー･ウォルトンの激アツ･チューン「Ojos De Rojo」、華麗なるテクニックが炸裂するマッコイ･タイナーの名曲「Inception」など聴きどころ満載。

また、日本盤にはジョー･ヘンダーソン「A Shade Of Jade」を含むボーナス･トラックを2曲収録!

スウィンギーで疾走感溢れるサウンド、驚異的なエネルギーにみちたアンサンブル、独創性溢れるアレンジメント･･･
アート･ブレイキーやホレス･シルヴァーといったジャズ史上に輝くハードバップの偉人たちからインスピレーションを得て生まれた、まったく新しい“ハイ･ファイヴ流”バップ。

『Five For Fun』は、その全てを余すところなく堪能することができる、2008年のアイコン的1枚である。





商品詳細        ●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●


High Five 『Five For Fun』
2008/11/19 発売
￥ 1,980 （ tax inc. ）
期間限定 6 ヶ月スペシャル･プライス
日本盤ボーナス･トラック２曲収録

収録曲        ●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●

01:ファイヴ・フォー・ファン／Five For Fun
02:オホス・デ・ロホ／Ojos De Rojo
      (Cedar Walton)
03:コズィ・コメ・セイ／Così Come Sei
04:パンダグル／Pandaguru
05:ハッピー・ストロール／Happy Stroll
06:エストゥディオ・ミステリオーソ／Estudio Misterioso
07:インセプション／Inception
      (McCoy Tyner)
08:エヴァンズ・イーヴン／Evan's Even
09:ニノズ・フラワーズ／Nino's Flowers
10:ナティ／Naty
11:ア・シェイド・オブ・ジェイド/A Shade Of Jade
      (Joe Henderson)
　  　※日本盤のみ収録ボーナス･トラック
12:リジア/Ligia
      (Antonio Carlos Jobim)
　  　※日本盤のみ収録ボーナス･トラック



メンバー        ●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●

ファブリッツィオ･ボッソ(tp)
･･･５歳からトランペットを始める。15歳でトリノのジュゼッペ･ヴェルディ音楽院を卒業、その後ジャズの世界に。ジョージ･ラッセル、マイク･ギブス、ケニー･ウィーラー、デイブ･リーブマン、カーラ･ブレイ、スティーブ･コールマンらとの共演を経て、チャーリー･ヘイデンに招かれリベレーション･ミュージック･オーケストラのツアーでも演奏。1999年イタリア『ムジカ･ジャズ』誌で“年間最優秀新人”に選出。2007年『ニュー･シネマ･パラダイス』が好セールスも記録。2008年、Javier Girottoとのラテン･プロジェクトで『Sol』をリリース。

ダニエレ･スカナピエコ(ts)
･･･ボッソとともにHigh Fiveのリーダーを務める。ディー･ディー･ブリッジウォーター『This Is New』への参加のほか、マリア･ピア･デ･ヴィート、ステファノ･ディ･バティスタ、フラヴィオ･ボルトロらとコラボレート。99年からはフランスで活動。近年はサレルノ･リバティ･シティ･バンドの一員として活躍。2008年、アルバム『Lifetime』をリリース。

ルカ･マヌッツァ(p)
･･･1968年カリアリ生まれ。18歳でG･P･ダ･パレストリナ音楽学校を卒業。90年代前半にアルゼンチン人サックス奏者エクトル･コスティータとの共演に始まり、アンディ･グラヴィシュ、イタリアのジャズ･シーンではパオロ･フレスやマウリツィオ･ジャンマルコとも交流。2002年マッシモ･ウルバニ賞を受賞、マックス･イオナタのカルテットに参加。またロベルト･ガット･カルテットの一員でもあり、アルバム『Traps』に参加。

ピエトロ･チャンカグリーニ(b)
･･･ローマ生まれ。フロジノーネのリチニオ･レフィチェ音楽学校でダブルベースを学ぶ。ローマのジャズ･シーンで意欲的に活動、ロザリオ･ジウリアーニ、リー･コーニッツ、リタ･マルコトゥッリ、アダ･モンテラニコ、ピエトロ･トノロらと共演。2002年『Italian Jazz Graffiti』でデビュー。

ロレンツォ･ツゥッチ(ds)
･･･ロザリオ･ジウリアーニの作品、ニコラ･コンテのクロスオーバー･プロジェクトなどに参加。2001年に『Sweet Revelation』でデビュー（ファブリッツィオ･ボッソ、ピエトロ･チャンカグリーニ参加）。2007年、アルバム『Lorenzo Tucci Drumonk』をリリース。