「風のガーデン」いよいよ最終回！

Thursday, October 9th 2008

訃報： 「風のガーデン」出演俳優、緒形拳さんが 10月5日、肝がんのためにお亡くなりになりました（享年７１歳）。 心から哀悼の意を捧げるとともに、 ご冥福をお祈りいたします。

風のガーデン
2008年10月8日よる10時　スタート

そのドラマ放送スタートにともない、オリジナルサウンドトラック、
『フジテレビ系ドラマ　オリジナル・サウンドトラック　風のガーデン』
2008年11月26日緊急発売決定。
このドラマで女優としても起用された平原綾香の歌う主題歌「ノクターン」のインストゥルメンタルを はじめとする20曲を収録予定。

『風のガーデン』関連商品：
●主題歌「ノクターン」収録CD-Maxi
平原綾香：ノクターン/カンパニュラの恋
●Blu-ray作品
風のガーデンに咲く花々〜富良野から〜

死を目前にした一人の麻酔科医が、絶縁していた家族のもとへ戻っていく物語。残された時間の中で彼の姿やそれをとりまく人々の様々な交流を通して、「人が最期に帰る場所」を描いて行きます。
主人公の麻酔科医を演じる中井貴一、そして、先日亡くなった緒形拳、奥田瑛二、伊藤　蘭などのベテランから、黒木メイサ、神木隆之介ら若手の実力派俳優たちが出演。さらに、ドラマ主題歌「ノクターン」　を歌う平原綾香も女優としてドラマに出演するという話題作です。

タイトルにもある「ガーデン」に、脚本を書いた倉本氏は、三途の川を渡るところの向こう側に見える花園、という意味合いをこめ、どうやってそこへ行き着くのか ―、 つまりどう最期の時を迎えるのか、ということを描くことで、”ひとりの人間が死んでいく”ということについて向き合った作品だと語っています。

　また主人公が麻酔科医という設定には、痛みを取り除く専門家である医師が、自分が末期癌だということになったとき、どう自分を死に向かわせるんだろうか、という発想からだと言います。病や死の痛みを取り、緩和する立場で他人の死に向き合ってきた主人公が、自分の死を目前にしたとき、恐れと生きたいという気持ちとが彼の中でどういう状態になるのだろうか...。

前2作品に続き、主人公の暮らす家や喫茶店など物語の舞台となる場所を富良野に実際に建設、二年がかりで造成した広大なブリティッシュガーデンという大掛かりなセットと、ドラマの設定や登場人物が違和感なく風景に溶け込む空気感を作り出すことで、ストーリーにも映像にも、生き生きとしたリアリティを追究。今作では、春から秋を中心にした富良野の西側、芦別岳の壮大な背景。主人公の家族が育てるこのガーデンには、計365種類の花が季節ごとに咲き乱れ、その美しい癒しの風景はドラマの見どころのひとつです。

『北の国から』（〜’02）、『優しい時間』（’05）に続く“富良野三部作・最終章”、いよいよスタートです。

※参考リンク
●フジテレビ　ドラマ「風のガーデン」オフィシャルサイト